ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

OTODAMA'23〜音泉魂〜 @ 泉大津フェニックス

2023-05-03 15:24:57 | ライブレポ
9年ぶりらしい。
このブログを遡ると、9年前のOTODAMAの記事が出てきた。
ふむ。そんなに行っていなかったのか。

ここ3年はコロナでライブ自体なかなかいけなかったしなー。

というわけで久しぶりのフェスです!!!
(って、ここまで書いて思い出した。去年行った京都大作戦のレポ書いてないぞ!<書きました🙇)

参加を決めたのは一週間ほど前。
それでもチケットが取れる。素晴らしき哉OTODAMA。
前さんも言っていたけど、一番好きなフェスはOTODAMAですにゃ。間違いない。

そういえば、毎年9月開催だったのに、いつの間に5月になったん!?
え、今年から?あぁ、そうですか(*´ω`*)。
2日間あるけれど、なんやかんやで1日目だけ参加。

そんなわけで、
スカパラ好きの友人に声をかけたところ、友人も夫婦で参戦決定。
車便乗で行けることに。素晴らしき哉友人♪

朝、7時半頃。お迎えに来ていただき、一路目指すはいざ泉大津。
渋滞もなく、駐車場オープン前に到着。素晴らしき哉高速🚗


入口!


お馴染みの幟!!


そして入浴心得!!!

しかしだ。
今回の出演者を見るにつけ思う。
若いバンド、音源どころから名前も聞いた事がない。。。

「いやいやいや、名前くらいは聞いたことあるでしょう?」
「いや、全く。全くない。。。」

なるほど、ライブハウスから遠ざかるという事はそういうことなのか。ふむ。
駐車場待ちの間に各バンドの音源をさわりだけちょこっと聞いてみたけど。。。一曲の印象だけではやっぱりなかなかね。
そんなわけで、前知識はほぼバンド名とOTODAMAのHPにあったアー写だけという、なんともオトロシイ状態。

というわけで、開場。
大浴場のPA後ろに陣取る。
早速露天風呂に。のっけから聞ける幸せ。


・帝国喫茶(露天)
もちろん全然知らない。(←失礼な!)
「帝国」という名前からなんだかゴリゴリしたのを予想していたけれど、一曲目二曲目くらいまでの印象はむしろフォーキー。「帝国」感ゼロ。
(っつーか、何だ?帝国感って?キノコ帝国みたいなヤツか?←それもだいぶ違う)
素直な感じのボーカルは好感が持てるし、悪くないなー、と思っていたけど後半ボーカルが壊れる(笑)
まぁ、演出なんだけど(って言ったら身もふたもないな)、なんかちょっと頑張った感があった。
一番風呂だからね。頑張るのも好感が持てる。
若いって良いよね。
(うるさいよ、じーさん)

・怒髪天(大浴場)
いやーもう嬉しくて嬉しくて三三七拍子しながらニヤニヤが止まらん。
酒燃料爆進曲で手を振りながら、あーコレコレ!って思っている。
半分は多分比較的新しい曲やったんかな?知らない曲だったけれど、でもそれなのにエンターテイメントでそれでいてとんがってるの。メッセージ性もちゃんとあって。さすがだなアニキ、ベテランの貫禄?
かっちょいいとはこのことである。

次に控えていたのは「KALMA」と「ルサンチマン」
バンド名対決、なかなかなものがある。
で、山を張って片一方聞きに行ったのだけれど、、、お腹が空いたのでお昼にしました。
(あ、なんやそれ?!)

オレンジスパイニクラブもご飯食べながらまったり聴く。
若いね、うん。
(そればっか)

で、ご飯食べた後露天風呂のヤユヨをちょっと聞いて(想像していたのとだいぶ違った)から、源泉へ。グレート前川さんのDJ。トバしてました。

・ハナレグミ(大浴場)
あんだけスーパーバタードッグ聞いていたのにハナレグミは全く追いかけていない儂。
別に永積さんが嫌いなわけではなく(むしろ好き)、なんか知らんけれど、積極的に聞こうというモチベーションが上がらないんだな。バタ犬とは全然違うものなんだけれど、どこかでバタ犬的なものを期待している感じがしちゃうのかな?知らんけど。
というわけで、曲は全く知らないけれど、でもちゃんと知ってる、わかるこのまったり空気感。楽しい。馴染む。
「オリビアを聴きながら」は全くの別曲。

・ネクライトーキー(露天)
めっちゃポップ!これは楽しい!
ネクライとかいうから根っから暗いのか?と思ったらてんで明るい。
楽曲の自由奔放な展開とかボーカルの極端に高い声で突っ走る感とかキーボードのピコピコ感とか全体に漂うふざけている感、、、いや失礼、楽しんでいる感とか、ひっくるめてこれはもっと聞いていたい、って感じ。いいねいいねいいね。うん。
今日、1番のお気に入り。

