光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ホトトギス(杜鵑草)

2007-10-15 19:11:00 | 植物・花(秋)
  先ほど、南西の空を眺めていて、少しの時間であったが、月を見ることが出来た。

  JAXAという言葉もつい最近覚えたばかりである。これが、何の略であるかとてもじゃないが、書き表すことは出来ない。この日本語も怪しく、宇宙航空研究開発機構という言葉を、そのページから今引っ張ってきた。宇宙科学研究所の名前は知っているような気がするが、これも、その昔がありそうで、それは何かといわれると、困ってしまう。
  それで、月周回衛星という言葉も覚えた。”かぐや”という名前は、これは覚えやすい。それでは、この衛星の名前の後ろにいつもくっ付く、SELENEは何の略か、これも書くことも出来ない。どうも知らなすぎることが多すぎて困る。
  それで、いよいよ月の、月の表面からの高度100kmの周回軌道に乗ったときの、その時の、かぐやは、どのくらいの時間で月を1周するかということが興味深いが、これなども今までのデータからわかりそうな気がする。するが、やはりわからない。入学試験の問題として適当な気もする。

  秋の気配が濃厚である。同じようなことを書いているが、それは、秋がそこまで来ていることを実感するからである。今日は新聞の朝刊はお休みで、先ほど、きのうのものをもう一度見ていた。書評の欄ももちろん見直した。それで、これは冬が近いというのを感じさせてくれるのは、冬の渡り鳥の写真である。白鳥の仲間の2羽が、近くの一級河川に羽を休めているものを見る。その横に、カモメのような鳥も写っていて、これが少し滑稽である。このカモメも人と同じ心境なのだろう、その大きな鳥を眺めている。
  北風が吹く。午前の最高気温が20℃に達しない。厚着をして歩いていても、さほど汗をかかない。元気な人に、これは、もう秋ですねなど言うと、うなづかれる。野菜の値段が上がる。リンゴの入荷が多くなる。ミカンも出始めた。名前が出てこないが、ネバネバで人気がある、シシトウではない、もっとゴロゴロしている、その何とかが、普通の2倍の大きさになって放置されている。なんて言ったかな、出てこない。真っ黒な雲が北風に乗って月を隠す。
  ようやく出てきた、オクラであった。

  きのう撮ったものの一つ、ホトトギス。鳥でもなく、雑誌でもない、植物のホトトギス。『大辞林第三版』を見ると、花のホトトギスは、まず”杜鵑草”があって、他に時鳥草、油点草ともある。ユリ科の多年草。




  たぶん、ホトトギスだと思うけれど。このファイルを見て、きのうのキタテハチョウの写真と同じく、少し秋の光の成分が濃く出ていると改めて思った。中央部の花の先に、少し黄色い点々があるが、これはこの花の蜜のようにも思える。まだ、花としては、咲き始めのもののよう。



  これも、同じように明るさが足りないようで、意識的に明るさを強めにしている。

  朝の、日の出少し前の金星の写真を、朝に書いたものに追加したが、その写真を見ていると、真っ青な空があって、これが秋の朝とは思えないものがあった。なかなか簡単に、太陽光はその秘密の正体を表わしてくれない。

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