光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

8月8日、深夜午前2時前のペルセウス座付近

2015-08-10 13:51:03 | 星空・天体・宇宙
  ペルセウス座の画像で、いままであまりやったことのない、カメラを横位置にして撮ったもの。

  時間は、午前の2時前、1時50分台である。


  きのうの土星の画像は、同じ8日だが、これは午後の8時以降のもので、同じ日付になるが、

  やっている感じとしては、日付は一日ずれているということになる。

  
  ペルセウス座が見えてくるのは、何時ごろになるか。

  ここの家に北側にも窓があるが、いまは一階は使えるような状態でなく、二階も同じよう感じで

  何がいけないかというと、窓の高さも高いが、窓そのものの上下の幅がないのである。横長の窓で、

  そこからは北極星は見えるが、そうゆうものはわかるが、やれるのは固定撮影。

  晴れると、でもこの北側の窓からも、星を見る。それなりにまだ楽しみの残る場所。


  いまは、午後の8時半くらいで、カシオペヤ座が、ちょうど北極星に対して、右斜め下側に見えるように

  なった。それよりも時間が古いと、昔に遡ることになるが、ちょうど地平辺りに、カシオペヤ座は

  見えていた。一応、北陸の緯度、この辺りは、北緯で37度近くあるので、ぎりぎりで、カシオペヤ座の

  5つの明るい星は、周極星になっている。もっとも、いまは天敵ともいえる、考え方によっては別の見方もできるが、

  竹とか木が伸び放題なので、だんだんと見える部分は狭くなった。


  カシオペヤ座が、北極星を中心に回転してきて、地平よりも右側に上がってきた状態で、これが午後の8時半ごろ。

  そのころ運がいいと、ペルセウス座の最も北極星に近い部分が見えてくる。ここに有名な二重星団がある。

  でも、8月の今でも、午後の8時半で、ようやく地平の下から出てきて、ペルセウス座は見え始める程度で

  この星座が北東の空高く見えるのは、やはり深夜の時刻、ということになる。


  いつもと同じで、東側の窓に簡易赤道儀を設置。赤道儀はポラリエで、この東の窓から撮る場合、星が線を引いたり

  オタマジャクシのようになることが多い。原因の一つは、カメラを縦位置にしているからで、これがいかに

  妙なものかは、見てもらうのが一番。でも、そうゆう画像はさすがにない。極軸に対して、平行な部分はないし

  ポラリエより、カメラの位置は低いところがあり、また左側にかなり重みがかかることになる。

  バランスでいうと、もっともよくはない。で、横位置にすると、カメラは上側に来るし、局軸からも大きなずれは

  なくなって妙な画像が出来る確率は下がるはず。これはやってみたらその通りになったが、ただ下からあおる

  ように撮ると、もちろんより高度の高い位置にある星が写る。逆に、横位置は安定度があるが、カメラの位置が

  高いので、縦位置よりも低い位置の星しか写らない。

  ただ、東の窓からだと、どうやろうと二重星団は写らない。もっとも、それだけが目的ではない。

  横位置で、ペルセウス座の形もよくわかるような気にもなる。


  ただ、これは、別にペルセウス座の流星群を見るのに役に立つかというと、そうゆうことはない。

  まあーこのくらいの高さになるのが、午前の2時近く、ということくらいかな。

  流れ星は、ペルセウス座の流星群と命名されるものでも、全天で見えるものなので、どっちを向いていようと

  見えるときは見える。一番いいのは、やっぱり屋上とかある学校で見る。ごろんと寝転ぶ。立って見ていると

  首が痛くなること請け合いである。


  最初は少し広角で。でもペルセウス座は広いということもあるが、星座の境界も複雑なので、他のところも

  入ってくる。

  左右に大きいものは、1024ドットあるので、はみだしますので、スライドバーを動かしてもらわないと

  いけないのですが、これは非常に見にくい感じがしますが、ある程度の大きさは、必要なものでもあるので。




  その一。午前1時50分。真ん中上側が、ペルセウス座のα星のあるところ。γ星、δ星も。下側にも
  伸びている。さらに左下側、ここは見ないで書いているので、間違わないようにしないといかんなー。

  こっちに星。右側にも星の集まりがある。その二とその三で、この画像を二つに割ったものを。




  その二。これが左側。




  その三。こちらが右側。ここにβ星がある。

  



  その四。午前1時58分。これはどちらかというと、真ん中から右側が多く写っている。




  その五。その四の、左側の拡大。




  その六。午前1時53分。これは明らかに、中央より右側が多めに写っている。




  その七。その六の拡大で、上側がβ星のあるところ。もう少し上にわかりやすい散開星団、M34があるが
  これは横位置で撮っているので、入っていない。

  下側からあおるように撮れば、もう少し高度の高い星が入る。
  いずれも手探りなので、なかなか思うようにはいかないというところ。


  それに午前2時前は眠いときでも。でも、横位置での画像のぶれとかはなかった。一長一短。

  画像と一緒に見ないとなかなかやり辛い。

  これは毎回書いているな。




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