宮崎駿監督が引退宣言。
する前に観てきた、(多分)最後の長編宮崎アニメ。
見終わって感じていたのは。
あぁ、美しい映画だったなぁ。
だった。
ややこしくて恐縮ですが、
別にアニメの映像、色画が美しい、というのではなくて描かれている世界が、二郎に見えているその美しい景色を見せた映画だなと。
もう一つは
背筋のピンと伸びた映画だなと。
ほとんどの登場人物の姿勢がとても良い感じがするのだ。もちろん、それは姿勢だけじゃなくて言葉遣いとか、性格的なものとか含めて。語弊を恐れずに言えば、みんなとても優等生な感じだな。
それがいいのか悪いのか、意見はわかれるだろうけど、それも一つの要素としてこの映画、儂は美しい映画だな、と思ったのだ。
儂敵には嫌な気はしなかった。いや、むしろ腑に落ちる感じ。
勿論、ジブリに対しての贔屓目はあるかもしれないけれど。
男のロマン。
と言ったらいいのか。
いや、この表現も誤解されそうだな。誤解されそうだけど、この言葉が一番しっくりする気がする。
戦争の問題とか、戦闘機を作る事についての倫理だとか、結核で死に行く妻の描き方とか、それに対する主人公(男)の鈍感さとか、タバコの事とか(苦笑)。ぶっちゃけ、儂にとってそんなんどうでもいい、この映画については。。。 というと怒られそうなので、そういう事を話題にしたい人はすればいい、儂はそれを妨げる気はないし、やめろとも言わない。っつーか、そもそも儂はそういう問題について人一倍五月蝿い人間なんだからねっ(多分)。
この映画について、そういう問題を取り上げて語る事を心の中では野暮だな、とは思っているかもしれないけど、大丈夫、口に出さないから♪(優しいな、儂)
そういう事は、もちろん言えるんだけど、むしろそういう問題点がある事を含有しているからこそ、男のロマンになると思うのだ。
わー、誤解を招けと言わんばかりの書き方だな(苦笑)
勿論、儂はそんな主人公を肯定しようとは思わないし、今の価値観ではかれるものではない。
そういうものとはかけ離れた(しかし、実はあこがれだったりする)世界がこの映画の中にはあるのだと。
映画が映画である所以であると言ってしまったらズルいかな。
こないだ「紅の豚」もテレビでやっていたらしい。
そういえば、20年前に紅の豚を観た時、何が良いのかさっぱり分からなかった。
どんなストーリーだったかぼんやりしか覚えていないからあまり断言できないけれど、あの映画で描いていたのは、風立ちぬと同じロマンスだったのかもしれない。
あの頃はまだ若かったからなぁ。。。
ひとつだけ、どうしても我慢がならなかったところは。。。声の出演。
宮崎映画観る度に言っている気がするけれど、なんでこう声優さんじゃない人を大事な役所に付けちゃうんだろう。ま、いろいろあるんだろうけれどもさ。
しかし、今回は主人公だよ。クレジット確認したら庵野秀明さん。うーん、意図はあるんだろうけど、ハタチそこそこであの声はなかなか感情移入難しいぞ。
残念ながら、儂は堀辰雄も読んでなければ堀越二郎の事もあまり知らなかった。
知っていればもっと深い読み方ができたのかな。
そして、
宮崎駿監督が引退宣言をした。
あぁ、最後に美しいロマンチックな映画を作ったんだな。と、思った。
雑音のない美しいロマンチックな自分が撮りたい映画を作ったのだろう、最後の最後に。
こんどの引退宣言は本物かもしれない、と思った。
する前に観てきた、(多分)最後の長編宮崎アニメ。
見終わって感じていたのは。
あぁ、美しい映画だったなぁ。
だった。
ややこしくて恐縮ですが、
別にアニメの映像、色画が美しい、というのではなくて描かれている世界が、二郎に見えているその美しい景色を見せた映画だなと。
もう一つは
背筋のピンと伸びた映画だなと。
ほとんどの登場人物の姿勢がとても良い感じがするのだ。もちろん、それは姿勢だけじゃなくて言葉遣いとか、性格的なものとか含めて。語弊を恐れずに言えば、みんなとても優等生な感じだな。
それがいいのか悪いのか、意見はわかれるだろうけど、それも一つの要素としてこの映画、儂は美しい映画だな、と思ったのだ。
儂敵には嫌な気はしなかった。いや、むしろ腑に落ちる感じ。
勿論、ジブリに対しての贔屓目はあるかもしれないけれど。
男のロマン。
と言ったらいいのか。
いや、この表現も誤解されそうだな。誤解されそうだけど、この言葉が一番しっくりする気がする。
戦争の問題とか、戦闘機を作る事についての倫理だとか、結核で死に行く妻の描き方とか、それに対する主人公(男)の鈍感さとか、タバコの事とか(苦笑)。ぶっちゃけ、儂にとってそんなんどうでもいい、この映画については。。。 というと怒られそうなので、そういう事を話題にしたい人はすればいい、儂はそれを妨げる気はないし、やめろとも言わない。っつーか、そもそも儂はそういう問題について人一倍五月蝿い人間なんだからねっ(多分)。
この映画について、そういう問題を取り上げて語る事を心の中では野暮だな、とは思っているかもしれないけど、大丈夫、口に出さないから♪(優しいな、儂)
そういう事は、もちろん言えるんだけど、むしろそういう問題点がある事を含有しているからこそ、男のロマンになると思うのだ。
わー、誤解を招けと言わんばかりの書き方だな(苦笑)
勿論、儂はそんな主人公を肯定しようとは思わないし、今の価値観ではかれるものではない。
そういうものとはかけ離れた(しかし、実はあこがれだったりする)世界がこの映画の中にはあるのだと。
映画が映画である所以であると言ってしまったらズルいかな。
こないだ「紅の豚」もテレビでやっていたらしい。
そういえば、20年前に紅の豚を観た時、何が良いのかさっぱり分からなかった。
どんなストーリーだったかぼんやりしか覚えていないからあまり断言できないけれど、あの映画で描いていたのは、風立ちぬと同じロマンスだったのかもしれない。
あの頃はまだ若かったからなぁ。。。
ひとつだけ、どうしても我慢がならなかったところは。。。声の出演。
宮崎映画観る度に言っている気がするけれど、なんでこう声優さんじゃない人を大事な役所に付けちゃうんだろう。ま、いろいろあるんだろうけれどもさ。
しかし、今回は主人公だよ。クレジット確認したら庵野秀明さん。うーん、意図はあるんだろうけど、ハタチそこそこであの声はなかなか感情移入難しいぞ。
残念ながら、儂は堀辰雄も読んでなければ堀越二郎の事もあまり知らなかった。
知っていればもっと深い読み方ができたのかな。
そして、
宮崎駿監督が引退宣言をした。
あぁ、最後に美しいロマンチックな映画を作ったんだな。と、思った。
雑音のない美しいロマンチックな自分が撮りたい映画を作ったのだろう、最後の最後に。
こんどの引退宣言は本物かもしれない、と思った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます