光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ハルジオンは息切れをするか

2009-05-23 18:47:03 | 散策
  空の青さは、梅雨明けをも思い出させるようで、すがすがしいものがある。空に白い雲があるが、透明に近く、またもう少し近いものだと、氷であって、これは夏の「かき氷」を作るそうゆう「氷の色」に似ている。冷蔵庫の氷ではなく、工業用の氷、夏に氷彫刻を作るための、そうゆう大きな氷の色に似ていると思う。この色は、透き通るようで、まことに心地いいものがあるが、それも高い空の雲での話し。

  暑くもなく、ほどほどの気温で、頭の痛みというか、重みというか、が出ていたが、歩くことにした。それ以外に解決の方法もないようで、さっさと歩くことも意識する。しかし意識するなというと無理なものもあって、まずは交通信号で、ちゃんと押しボタンも押す。道を歩く。その横の側溝に注意する、車の音にも注意して、ときに、わからないくらい静かに車がやってくることもあって、特に、静穏というものも、望ましい状況は多いものの、車はやって来るという情報の元であるものは、持ち合わせていた方がいい。

  ハルジオンなんで、どこにでも咲いていて、と思うがそうでもなくなるようで、見ているところは空き地が多い。昔人が棲んでいた、そうゆうところが空き地にもなる。団地の中、ずっと空き地のようだというところもある。その他不明の空き地というものもある。よくはわからないが、空き地は空き地で、そこに生えるものは草とかで、棲んでいるのは、虫とかであって、まずは、平穏である。こうゆうところは、ちょうどいいくらいの感じであって、しかしそこは子供の遊び場にはならない。だから、ハルジオンや、タンポポやら、ノケシというものも咲く。ノケシだったか、タンポポに近いがやはり違う。アザミというものもある。ノアザミ、だんだんわからなくなってくる。

  で、一番わかりやすい、野の花、雑草である、ハルジオンだが、ここにも咲くし、しかし一部花が変色して、ぱらぱらと散るようでもあり、これは奇妙だが本当で、どうゆう理由か、まだ花が落ちるに早いとも思う、でも寿命だといわれると、そうかも知れない。ハルジオンの時間も短いものということに、若干の不思議がある。ハルジオンがあって、ヒメジョオンもあるが、まだそれは出て来ていないようだ。
  で、歩いていると、同じように空き地に咲いているハルジオンの花、白い花弁が変色して、淡い茶色になっていて、どう見ても、ハルジオンの生命力というものを感じさせないものがある。おかしい、と首をひねる。こんな風景があったか。雑草だろうが、ご自身の観賞用の花だろうが、ありがたく、道の方角に咲いている、垣の役目のある、そうゆう木の花、プランタに咲く花、何でも花は見るようにしているが、あるものは、花が終わるのが当たり前で、あるものは終わらない。その代表が、タンポポだと思うが、

  ハルジオンも、花の色が変わるというのは、当然あり得るが、私の脳はそれを拒否していたのか、今頃、不思議だ、あり得ないなど思っている。でも、ここでもあって、他の一箇所でもあれば、ハルジオンがこの時間に枯れ始めるのはかなり決定的な感じにもなって来た。雑草そのものの生命力が落ちている?。どこでも生えてきて、あちこち繁茂して、嫌われて切られても、また生えて来る、そうゆう感じがあったが、これはどうも間違いのようで、考えというか認識を新たにしないと。
  同じような感じで、しかし時間のスケールは違うが、竹とか、笹かも知れない、は大体生えてくる。この植物は、何十年に一回花が咲いて、それで一斉に枯れるとか、古くなった記憶にあるが、本当だろうか。竹は、しかし毎年地下茎を伸ばし、地下だからどうなっているのかわからないが、春になると、今頃にょきっと出てくる。

  生き物のなかの植物もいろいろだが、これが突如枯れるというのは、どうゆうことなのだろうか。さほど悩む問題ではないけれど、いろいろ不可解な、あるいは無知かも知れない、ことがあるもので、多少の頭の痛みも、この不可思議な現象を見ることもあって直ったようだが、問題はこっちの方が重要かも知れない。





  知らない花というか、新しく植えられたものが、花を咲かせている。




  身近に、白いシャクヤクで、クリーム色。シャクヤクも、時期が来ると、花は落とされる。




  ピラカンサの花。花アブは、1枚目にもいる。




  コバンソウ。これにも種類があって、でもコバンソウだと思う。秋もあるようだが。




  ここの、コバンソウ。この花、ここで見るのは初めて、テントウムシがいるのは、カラスノエンドウ。




  ヤブデマリに近い、と思われるこの木の花も、茶色くなってしまった。

  やっぱり、ハルジオンも今頃から、変色し、枯れる花もあるのが、普通にも思えてくる。

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