光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

真っ黒け

2006-07-31 19:05:58 | 植物・花(夏)
  三日月より少し太くなった月が、西空に赤みがかって浮かんでいる。その一日前の姿を見た。さらに、一日前の姿も見て、いま月はお尻でなく、顔のほうを太陽光に照らされていることを知る。
  晴れていることがわかった。月もはっきり、木星も。アンタレスは、ちょっとわからない。まだ、宵の口だった。夜は、晴れれば、東、あるいは東北の空を撮ってみようと思う。準備だけはする。
  久しぶりである。レンズは開放、露出時間30秒、ISOは、640でいいか。焦点距離はどうするか。レンズと対象、二つある。ペルセウス座の流星群について書いていたことを思い出したのである。時間はある。暗くなるのを待つ。すでに、夏至から一月以上たっている。日没の時間も、だんだん早くなる。東側は太陽の影響が少ない。
  いい頃合になる。少し前に地球に接近したほうき星、彗星の撮影で、固定撮影はかなりやった。大丈夫。余裕である。それで、30秒レンズを開ける。部屋はなるべく暗くしないと。いや、真っ暗くらいがいい。カメラはノイズ削除に入る。液晶が光る。ここで、すぐにシャッタを触る。次の撮影が可能になる。
  飛行機が、飛行機のライトやストロボがチカチカするのが見える。それから、明らかに飛行機ではない明るい点の移動も観察される。お互い、見合いっこしてる。もう一枚、ぶれないように、シャッタを押す。
  なんでかな、西空には、まだ月が、木星が見えているのに、東の空は白い感じ。ちょうど真南の方向、天を二分する所に雲の端があった。つまり、東は雲に覆われ、西側は晴れているのだ。何で、こうなるのか。月も沈み、もう天気の回復も見込めない。
  さて、期待もせず、2枚のファイルをモニタで見た。今日のことである。真っ黒でした。こんな真っ黒なファイルも見たことないわー。どうしたら、こんな真っ黒にすること出来るんやろー。むろん、設定が間違っていたのでした。



  草、くさ、クサだらけの庭の中に、こんな草を見つけた。昔、高尾山辺りを歩いていて、”マムシグサ”みたいなものを見つけたことを思い出す。サトイモ科の植物と本にある。しかし、これはホントに小さい草である。強いていえば、写真図鑑を参照する、ハンゲ(半夏)に近いかとも思う。姿がいい。

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