Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

佐伯周子のシューベルトの魅力(No.1569)

2008-07-27 21:12:36 | ピアニスト・佐伯周子
 「佐伯周子のシューベルト」はデビュー時から驚かされた(爆

1.「楽興の時」の第3番と第6番がパッとしない演奏だったのに
2.ピアノソナタ第15番「レリーク」の補筆完成版は素晴らしかった!

だからだ。楽譜を見る限りでは、「レリーク」の方が10倍以上難しいように見えたのだった。


 第2回も

1.嬰ハ短調ソナタ断片 = D655 は簡単で
2.ピアノソナタ第14番イ短調 D784 は難しい

ように見えたが、演奏は全く逆で「D784 は ブレンデルを越える超名演」でありながら、D655 は全くフツーの演奏、だった。何なの?


 第3回もすごかった。

1.「幻想ソナタ」D894 がメチャメチャ良かったので、後半を大いに期待したら
2.「さすらい人幻想曲」D760 は音抜けが多かった

が実績。とても素晴らしいピアニストなのだが、「先が読めない」タイプ。今回もどの曲が良い演奏なのか?
 練習段階では全4曲が全て良い。これが「東京文化会館のベーゼンドルファーインペリアル」で万全に響くことを祈るばかりである。
コメント
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