光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

北斗七星に結果として集中、ほかヘルクレス座、うしかい座の星々

2015-08-15 13:57:05 | 星空・天体・宇宙
  気温、気象台も、このいえの温度計も、30℃を越えている。セミ時雨、いつもと同じ。

  盛夏。朝の涼しさもなくなった。


  きのうの夕方は、まだ雲が多かったか。いまでも、富山での日の入りは6時台後半になる。

  だから6時半でも、お日様は雲がないとピカピカ状態だが、このところ、晩夏の感じがあった。

  きのうの日の入りは、晩夏のようで、夕立がありそうで、雲と太陽の競演はすごかったので

  これを久しぶりに撮った。キヤノンのG1 X Mark IIでも、ピントが出るコントラストがあって

  色合いも、これは本物だろうか疑うほどだが、やはりここではその後の星空の様子となる。


  実際のところ、どんなにお天気がよくても、気温が下がってくると雲が出てくる確率は高い。

  確率といういい方は出来ないか。気温の変化、湿度、ほかに何があるかな。日没そのものが

  影響が大きいかも知れない。きのうもほとんど夜は星空になる可能性はないと思っていたが、

  雲はあるところにはあったが、なかなかいい空になった。これは実に摩訶不思議。


  天気がよくなるのは、普通は西の空から。いつもはお日様を気にしていて、あまりのまぶしさに何かしようと

  いう気にもならない。が、一つは、金星と木星の接近という現象があった。このときは、ただカメラを置く

  だけで、負担はさほどなかった。このときも雲に悩まされたけど。最近はというと、立秋過ぎて、日が落ちた後の

  熱気、これが早めになくなる感じがしてこれからは西の空もありだな、と思うようにもなる。

  もっとも、5日間くらい、空は見ているが、星を撮るというところまではゆかない。それはそれでいいのだけど

  雲ばかりになる、画像が。ほかはというと雑草といえの周りに木と竹。


  それゆえ、きのうこれはなんとかなりそうだなと思うのはよかったが、今ごろというと何が見えているか

  これは撮ってみないとわからず、星座早見盤をひっくり返しても、実際に見えるものはわからないもの

  である。少し憂鬱感も出る。ポラリエのセットも気を使うが、一番の問題は落とさないことだ。

  薄暗い中で、安定感の悪いものの上に載せている。もっとも、これがあるから、窓の枠、あるいは桟にでも、

  ポラリエを置けるのだけど。足の甲にでも落としたら、と思うとぞっとする。


  西の空に雲はあまりなかった。この状態は続いたようだ。でも午後8時を過ぎて、いま適当に西あるいは北西の方向に

  カメラを向けると、まず写るのは、北斗七星で、他がない。もう真西にはうしかい座のα星、アルクトゥルスも

  見えているが、これは孤独な明るい星である。


  それでも、北斗七星をうまく一枚のファイルにおさめるのは、何回かやらないとうまくはゆかない。私だけか。

  結局、北斗七星をうまく一枚のファイルにという経過が、画像として一番ましなものになって、見ていて嫌な

  感じはなかった。平凡で目でもよく見えるが、この星々の周りにも、星は多く、見た感じも美しい。

  北斗七星を見なおすことになった。これは以前にも、そんな古い時間でないときに、一回出している。

  今回は、7つの星がうまく入るまで。次が予定狂った。


  もっと早く起きるつもりだったが、予定外に眠ってしまって、季節の移り変わりがあって時間もたってという

  ことになると、ここはどこだとなる。先に画像を現像して、後から時間かかったが、ようやくヘルクレス座、うし

  かい座、かんむり座辺り、であることがわかった。もう少し気をきかせるなら、ヘルクレス座のM13 が入るように

  するのだったが、これは以前気が付いたのだが、今回は完全に忘れていた。


  ただきのう14日は、今日15日になったときの画像もあるが、これはこれでそのときでいいかな。

  今朝の午前3時前に、もうオリオン座が東の空に登って来るのがわかった。3時過ぎだったかな。

  冬の星座は、ただ眺めるだけだったが、東の空の雲もなくなっていて、十分に美しいものを見ることが

  出来た。

 
  最初は、北斗七星から。明るい画像だが、露光は長めで、程ほどの明るさにおさまっている。




  その一。何があるかたしかめるところから。




  その二。その一には、北斗七星の斜め右下の星々も写っている。ここを拡大してみた。




  その三。暗くなった。ぎりぎりのところである。カメラは縦位置である。




  その四。ミザール付近。雲はこうゆうときに出てくるんだな。それでもこれだけ写ればいい。




  その五。これも縦位置で撮っているが、下側は真っ白なので、トリミングして、一応、北斗の7個の星と
  他の星々。60秒露光で、明るすぎることもなかった。もっとも調整はみなしている。





  その六。時間がずいぶんとたっているが、午後11時前。画面上側の左に二等辺三角形のような配置の
  星がわかるが、先には三つの星が写っている。ここがヘルクレス座。

  その下側にも、二等辺三角に似たような配置があるが、ここはうしかい座である。
  星以外にほとんどないというところ。星団とかがわからないのである。




  その七。その六の下側の拡大。何か出ないかな。




  その八。同じくその六の上側の部分。




  その九。上の後の画像で、カメラを左に動かしている。このさらに左側に、ヘルクレス座の
  M13がある。これはその六とほぼ同じなので、これでおしまい。



  午前中、郵便ポストまで歩いて帰って来た。

  近くにお寺がある。車が来る。お墓参りなのである。お墓にはみなきれいに花が飾られている。

  ここのいえの墓は、歩くとさすがに遠い。

  まったくどうしようもないな、そう思うのだが、頭の中には、ちゃんと両親と祖父母はいる。



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