Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

「佐伯周子のD840」と「大原亜子のD845」を聴いて(No.1550)

2008-05-04 22:35:21 | 作曲家・シューベルト(1797-1828
本日から、フランツ・シューベルト・ソサエティの 『ニッセイプラザ・ラ・フォル・ジュルネ 無料ミニコンサート』が開始された。トップバッター = 佐伯周子。いきなり「立ち見続出」になったが、「佐伯周子人気」だけではなく、次の「大原亜子」にバトンタッチしても「立ち見が出る満員御礼」が終日続いたことにはご来場の皆様に感謝するばかりである。


 本日のコンサートは全部聴いた。全て素晴らしい演奏だった。佐伯周子も良かったし、大原亜子も良かった。

・・・で、標題の両曲を聴いての感想がある。



D840 と D845 は「小節数」は大差ないが「時間的規模」が D840 の方が約1.3倍近く大きい可能性が高い


である。
 単純に「テンポ設定」の問題であろう。
  • D845 → 第3楽章&第4楽章は速い → 大原亜子の演奏ではっきり確認できた
  • D840 → 第3楽章も第4楽章も「中庸」 → 佐伯周子の演奏ではっきり確認できた

である。「瓜二つの姉妹作品」と呼ばれる2曲だが、「1日の内にナマで聴く」と相当に違う感触がある。産まれて初めての体験。

  1. 佐伯周子
  2. 大原亜子
  3. フランツ・シューベルト・ソサエティ

に感謝するばかりである。
 尚、ここだけの話だが、「明日5/5」の 13:00の部 が最も面白いプログラムかも知れない。D943 と D965 を1日に聴けるのは、ここ30年の東京で初めて!
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