パンダ イン・マイ・ライフ

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音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

チャイコフスキー 1「チャイ1 冬の日の幻想」

2007-12-23 | music/classic/Tchaikovsky
メロディメーカーとして名高いチャイコフスキー。
メロディラインの美しさと管弦の芳醇と激しさは、聴衆を魅了し続ける。
シンフォニー6番の悲愴や4番の激しさ。
テーマが何回も登場ししつこいとの不評もあるが、このしつこさが心地よいこともある。
冬に合うといえば、シンフォニー1番の「冬の日の幻想」であろう。1866年、チャイコが26歳の作品。
1楽章は旅をテーマに列車での冬景色を創造させるし、2楽章のホルンの哀愁を帯びたテーマはこれからのチャイコの飛躍を創造させる。4楽章のロシア民謡風の旋律はすがすがしい。全体を流れる陰鬱感はやはりチャイコの専売特許である。
チャイコといえばカラヤンであろう。70歳、79年のベルリンフィルは録音もよく、シャープで資質の高い演奏はチャイコに合う。44分21秒

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