怪しげな写真ーーー。
JAXAが、月を観測する衛星、”かぐや(SELENE)”を打ち上げて、それまで月のことなど何とも思っていなかったのだが、そのことについて、ずいぶんと好き勝手なことを書かせてもらった。それで、幸い晴れている空に、上弦に近い月を見ていて、これを撮ってみようという気持ちになった。これまた、勝手なものだが。
ずいぶんと昔の望遠鏡がある。主鏡は、確か球面で、光を一回、鏡筒内で往復反射させて、見た目は大きさがコンパクトになるもの。今も、多くの市販の望遠鏡がこの光学系を採用している。
カビみたいのが生えている。これと、カメラだけで月を撮ってみる。
くたびれる。場所がないし、月が見える角度は決まっているし、腰やら足がミシミシいう。息を止めて、カメラのぶれを止める。
まー、お恥ずかしい作品である。ここは、笑ってもらうところです。
上弦に近い月ですが、光学系の関係でたぶん、180度回転した、まるで下弦の月のようになっています。これを、ぐるりと時計回りに回転してもらうと、今日のお月さんに、なるはずなのですが。