Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

『指揮者:飯坂純』論(No.1701)

2009-11-02 23:42:02 | 指揮者 : 飯坂純
 昨日「指揮者論」を書いていて違和感があった。夢中で書いている時は全く気付かなかったのだが

私高本が「個別の指揮者論」を書くのは初めて!

だからの様子。「ピアニスト論」は数えられないほど多く書いているのだが、指揮者論は初か!
 正直、ピアニストの方が興味がある。しかし、飯坂純 だけは書かないではいられない衝動が「心の内側」から突き上げて来る。こうなってしまうと止められないんだよね。
 本当は「シューベルトのプログラムノート」を書くための資料読みの時間だったハズなんだが(爆


 昨日号で

飯坂純は、オペレッタ「シャブリエ : エトワール」を完全に掌握していた!


と書いた。この意味を少し噛み砕いて書く。

  1. シャブリエ「エトワール」の詳細を、微に入り細に入り掌握している

  2. 「シャブリエのオペレッタ(またはオペラを含む)」を掌握している

  3. 「シャブリエの音楽全般」を掌握している

  4. 「オペラ音楽」のツボを心得ており実践できる

  5. 初演当時の「音楽情景」について理解が深い

  6. 今回の演出と意思疎通が密に出来ている

  7. 歌手陣の長所短所を(最低限上演曲目については)把握できている

  8. オケと合唱団の長所短所を把握できている


が全て「十全に」為されたと言うことである。書くのは簡単だが、実践は極めて難しいことばかりである。大半の指揮者は、これが実行できない。

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