ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

フィッシュストーリー@京都シネマ

2009-03-22 12:56:17 | 映画感想
むふふふ。 ゴレンジャーはね。 本当にいたのですよ☆彡

この日曜日。
参加している一般バンドの活動が終わって家に帰ると、、、、、
ポケットに鍵がない (+o+) なぁ~!おうちに入れませんっ!締め出しでございます(<ばか)。
う゛~、家人が帰る夜10時まで、5時間の暇な時間が出来てしまった(泣)

というわけで、うろうろするにも重い重いトロンボーンのハードケース持って土砂降りの中を徘徊するのもどうかと思われ、辿り着いたのは映画館であります。
#まぁ、それまで本屋とか電気屋とかうろうろしていたけど

さて、

「フィッシュストーリー」は予告編で見て少しは気になっていた映画なのだ。

映画の紹介では
「なんのつながりも無い4つのストーリーが最後に一つに繋がる」
とね。

まぁそうは言うけれども、バラバラに見せるからそう思えるのであって、普通に時代を追って話をすれば全然不思議な話ではないわけだ。
それに、話の繋がりだって穿ってみてしまえば、結局 「あらその程度?」 程度の繋がりだったりするし。
あれだあれ。ブラジルで蝶が羽ばたくとアメリカでトルネードが起きる、ってヤツだ。

なんだ。

要は見せ方であると。

ほんで、この魅せ方がなかなか良い感じだったわけですよ。フィッシュストーリー♪
カッコよく言えばそれが映画の醍醐味なのか! .......... そうなのか?

一つ一つの話自体はとてつもなくチープだったりするんだけれど、出来上がってきたものはなんだか妙にバランスが良い。そんな感じだなー。

細かい所でおかしなところはいくらでもある。
いくら「売れなかった」という設定だったとしてもそんなパンクバンドはやはり早すぎるんじゃない?
とかね。
#でも、少年メリケンサックの荒唐無稽さに比べたらマシか
予言、「いつか世界を救う」って言っていたけど、救ったのは彼の○○が○○の○○になって、たまたま○○でいただけの○○にちょっと○○したかな、つー感じだし。
#これだけ伏せ字にしたらネタバレにはならないな。うん、きっと。

「FISH STORY」とは英語でホラ話の意味なんだって。 へー、そうなんだ。それはしらなかった。
作り話と、妄想を笑いながらでもどこかで「本当にそうなったりなんかして」と考える遊び心。20世紀少年もそんな世界のもう一つの方向性かな。
妄想が現実になるという、ありえないけどふわふわした期待感がこの映画では実現する爽快感がある。

しかし、結局なんの哲学的な意味も無く、とても残念な感じのバンド逆鱗 (をい!) のフィッシュストーリーだけど、この曲なんだかんだ言ってかっこいいわー、と感じてしまう。 おっと、音楽は斉藤和義かぁ。あぁちょっと分かるような気がする。

あと、漠然と森山未来ってなんだかいま一つの印象だったのだけど、おそらく今回はキャラがびたっとあっていたのかも。彼じゃなくちゃダメだったんじゃないかと思わせる演技(なのか素なのか?)。ちょっとゾクゾク来ます<多分ちょっと変です。

ほんでほんで、教祖様。
あー、ホンマにむかつく!(笑)
あのチープな感じのむかつき感がとてもとてもいいのだ<やっぱりちょっと変です。

「焼ソバは焼かなきゃダメだよね」と「うどんは焼いちゃダメだよね」のネタがお気に入り。
#あ、ネタバレしてもーた(汗;)

地球最後の5時間前にはぺヤングソース焼きそばを食べたいな。

#アヒルと鴨のコインロッカーを見ていないことを後悔しています

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