光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雨を気にしつつ、散歩道をゆく

2009-07-04 18:43:39 | 散策
  その時間は、雨が一回降った後で、それから雷も鳴った。一回だけのような気がしたが、もう少し鳴って、それで終わった。雨は止んで、ものの4、5分で舗装された道の水分は消えていったから、余熱というか、道路の、それから瓦の暖かさというのは相当なもので、カッカしているようである。大きな水溜りもなくなってゆく、そうゆう道を歩いている。

  最初は蒸し暑い、それから、暑いに変わる。まだうちの中、道にも出ていないので、その時点でこの暑さは大丈夫か、という気にもなる。弱った、二重の意味で、弱った。あー情けない。ため息も出ない。それで、これから先の時期は首筋を冷やすのも、暑さに対する、抵抗する重要な手段で、でも無論ものすごく冷やすとかはいけないと思う。適度に、水を浸した、そうゆうタオルハンカチを、暑いと思うときに首筋に巻いていると、これは楽で、理由はさておき、これをやり始めてもうかなりの時間がたつから、ほどほどの程度もわかっていて、これがちょうどよかった。
  最初は水を浸したタオルハンカチを手に持って、ときどき顔の辺りを拭く。そのうちに、頻繁になって、最後はもう水分も少なくなるので、首に巻いた。これで、結構涼しい感じが味わえる。外の気温もさほど上がっていないが、歩き始めると、体温も上がるし、暑くもなるので、ちょうどいいころに首に巻くのがいい。もうものすごく暑いというときもあるが、そうゆうときこそ、軽く頭からタオルハンカチから滴り落ちる水を、かぶるというか、浴びるのもいいようで、真夏はこれをやっている。

  気分は、悪くないなと思う。これは肝心なこと。で心配なのはやはりお天気、雷と、突然の雨は傘を持っているものの避けない。だから空を見て、地面を見てという感じだが、あわてる状態になることはなかった。途中から、安定して特に空を気にすることなく、歩いている。傘だけだから、それこそ道草もしない。
  夏の花。八重のムクゲ、があった、惜しいなとか内心思う。夏のバラというのもありそうで、その道にはなかった。ユリの花というのはどうだろうか、遠くに見ることはあるが、なかなか道路からは間近に見ることは少ない。真っ赤なバラもあるが、これも歩いて見ているのに問題なく、それを記録するのは難しそうだ。いろいろ花も入れ替わる。
  二度くらい見ているが、ノウゼンカズラがきれいであちこちで咲き始めのようだ。この花もよく、ばっさりと剪定されるから、翌年は咲かないとか、そうゆうことはあるのだろうか。そうでもない?。ノウゼンカズラは、夏の花だという感じが強い。アサガオの花、というかその蔓も紐を頼りに高く伸びているような、でもアサガオを実際に最近見ているか、これは怪しい。アサガオがある、そうゆう風に思うことはあるが、まじまじと見てはいない。アサガオかで終わってしまう。アサガオも育てたことがないからか。
  もう一つ、大きいものだと、ヒマワリ。この大きな花を、隔年で咲かせるご家庭があるようで、詳しくは事情は存じ上げない。道から、ことしはもう立派な人の背の、1.5倍くらいありそうな、そうゆう長さを持つ茎の先に立派な花を見た。大迫力だが、まじまじと見ることはなかった。そろそろ、また怪しげな雲の一つも南西の空に現われたからで、それは本物の入道雲で、そのうち辺りも暗くなり始める。

  まったく調子が狂った。こんなお天気になるとは、予想だにしなかった。手ぶらで歩くのは気が楽だし、それに下手に何かを見つけると熱中しすぎて、問題にもなる。でも、やっぱりお天気さえ安定していれば、いくつかの、新しい画像も増えたような、そうゆう一日の可能性があった。


  最初は虫からで、蜘蛛もある。

  テントウムシの幼虫の写真が出てきます。あまり見よいものでもなく、気色の悪いものとも思えるものですから、気を付けてください。




  何度か出ている、透明とも思える、蜘蛛。これも気色悪いとも言える。蜘蛛の糸のほうを見るとこれはほどほどの美しさがあると思う。

  ナミテントウの幼虫と思われるもの。




  久しぶりに、テントウムシのいるまたアリマキのいる葉に、ナミテントウと思われるものの幼虫。いつ見ても、気色悪さがある。ここから、どうしてかわいい、テントウが出るのか、最大の魅力で不思議。




  頭のほう。ほどほどの気持ち悪さ。
  鳥とかに食べられないように、というのがその理由かな。




  それに比べると、トンボは、これはシオカラトンボのメスだと思うが、相当かわいく思える。虫のようで、こうなると花のようでもある。

  いくつかの花。



  見慣れない、花である。




  しばらく抽斗で眠っていた、黄色のユリ。




  ひっそり咲いていた、これも黄色の花。




  大きなアジサイ。これは今はもっと水を吸って生き生きしているはずで、このときは、花もしおれ気味だった。

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