ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

ワタナベフラワー@京都MOJO

2008-02-15 21:49:55 | ライブレポ
スキップカウズ企画のツアー「男たちのメロディアス11」

スキップカウズには悪いけど目当てはワタフラなのだ。
他に出演は「ザ・マスミサイル」と「theFishBird」。うーん、両方ともはじめてだなぁ。。。なんて思っていたけど到着したときにはすでにtheFishBirdは終了していた。

入り口で「次がワタナベフラワーですよー」と言われて慌てて入る。

そして早速ワタフラ登場!

の、前に。
マネージャーの永島さん登場。

「今からワタフラですけど、演奏前にちょっとだけ映像流します~」

と言うが早いか前から座り始めるお客さん。空気読める。偉いねぇ。

ほんで、その映像始まる。10からカウントダウン、9・8・7・6・5・4・5・6・7.....ってそんなベタかいっ!

というわけでセットリスト
「元気がE」
「ゴーゴーレッツエンジョイサマー」
「僕の恋人」
「インスタントコーヒー」
「恋のジェットコースターロマンス」
「わーい」

短めだけど、今のワタフラが出せる良さをぎゅっと分かりやすくしたようなセットリストだな。っていう感じです。
何故冬なのにゴーゴーレッツエンジョイサマー?という疑問もありますが。

クマちゃんの声の調子がよくない。
その後のマスミサイルボーカルさんとスキップカウズのイマヤスさんの話を総合すれば、ひたすら楽屋で喋り倒していたらしい。声枯らすまでおしゃべりせんでも。。。っていうか、ワタフラ4日連続ライブー!とか言ってるその真っ最中なんだからちょっとは自重したほうがいいんではないかい?
今回の新兵器はスーパーマリオの効果音。
ピコーン! コインコイン!

一生懸命テレビやジョイサウンドに出ている事をアピール。ちょっとかわいい。
大丈夫、キモくないですよー。みんな好きですよー(多分、、、)

最後には「わーい」で京都の奇跡。
スキップカウズに感化されたか?

で次に登場したのが
「ザ・マスミサイル」
パンクだけど、CDのジャケとかが微妙にかわいいよなぁ、というイメージだけのバンド。

出てきて一曲目。うっわー、このバンド、ヤサグレ系か?ボーカルの感じちょっと苦手かも。。。と思うが2曲目3曲目と聴き進むうちにイメージが変わる。
熱い。このバンド熱いわ。どんどん聞き入ってしまう。しかもボーカルやさぐれたようなだみ声で歌うが、実はこの人歌上手だ、っていうか、声のコントロールの出来る人だ。ボーカルさんが言うには毎回その時の気分でちがうライブをするという、今日はちょっとしっとりとした感じになったけど。。。 確かに今日は聞かせる感じのライブだったのかもしれない。ということはまだ引き出しがあるという事でもある。ちょっと気になる、気にしてみよう。

ほんで、今回のイベントの主
「スキップカウズ」
スキップカウズはなんだろう。 個人的には嫌いではないけど、そう好きでもない。エンターテイメントではあるけれど突き放した感じが強い。
客に迎合することなくまくし立てるこのバンドの開き直ったスタンスは、アウェイに立ち向かうスタイルなのではないか。そう考えると判らなくも無いな、この感じ。
スキンシップタイムではほぼ全員の客に対して「よしよし」えっ!抱きつかれましたけど(ポッ)
途中でイマヤスさんにステージに呼ばれたクマちゃんがいじられる。なんだかフツーに高校のクラブで先輩と後輩がじゃれあっているようで笑えた。

スキップカウズがコミカル路線という意味でワタフラと重なるとして、同じ系譜の中でやはり格上なのには、安定した演奏という要素がある。ワタフラはまだまだ勢い中心でテンションは常に高くてもライブの出来のクオリティに、日による違いがありすぎるのだ。

今回はワタフラ、スキップカウズのツアー何箇所かに一緒に廻ると言う。
千葉でラジオをやっている縁でなんどか共演しているみたいだけど、これを機にスキップカウズのいいところを吸収して(良くないところは吸収しないで)成長するなら嬉しいですね。

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