ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

07/02/01 こまつ座の観劇会で井上芳雄くんと遭遇

2007-02-02 23:58:32 | 観劇

私が幹事となって職場で希望者を募り、こまつ座の新作「私はだれでしょう」の観劇会を2/1夜の部で開催。労組女性部のグループを中心に声をかけ、約一週間で9名が集まった。仕事帰りに新宿南口サザンシアターだったので気軽にきてもらえるのがいい。
今回の公演は1/14初日の予定が2回も延期になった。台本がアップしたのが16日だったので後半部分の仕上がりが不十分ということで20~21日の土日公演をつぶして22日開幕となった。初日が開いたのを確認してから声をかけることにしたわけだ。

「何か口に入れておかないとお腹がすいちゃうんじゃないかな」ときかれて、「初日が遅れたということはそんなに長い芝居じゃないんじゃないかな」と答えてしまって大失敗!
会場で貼紙で夜6:30開演、15分の休憩をはさんで9:50までということを知って愕然とした。ごめんなさ~いm(_ _)m自販機でソフトドリンクを飲むくらいで我慢我慢。
開演直前、横通路と縦の通路のちょうど角になる客席で井上芳雄くんを発見。しばらく何と話しかけるかを頭の中で考える。その上でしっかりと声をかけて握手をしてもらってしまった!!
「井上芳雄さんですよね」
「ハイ」
「ルドルフをされている時から観ています。蜷川さんの「ハムレット」も観てますよ。どんどん勉強されていてお芝居もうまくなっていらっしゃって嬉しいです」
「ええ」(照れた感じ)
「松竹のサイトで「もとの黙阿弥」の初日の感想をアップされていたのも読みましたよ」
「えっ?あぁあぁ」(記憶をたぐる感じ?)
「今回もこちらにきていただいていて嬉しいです。これからのご活躍を祈ってます」とサッと手を出して握手へ~。

ワー、強引?押しが強い?ずーずーしいオバサンのマイペース?
こういうところではものおじしないのが私の性格。昨年のコクーン歌舞伎で出待ちして勘三郎丈と握手させていただいた時もいろいろしゃべってしまったくらいだし。ただ勘三郎丈の時はもっと舞い上がっていたなぁ。相手が若い役者さんだとこちらにも少し年長者の余裕があるわけだ。だてにチケット代を注ぎこんで気になる役者の定点チェックしてるんじゃない。失礼にならないようにだけ気をつけて、言いたいことは言わせていただいてしまう。
そして「頑張ってください」という一言も言わないようにしている。出待ちの声かけの定番だと思うのだが、皆さん頑張っているのは当たり前。だからどんな言葉がいいかを何年もずっと考えてきて、たどりついた結論は。→「これからのご活躍を祈ってます」というような言葉で締めくくる。

変なおばさんで井上くんも驚いたかもしれないが、これからも頑張って欲しい若手のひとりだ。

さてさて、観劇してみると.....。これまで「太鼓たたいて笛ふいて」が一番好きだったが、今回の作品は並んでしまったというか、超えてしまった感じ。これは初日を遅らせてでもここまで書かないといられなかったんだろうなぁと納得の内容だった。その内容はあらためて書くことにしよう。

終演後、5人が10:30ラストオーダーの店を見つけてご飯を食べて帰った。いいお芝居を観てお腹をすかせて帰るのは悲しいのでよかったよかった。