Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

ディアパソン183 は非カワイ設計(No.2694)

2023-05-22 22:50:51 | グランドピアノの買い方・選び方
ボストンピアノはスタインウェイ設計であり、極めて優れている。実はカワイ製造ピアノで、「非カワイ設計」ピアノが1機種「だけ」ある。

ディアパソン183 は、大橋幡岩設計


大橋幡岩が「ヤマハG3 を越すを目指し、成功したピアノ」である。

  1. G3 と同じくアメリカピアノ
  2. G3 と同じか以上のアクション採用(C3 では無いので注意!)
  3. G3 以上の レンナーハンマー
  4. G3 以上の自然乾燥年数
  5. G3 以上に狂いが少ない1本張り弦

「ベヒシュタイン風」と自称したが、これは「無理には音量を追求しない」を意味している、と思う。ほぼ同寸法の スタインウェイA(188)ほどは鳴らない、を意識しての命名。
良いピアノである。


ディアパソン166は、カワイ設計ピアノであり、大橋幡岩は関与していない。

ディアパソン166 は、カワイ GX-1 と同じフレーム&リム を使用するカワイ設計


アクションは、183 を縮めただけ。ハンマーは 183 と同質。弦は普通の折り返し張り。「弾き難い奥行き短いピアノ」である。カワイGX-1よりは良いが。
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