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シューベルトピアノソナタ第2番D279第2稿第3楽章D277Aの魅力(No.2638)

2023-02-24 23:54:49 | 作曲家・シューベルト(1797-1828
シューベルトピアノソナタ第17番D850 以降のソナタ楽曲 = ピアノソナタ第17番D850、交響曲第8番D944、弦楽四重奏曲第15番D887、ピアノソナタ第18番D894、ピアノ3重奏曲変ホ長調D929、ピアノ3重奏曲変ロ長調D897、弦楽5重奏曲D956、ピアノソナタ第19番D958、ピアノソナタ第20番D959、ピアノソナタ第21番D960 を熟知している人ならば

シューベルト後期ソナタ楽曲スケルツォ楽章のトリオは「テンポを落として、スケルツォ主部のリズム最優先と対比を際立たせる歌謡性」


が顕著。この特徴の発端 = D277A なのである。
ピアノソナタ第2番改訂稿 = D279/1 + D279/2 + D277A + D346 で最も魅力あるのは、第3楽章!
「シューベルト後期ソナタ楽曲のスケルツォ楽章の魅力」が聴こえて来る。この後、ピアノソナタ第17番D850 まで、この手法を再現しなかった。(メヌエット楽章 or スケルツォ楽章無し楽曲も多かった!)
ピアノソナタ第17番D850 で再度表現後は、全ての「ソナタ楽曲スケルツォ楽章」で再現した。おそらくピアノソナタ第2番D279第2稿 =最終稿メヌエットD277A を思い起こしていたことだろう、D850第3楽章作曲時。
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