光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ヒガンバナは、咲いていた。

2007-09-20 18:52:44 | 植物・花(秋)
  ふと、ある垣のあるところを見る。あれれ、もう咲いている、予想してなかったところの花が、ヒガンバナ、マンジュシャゲ、曼珠沙華の花は、咲いていた。
  快晴の空、よく見たが雲はない。あっても見えなかったのだろう。でも、空の透明度とかは、若干落ちて、朝方見えていた北アルプスも、次第に雲にあるいは靄に隠れて、見えなくなってしまった。
  朝は、鉢に植えた植物だけを見ていて、どうにか生きていることを確認する。大きくならないなー。その周りに、雑草が、ほとんど線で出来ている草がその鉢を隠そうとする。もう少し、大きくなったら、これはむしらないといけない。
  それで、これは土ではないという、そうゆうもので出来た鉢の、同じ植物も、こけては立ち、立ってはこけているが、色からいうと濃いグリーンをしていて、今は立っている。さらに、日が当たらない割に葉っぱはふくよかで、どうも虫がその葉を食べている。なんとなく、植物愛好家の方が、虫を嫌う感じはわかる。直径が1mmか2mmの虫が、葉の周囲からこの植物の葉を食べている。
  それで、日がちょうど一番高くなったときからしばらくして、外に出たとき、なぜ一番暑そうなときにといつも思うが、そのときに、ある垣のあるところを見に少し行くと、あれれ、咲かないだろうと思っていたヒガンバナは、咲いていた。暑さに慣れなければいけないようで、水を120%含ませたタオルハンカチを持って、一回りして来た。さすがに暑く、いつもやっているが、ハンカチをぎゅっと絞って背中に水をしたたらせた。あー冷たい、”チメタイ”と発音する、それでも、そう思うのはその瞬間だけである。
  帰ってきても、まだ花は咲いていて、これをファイルにおさめた。ちょっと一息である。
  この花を見ているとき、同時にファイルにもするが、少し前、まだ、ヒガンバナも芽が出たばかりというとき、私は汗をたらして、踏ん張っていた。それで、何か音がしたのでふと後ろを向くと、まだ小さい坊やが三輪を転がしつつ、そこにいた。不思議な感じがした。私は、花を見ていて、小さい坊やは私の顔を見ていた。さらに特にしゃべる事もなかった。私も特に彼にしゃべることはなかった。
  しばらくして、小さな坊やは少し先に三輪を転がした。私は、しばらくしてちょっと移動したが、その坊やは、なぜかネコジャラシを一本持って、先ほど私がいたところへ再び移動し、なにかあるのかなーとそこを見つめていた。不思議そうでもあり、胡散臭くもある、そうゆう風な後姿に見えた。

  それで、ヒガンバナ、マンジュシャゲである。



  ちょっと奥まっているところのものが咲いたようで、少し暗く、感度を普段より高めで撮った。オシベというのかよくわからないが、これが見事に開いているが、花弁のほうは、まだ少し丸まっていると思う。水も足りないし、チョウやトンボでいうなら、翅は伸びきっていないと思う。



  こちらの方が、少し明るい。オシベも含めて入れると、なんとなく迫力がでない。そこがいいところでもあるが、三つめはちょっと大きめに、部分で切り出して、



  こんな風にしてみました。一枚目のと同じ個体で角度を変えて撮りました。花弁というのか、その辺りが、まだ十分伸びきっていないのがわかると思う。赤い色もまだまだ全部にいきわたっていないようでもある。
  しばらく、暑そうで、汗をかきつつ、この花を見ることになる。

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