白雲と残雪の、山々

　　風が特に強いときがあって、これは大荒れのお天気に間違いない
　　と思うも、その風が今はまたおさまって、ほどほどに暖かく
　　また、雨も弱い。

　　朝方、晴れていて、雲も多かった。低い雲が流れていたから、
　　これが北アルプス、剱岳・立山連峰にかかって、その空気も
　　澄んでいるし、朝は一番の景色でもあるから、肉眼で見ていると
　　まことに美しく、また望ましいものをその山々に感じ入るが、

　　これの感動が、なぜか写真だとうまく出ないような気がずっと
　　していて、山は目で見るのに限るとか思うのだけど。
　　その美しさ、雄大さの魅力に負けて、それこそボタンを押すのだが
　　やっぱり、そこに記録されるものはちょっと首をかしげる
　　ものとなる。でも、これもまた、いいかも知れない。
　　そう思うわないと、こうゆうことも出来ない。　
　　言い訳を書いた。




　　その一。ちょうど画像の中央奥が、立山といわれる辺りである。




　　その二。弥陀ヶ原辺り。で、去年だったか、なにかのアンテナが出来て、
　　同じようなものをあちこちで見かけるが、電信柱より大きく、
　　邪魔である。




　　その三。二枚目より、さらに右側。奥まった様子がこの辺りに
　　あって、はるかかなたまで、山々は続くようである。




　　その四。中央の手前の山は、大日岳、奥大日岳のはずで、雪も溶け初め
　　ている様子がうかがえる。




　　その五。左に剱岳、それから右側に、立山連峰が続く。これがまことに
　　美しく、雄大で、感動的であった。




　　その六。剱岳辺り。白い雲が断片的に流れていた。