・東京スカパラダイスオーケストラ(大浴場)
儂的メインディッシュ。
いきなり「Glorious」。にゃー!初っ端から飛ばす、めっちゃ踊らすやん。フルスロットル。おじいちゃん1曲目から息あがるっちゅーねん。
が、人が多すぎるので後ろに下がって。。。みたもののまだ人が多い(苦笑)。2曲目の「YOU DON'T KNOW(WHAT SKA IS)」聴きながら、ステージ向かって左側に移動。お誂え向きのスペースがあるやん!心地よく踊る。
その後のセットリストはこんな感じ。曲順違うかもだけど。
「STORM RIDER」
「Call from Rio」
「Down Beat Stomp」
「SKA ME CRAZY」
「追い越していく星」
「美しく燃える森」
「Paradise Has No Border」
「¡Dale Dale! 」
新曲はナーゴがボーカル。ツレ曰くナーゴのボーカルはちょっと。。。だそうな。儂はそれはそれで良いと思うけどな。
儂的にはParadise Has No BorderでのGAMOさんこっちこっちコーナーはいらんかな。盛り上がるからしゃーないんやろうけれど。
で、スペシャルゲストである。民生さんの美しく燃える森、気持ちええ。欲を言えば、もう一人スペシャルゲストで永積くんとかね、期待したんだけどね。フェスの時間枠では限界があるな。まぁ、民生さんのスライドホイッスルソロはなかなか良かった。
で、ラストはBirthdayのチバさんがゲストで歌っていた¡Dale Dale! と。ひょっとしたら、これもゲストボーカル予定だったんだろうか?
にしてもだ、このタイミングでこの曲で〆るの。必然というかなんというか。しかも歌詞が、、、誰でも歌えちゃう(苦笑)。もうどうしようもないよね、その場にいるみんながチバさんの事を想わずにはいられなくなる。

・クジラ夜の街(源泉)
何よりも名前がナゾ。ナゾすぎて気になって聴きに行く。
「ファンタジーを作り出すバンド、クジラ夜の街です!」
ほう、そうですか。いや、このコンセプト感、嫌いじゃない。曲の感じもそんなに嫌いじゃない。でも、楽曲のバリエーションはどうかな?もっと幅広く演出されたものを期待しちゃうのだけれど、それは欲張りというものか。

・奥田民生(大浴場)
儂的には「快楽ギター」が聴けてそれだけで満足。

・フラワーカンパニーズ(露天)
Birthdayの代わりと目されているフラカン(ブログでは否定)。
っていうか、実は最初から出る予定だったんじゃないの?と思っている儂。だって、OTODAMAだもの。だってフラカンだもの。だって前さんの一番好きなフェスなんだもの。
(儂も一番好きやでー!他のフェスにはほとんど行ったことがないけれど😛)
ほー、そうか。「Eeyo」はそういう曲だったのね。なるなる。であと何やったっけ。
「NUDE CORE R&R」
「涙よりはやく走れ」
「深夜高速」
「終わらないツアー」
「恋をしましょう」
「真冬の盆踊り」
かな。
深夜高速がフラカンの曲だとは知らなかったというツレ。まぁ、そんな事もある。
相変わらずラストは盆踊り。冬でもないのに盆踊り。フェスだからね、お約束だからね、まぁ仕方がない。

・フィッシュマンズ(露天)
トリなので席でゆったり聞く。
フィッシュマンズはスカパラの茂木さんで知ったくらいのもんで、音源も持っていないしあまり聞かないのだけれど、カバーアルバムだけ持っていたりしたので意外と曲は知っている。音源で聴くときには聞き流してしまう楽曲だけど、この場で聞くとめちゃめちゃ踊れてしまうのね。心地よい揺れ。
OTODAMAでは初開催時のトリ、ボガンボユニオンの時とおんなじで、往年のバンドへのリスペクトを込めて複数のアーティストがステージに上がる時の、その気持ちのありかっていうのが会場を埋め尽くしている感じがするんだな。いや、まぁ個人的な感傷だけどね。


コロナの規制緩和があって、声を出せるようになったから声を出していこう、みたいなのがあったりしたけれどやっぱりそこはちょっと気になる。
どうしても、アーテイストも儂らも盛り上がりを重視して、そういうのにのっかりがちなのかもしれないけれど、個人個人の考えや楽しみ方があるので、そういったものにも寛容であってほしいな、と思う。

若いバンド(とそうでないバンド、という分け方も芸がなくて嫌だけど)は若いバンドでがんばってるよなー、ベテランバンドはやっぱり貫禄があるよなー、というのは今回のオジイちゃんの1番の感想。あれ、そういえば中堅バンドはどこですか?

いや、それよりも。。。
トイレの設置数、少なくないですか!?>清水音泉さんっ!

来年は行けるのだろうか?


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