光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

光を使って走る

2007-10-01 07:35:41 | 散策
  朝の天気、曇り。雨は止んだ。風もなく穏やか、天気は回復しそう。室温19.5℃。ついに20℃を下回った。
  ブルブル、ブルブル、震えている感じもあるが、どうもさっさと暖かい布団を出してこれを使うと今までにない心地よさがあって、ここから抜け出すことが難しい。布団は、冷めているのだけど、でも、それをかけると暖かく感じる。
  ついに19.5℃まで室温が下がって、あわてて、秋冬用の衣服を探す。そこらにポイッとほってあるので、これが意外と簡単に見つかる。箪笥やら、衣装ケースの奥深くしまわれていると、これは出すのが大変である。お金も大切なものだから、これは金庫にしまいたくなる。すると、やはりいざそれを使おうとする時、どうしたもんだか金庫の鍵は開かない。世の中、うまく出来ている。
  鉢に植えてある小さな植物を見る。省エネルギを徹底していて、大きさに変化はなくこれは冬眠しているのかも知れない、など普段考えないことが思い出される。これからは、太陽が当たる時間も短くなるし、高度が下がって光の密度も小さくなる。越冬植物にとって、省エネルギは必須で、あるものは仮死を装うのではないかとも思いたくなる。
  太陽は、ほとんどのエネルギのもとでもあるけど、それが確かにエネルギを供給してくれているのを実感させてくれるものの一つに、太陽電池がある。

  宇宙航空研究開発機構が月周回衛星「かぐや(SELENE)」を打ち上げて、それがいよいよ月の周りをまわる軌道に向かって動き出した。この最初に落ち着く軌道というのが、なんと近月点100km、遠月点13000kmという、ものすごい細長い周回軌道で、一番月に近づく時の距離を1とすると、一番はなれた時は、その130倍の距離になる。なぜ、こうゆう風な軌道をとらなければいけないか、これは私にはまったくわからないが、当然それなりの理由がある。最終的には、高度100kmの周回軌道にのるらしい。
  さて、何がさてかわからないが、この月周回衛星「かぐや」にも、太陽電池は積まれていて、そのパネルは無事開いた。これだけが、エネルギのもとではないだろうけれど、やはり宇宙空間を旅するのには、太陽の光は欠かせないし、またほぼどこからでもこのエネルギを受け取ることが出来るので、太陽電池も欠かせないものになる。これが、地球上でも、さらに、もっと我々の生活に密着したところですでに使われている。これが太陽光発電で、この製造コストが下がり、あるいは保守なども、もう少し簡単になれば、これは多いに利用しなければならないものの一つであると思われる。それを、植物はやっている。エネルギの形態こそ違う、ほんのちょっと、けど、昔から植物は、太陽光をそのままエネルギに変えるシステムを持っていた。
  これを、ただ眺めるもよし、またこれを育てるのもまたよしだが、この植物の秘密にもう少し迫ることが出来れば、植物電池みたいなのが登場するかも知れないなー。

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