パンダ イン・マイ・ライフ

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音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

キャロル・キング 「タペストリー」 2

2010-01-10 | music/pops
女心をストレートに。キングのハスキーボイスに乗せて。まずは、A面から。

1.アイ・フィール・ジ・アース・ムーヴ - "I Feel the Earth Move"「空が落ちてくる」 2:58
アルバムのA面。いきなり1曲目からアップテンポのポップスが飛び込んでくる。連打するキングのピアノ。「大地が振るえ、空が落ちてくる。あなたが大好きだから。ベイビー、ダーリン、抑えきれないの」。激しさとコケティシュさが入り混じる快作。キングのピアノとダニー・コーチマーのエレキギターの掛合いが聞きもの。

2.ソー・ファー・アウェイ - "So Far Away" 「去り行く恋人」 3:55
キャロルの力強いピアノの弾き語り。「はるかかなたにあなたは行ってしまった。尋ねてきてくれたらどんなにうれしいか」。せつないラブソング。せつせつと歌い込むキングのハスキーボーカル。ジェイムス・テーラーのアコギとカーティス・エイミーのフルートのエンディングが素敵だ。

3.イッツ・トゥー・レイト - "It's Too Late" (作詞はToni Stern) 「心の炎も消え」 3:53
「もう、遅いの。手遅れなの。2人の仲は・・・。冷めてしまった心」。ボサノバ風のダニー・コーチマーのエレキギター、カーティス・エイミーのソプラノサックスの間奏が曲をよりおしゃれに彩る。

4.ホーム・アゲイン - "Home Again" 「恋の旅路」 2:29
「家に帰りたい。心も体も冷え切ってしまった。あなたと暮らしたい」。一人きりの女心が一途。

5.ビューティフル - "Beautiful" ? 3:08
「朝起きて、笑顔を見せましょう。あなたの力で世界をやさしく包みましょう。そう、あなたは美しい」。キングの人間賛歌。アクション!。そう、やってみるしかないのだ。

6.ウェイ・オーヴァー・ヨンダー - "Way Over Yonder"「幸せな人生」 4:44
信じれば救われる。山の彼方にその場所はある。幸せがそこにある。メリー・クレイトンのバックコーラス、カーティス・エイミーのてテナー・サックスがいやがおうにこのブルースを盛り上げる。

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