光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

街歩きの秋

2008-10-22 18:49:22 | 散策
  あまり嬉しくもない、病院ゆき。これは自分のもので別にいやなことはない。逆かも知れない。そこにいくと何か新しいものがある。
  
  すでに病院の中。込み具合もほどほどでいつもこのときはすっきり感がある。病院に行って、待合室が満員というと、それで病気も治りそうで、ここの病院はそうでもなく、それと関係はないが、やはりいかないといけない。
  朝も早めであるから、待合室もがらんとしている。いつも居る方がいない、ふとそう思った。このところ、大体その方が、指定席に座っていた。今日はその姿がない。早いからか、あるいは日にちの関係か、ほかのお客さんも少ない。

  初めてなので、という方がおられた。それで、自分が呼ばれたような感じを受けて立たれたが、横から見ていると、番号のことを理解しておられないようなので、今は何々番で、その方が呼ばれていて、と、受付票の番号を指差して、お話しした。すぐに理解されたようで一安心である。その次が私で大体いつもと同じ時間なので安心する。特に何かはない。すぐに処方も出て、薬局へ急いだ。

  秋の風はないが、少しだけ暖かく、でも速歩でも汗は出なかった。まだ20℃はなかった。歩道に街路樹の影が出来て、それがあった方がもちろんいいがなくても大丈夫な感じがする。でもあってよかった。あーそのうち、雪が降ると思うと少しぞっとする。でも、ここに住んでいる限り雪との付き合いは続く。
  太陽の位置が南に移動しているのがここでもわかる。大きなビルがあり、高いビルもあって、いつもの道を歩くと太陽は高いビルの影にはなく、その横に出ている。この、朝日のすこし傾いたものも、今はまだまぶしいがそのうち、待ちどおしくなるだろう。でも、そのころにはもう晴れの日は続かない。

  この街の北側に、路面電車が走ってしばらくたつが、この電車を何度となく見かけた。今回も、やはりその電車を眺めることが出来た。先に、海の方へ行くものを見送る。なんだか遠くからだとすこし迫力が足らない。近くに急ぎたいが、如何せん走れません。こんなときには、走ることももうとおの昔に出来なくなった。でも、歩行者信号はというとそういえば、赤で止まることはなかった。
  事務的なことも済ませて、しばし終着駅でもあり始発駅でもあるところで、待っている。次の電車はなかなか来ない。ケータイで撮っている方がいる。あまりそうゆうことも気にしないが、これももう珍しくはないから意外な感じ。

  待つこと10分くらいである。次の車両がやって来た。

  地下道を渡って、南口に出る。最近にしては珍しく北陸本線の改札までいった。線路の移動があって、直江津方面へのプラットホームは、北側に移動した。ちょうど、越後湯沢行きの特急『はくたか』がやって来る時間である。しかし、普通がまずは先に停車。そのあと、高山本線のキハ120が入線して来て、『はくたか』は少ししかわからない。それは、スノーラビットではなかった。ここの駅の西側の線路の踏み切りで、たまにものすごくたまに、スノーラビットを見ることがあって、それを期待したが、違った。


  それで、ライトレールの到着。




  いつもの顔。




  動いているが、まーよく写っているほうだろうか。いったいどこの風景という思いがやはりある。




  横顔。




  ぴかりと光る。この駅の光景もやがて少しずつ秋も深まると、寒さが身にしみるものになる。でも、この車両の中はポカポカだろう。 

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