ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

10/09/23 さい芸回廊で亀治郎と遭遇!贔屓度アップ!!

2010-09-24 23:27:29 | 観劇

ひと雨ごとに気温が下がり、急速に秋めいてきた。秋分の日の23日、さいたま芸術劇場にゴールドシアター公演「聖地」を観に自転車でかけつける。
いつものことだが、ぎりぎりで劇場に到着。雨模様の日は回廊側のスペースに止めて駐輪。ここはキャスト・スタッフさんもバイクを停めていたりする(清家さんに遭遇したこともあり)。
ガラスの回廊に入ってすぐ右手に事務室があり、左手には稽古場が並んでいる。稽古場の扉が開いていて中が見えた。これは来月のオールメールシェイクスピア「じゃじゃ馬馴らし」の稽古現場だ!あれに見えるは亀ちゃんじゃないか?!稽古とはいえ裾の広がったドレス姿にすっぴん(髭はなし)のギャップがたまらない!!

稽古の休憩時間らしく、廊下に出てくる~。小劇場に向かう私と並んだ~。こ、これは声をかけるしかない!
私「亀治郎さん?」
亀「はい」
私「来月ちゃんと観に来ますから」
亀「ありがとう」
私「よろしくお願いしま~す」
亀ちゃんはさっさと先に行く。呆然とする私・・・・・それにしても何をよろしくお願いしたのだろう?意味不明な言動をとってしまった・・・・・。なんて、小柄な細身のお身体なんでしょ。カ、カワイイ~。
ギリギリの到着で逆に運がよかったと思いつつ、小劇場で「聖地」観劇。

終演後ももしやと回廊を通ってみると・・・・・。うわーっ、稽古終了のタイミングで稽古場の扉がまた開いている~。子役ちゃんから差し入れをもらって「ありがとうっ」って答える声は、「風林火山」の晴信さまの若殿時代の高い二枚目声!
黒いカーゴパンツに灰色のTシャツ姿に灰色のキャップを被り、傘はさして早足で劇場を去っていく亀ちゃん。車に乗る気配がないぞ!

駅に向かうのであれば自転車で追いつけるはず。駐輪場で雨ざらしの自転車をタオルで拭いて小雨の中を傘もささずに発信。
服装の亀ちゃんを探す、探す。「聖地」観劇後のお客さんたちがグループごとにしゃべりながら群れをなして歩いていく中を縫って、驚異の早足で歩いていく普通のお兄さん姿の亀ちゃん。誰も来月の主役が歩いてるって気がつかないのに感心至極。
しっかりとマークしてから私はタオルで雨を拭いて傘をさすが、その間にもうわ~っ、与野本町方面へ十字路を左折してしまったぞ。
その歩道にはお客さんたちもいないし、単身進む亀ちゃんの隣に近づく私。ストーカーチックじゃないかと躊躇ってはみたものの、自転車をとめて傘(赤いヤツ)の中からせっかくだからとお声をかける。
私「亀治郎さんですよね?」
亀「えっ?」(誰も気が付いていないという確信をもっていて予想外の驚きで立ち止まる)
私「先ほどお声をかけた者です。あの、握手してもらっていいですか?」(ずーずーしく右手を差し出す)
亀「ハイ」(と手を握ってくれる)
私「有難うございます・・・・・・」(感極まる)
駅へ向かう亀ちゃんを見送るも、舞い上がってそっちの世界の住人となっている。

「亀ちゃん、亀ちゃん、あなたはどうして亀ちゃんなの・・・・・・」
その可愛さにノックアウトされた。カッコイイという感じじゃなくて、やっぱりカワイイ~。氷川きよしやジャニーズを追いかけるおばさんたちの気持ちが一気にわかってしまった!
1ヵ月遅れにはなったが8月の「亀治郎の会」の記事アップを続けていたタイミングでの遭遇に感無量。「四の切」 「上州土産百両首」

そして翌朝のNHKの「アサイチ」のプレミアムトーク。「ゲストは市川亀治郎さんです」って、うわーっノーチェックだったよ。VネックTシャツにストールを巻いて上にまた軽くはおったカジュアルな姿。昨日の雰囲気の延長だ。
昨日観たような稽古場風景も映し出されている。「亀治郎の会」の黄色いプログラムの「亀治郎かく語りき」のページが大写しになっている~。

早番なので最後まで見れないのでしっかり録画をしかけて出勤。
コクーン歌舞伎「四谷怪談」の北番を平日昼の部で観て、楽屋口に行ってみたら勘三郎に遭遇し、翌朝のNHK「生活ほっとモーニング」に出演しているのを観ることになったタイミングと同じだぁと感心してしまう。勘三郎贔屓と同様に亀治郎贔屓にもなってしまったので、これも運命かもしれないなぁ(笑)

来月は娘と一緒に「じゃじゃ馬慣らし」を観るが、実に実に楽しみになってきた。


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4 コメント

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亀ちゃんて・・・。 (かずりん)
2010-09-25 17:47:53
・・・亀ちゃん、とってもステキだな・・と名古屋の公演を
観てから感じていたのですが
きゃ~!握手までしてくださったんですか?
愛想いいんだ?!
かわいいんだ!?
それにしても、ぴかちゅうさん・・・
遭遇率高いですよね~~!
亀ちゃんを、別の人に置き換えて読ませていただいちゃった
ぴかちゅうブログ不孝モノな私・・(笑)
(もちろん一度目は亀ちゃんモードで読ませていただきましたがっ!)
・・・・マジ凄すぎるっ!
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★かずりん様 (ぴかちゅう)
2010-09-26 03:10:55
>亀ちゃんを、別の人に置き換えて読ませていただいちゃった......いいですよ、無問題!
5月の名古屋の「男の花道」を観ればよかったと後悔しきりです。
勘三郎つながりで「表に出ろいっ!」も記事アップしました(^_^)/~
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Unknown (hitomi)
2010-10-03 22:15:21
握手まで、よかったですね。東京はそんなチャンスも多いでしょう。元四季の鈴木さん(芥川さんの厚い胸が印象的でした。)まだ四季にいた頃のテンガロンハットの沢木さん、玉三郎の阿古屋松竹座公演で右近さんに会ったぐらいです。サラブライトマンだけは握手してもらいました。
「稽古とはいえ裾の広がったドレス姿にすっぴん(髭はなし)のギャップがたまらない!!」でしたね、テレビで拝見。中日劇場のスーパー歌舞伎で本水かぶっていた姿が忘れられません。今回のさるのすけフォローでますます好きになりました。
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★hitomiさま (ぴかちゅう)
2010-10-06 01:37:26
握手させていただいたご贔屓さん、けっこういらっしゃいます。あまりものおじしない性格なのです(^^ゞ
ツーショットをお願いした方もけっこういるのですが、後から写真を見ると自分が情けないのであまり見たくないというか複雑な心持です。でも、やっぱり素直にお願いしちゃいます(笑)
亀ちゃん、知性がきらめいてますよね。私、知的な人に弱いんですよ。感性はよくても頭が悪そうな人はいくら舞台がよくても好きにはなれません。でも歴史的にチェックをしないといけないと思う役者はしっかり観ます。このへん、好き嫌いなくいこうと思います。
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