光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

テントウムシダマシ

2007-10-05 07:08:50 | 散策
  朝の天気、小雨。北風に乗って低い雲が移動している。この風は少し冷たい。室温22℃。
  鉢に植えてある植物は、これは”ナデシコ”という文字列を持つもので、しかしカワラナデシコではない。ただし、この植物が、そのなんとかナデシコかどうかは、やはりわからない。絶対違うともいえない。この鉢の植物に、少し色の悪いテントウムシがいた。
  まー、テントウムシくらいはいる。しかし、餌のアリマキは見かけない。小さいからわからないのかも知れない。このテントウムシが、一旦消えて、それからまたその、鉢の植物の葉っぱの上にいる。これを少ししみじみ眺めてみる。ずいぶんと、黒い点々が多い。体も大きくない。よって、点々も小さい。が、その数は、多い。
  ニジュウ何たらというテントウムシがいた、と思った。それは、ナスの葉っぱを食するので、これを育てている方には嫌われる。さらに、別名も持っている。これは、スターかタレントさん並みである。テントウムシダマシ。ダマシは、モドキでもいいかも知れない。これの名称は、ニジュウヤホシテントウで、虫屋さんのサイトで、この写真を眺めてみると、実に地味で、また大きさも小さいことがわかって、たぶん、なんとかナデシコにくっ付いているテントウムシは、ま違いなく、ニジュウヤホシテントウであろう。どこでこの言葉は切れるのかな。
  少しかすんで見えるのは、固い翅の表面に毛が生えているからのようだ。
  テントウムシの幼虫というのを見た。どうも、ナナホシテントウらしい。この幼虫とサナギ、それほど気色悪いとは思えず、ここにも載せてみた。この、ナナホシテントウの成虫も見た。こちらは、少し、パリっとしている。
  なんとかナデシコは、カワラナデシコに似ているが、しかし様子はかなり違う。逆に、カワラナデシコよりパリっとしているように見える。この植物に、少し地味なニジュウヤホシテントウがくっ付く。これも自然な成り行きかも知れない。

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