光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

秋の光に染まるチョウ

2007-10-14 19:02:05 | 植物・花(秋)
  朝の最低気温は、11℃台まで下がっていた。このまま、晴れが続けば、明日は10℃を割ることもあるが、このあとは曇りで、それはなさそうである。
  ゆっくり気温も上がってきた。のどの痛みも特になく、気にしないほうがいいみたいである。体が弱って、なにかよろしくないウイルスに感染するのは、しかしよくある事で、その一つにインフルエンザ・ウイルスがある。南極などでは、このウイルスがいないから、そうゆう風邪はひかないということを、聞いている。これは、ごもっともな話し。
  ここは南極でもないし、北極圏に近くもない。細菌とか、ウイルスの感染による病気は怖いが、それがうつる可能性が一番高いのが、例えば学校であったり、また通勤通学の電車やバスであったりする。さらにその可能性がより高いと思われるのは、病院である。やっぱり、菌を通さないくらいのマスクは、用意するべきかも知れない。

  ほどほどに歩いていて、それが買い物のため、あるいは純粋に運動のためであっても、なにやら、あちこち目を見張るものがある。花はまー、何度でも見ることが出来そうで、また明日があるが、そこにふらふらと、あるいはふわふわと漂うものがチョウであって、ちょっと残念に思える時も多い。その目的もあって、カメラも密かに持ってぞろぞろと歩いていると、そうゆうときに限って何も表われない。
  こうゆうことを何度も経験する。でも、チョウは、トンボもその可能性があるが、あっちの方へいってしまったと思っていても、またもどってくる時がある。これは、やはりチョウもお腹が減っていると花の蜜の誘惑には勝てないからであろう。チョウにも色々あるが、一番知っているようで、まじまじと見ることのないのが、モンシロチョウであり、モンキチョウであると思う。すぐに逃げてゆく。セセリチョウはよくいる。でも、これは少し小さくそれなりの対策がいる。シジミチョウもそうだ。
  それに比べて、タテハチョウの仲間の、アカタテハ、ヒメアカタテハは、蜜に吸い寄せられると、なかなかその花から離れようとはしない。ゆっくりと観察も出来る。が、タテハチョウにもいろいろな種類があることを知ると、その次を期待する。何だか、これまでに見たことのないタテハチョウの仲間がいる。しかし、それは飛んでいってしまった。しかしそのチョウも必ず帰って来る。どうも、何かにとり付かれたようになって来た。でも、実際は、それほどでもないのだけど。これを書いておかないといけない。

  それでである。やはり、ふわふわチョウは飛んでいる。しかし、そのチョウを見ると、どうも翅がくたびれていて、傷を負っているようにも見える。



  特に、設定を変えているわけでもない。が、なぜか、明暗がはっきりして、また光の色もまだ日中だというのに、ロウソクのような、違うかな、かぼそさもある。でも、実際は普通に明るい。
  セイタカアワダチソウに止まっているチョウ。その翅の色は、秋の落ち葉そっくりである。



  もう一羽いた。これを見ると、どうも、かなりの雨風に耐えて、翅がぼろぼろ落ちている、成蝶の最後、あるいは越冬後のチョウのようであるが、これがそうではないようである。
  二匹の蝶の翅に、白い色で”く”の字に見える模様、あるいは紋様があることに気が付く。



  たぶん、二匹のうちの一つと思われる個体。背中の色と模様から、また、白い”く”の字の印から、いつも拝見している昆虫関係のサイトで、これを調べてみると、”キタテハチョウ”が一番近いように思われる。キタテハチョウの、翅の裏側の写真を見るとこのくの字が見えている。

  それにしても、ごくごく普通の秋の、今日の午後のひと時であるが、その光の感触がずいぶんと違って見えてくる。蔓で伸びる、ヒルガオのような花も、またまたコスモスも、それに、さらに少し生長したスイフヨウも、こんなに秋色には染まっていない。セイタカアワダチソウのせいでもあるまい。秋色に染まっている空間としかいいようがないのである。  

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