光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

冷たい雨と風変わりなスイセン

2008-03-28 18:55:56 | 散策
  じわじわ、今頃になって、冷え込んでくると、電気ヒータの設定を強にしないと、寒いというかスースーする。これが、今ごろとしては普通の温度であって、これは気象協会の方もそうラジオでおっしゃっていた、それほどガタガタするものでもないけれど、実際のところ、足は冷えるし、体も冷たくなってくる。

  春というと、靄とか、霧とか、霞など言うが、いっとき騒がれた黄砂も収まっているようで、空が黄色い感じはない。また、昔でいうところのスモッグみたいなものも、見ている感じではない。3月の初めから、半ばは、これが気になっていた。このごろは、それも気にならないようなお天気だった、というと、そうかも知れない。常に、上空の空気は汚れているというものでも、ないらしい。
  この、空の濁りというか、汚染というものも、気になる人はかなり神経質になるようで私もその一人といわれると、そうですねということになる。
  最初に、有人飛行をして、宇宙から地球を眺めた方がおられるわけだが、「地球は青かった」というようなことを言われたように記憶している。「カモメ」というような言葉も、あったようだが、最初に宇宙から地球を眺めた方だったか、その辺が記憶が曖昧。いずれにしろ、その当時の地球は、宇宙から眺めると、かなりきれいで、また雲は白く、全体は青かった。それからかなりの年月がたって今があるわけだが、地球の夜に当たる部分はもう黒くはなく、かなりキラキラしているらしい。それで、まーお昼の地球というものもあるのだけれど、実際のところ、今の地球はどの程度美しいのか、ちょっと聞いてみたい気もする。
  また、地球は丸くはなくて、あるところから先は崖のようになっていて、その先はなにもない、そうゆうような地球というものもあったようだけど、この地球がある程度の大きさを持っていて、空も海も陸地も永遠に果てしなく続いているのではなかった、ということが明らかになって、これに少し驚くというか、失望するというか、現実はかなり小さいものであることを知って、少し気が重くなったという人もおられたようだ。子供の時など地球が大きかろうが、有限の小さな世界であろうが、そんなことはどうでもよかったが、やはりある程度大きくなると、今自分はどうゆうところにいるのか、気になるもので、また、この地球もただのちっちゃい星であることを知ると、さすがに能天気にもなれないのは、事実であろう。

  先ほど、少し強い雨が降ったあとである、西の空がきれいであって、これは、春ではなく、冬の透明な空だと思った。どこまでも透明で、雲さえも透明というか汚れのないものに思えてくる。こうゆう景色を見て、心を洗うのもなかなかいいものであって、寒さももう終わりなはずであるけれども、それなりに、なにか救われる感じもする。

  今年、何度かもうスイセンの花も見て、また遅い感じもあるが、そろそろほぼそのスイセンも、あちこちで満開になる気もするが、ちょっと変わったというか、見かけないものを、見た。このようなものも、あるのかという感じである。




  よく見かける、少し大型のスイセンで、うまい具合に花もほぼ真横を向いてくれている。




  それから、しばらくして、このようなスイセンに出会うことになる。咲き初めであるけれど、やはり1枚目のものとは少し違う。八重咲きかな。




  逆光になっているが、それゆえこのスイセンの感じはよくなった気がする。この、八重咲きのスイセンというのも、なかなか見ることはない。見たことはない、というのが、正直なところ。




  手前少し横から、光の当たっているもの。空も、透き通っているし、この花の色も、ほどよく濃くて、どちらかというとあっさり目に写るレンズであるが、この色の濃さは、空気も澄んでいるからと思いたくもなる。

ひっそりと咲く、紫の花

2008-03-28 15:19:06 | 植物・花(春)
  日当たりのいいところに、今はツバキや、アジサイや、それから、
  ボケの花があるところがあって、いつもだとこれらの花を見て、まだ
  ツバキもボケも咲かない、それで、そこを通り過ぎる。が、
  なぜか、ふと紫色の小さな点が見えたようで、そちらに行ってみると
  地面に這うように、小さい、紫の色をした花が咲いていて、
  少しびっくりする。気が付かないくらい、ひっそりと
  咲いているのである。人知れず咲く花ともいえそう。




  5枚の花弁がきれいに揃っている。それに中央の付け根の辺りにも、
  5角形というか、星印というか、そうゆう模様?も見えて、これは不思議。




  少し、引いてみたところ。中央の緑の葉っぱに合焦していて、花は少し
  ぼやけている。


  ここは、ハナニラの花も、群れて咲くところでもあって、
  しかしまだ、そのハナニラの芽が出ている様子はないようである。

ハクサイの菜の花

2008-03-28 15:02:10 | 植物・花(春)
  この花は、何の「菜の花」かというのは、かなりむつかしい
  問題であることがわかった。
  菜の花というのは、アブラナあるいはナタネのことで、
  同じ仲間、アブラナ科に、野菜のハクサイ、カブ、それからキャベツがある。
  さらに、葉っぱ物の、コマツナなども同じ仲間であるが、

  なんと、ゴマは、ゴマ科の植物である。アブラナ科ではない。

  よって、今畑に生えている菜の花は、アブラナか、ナタネ。
  それから、冬を越したハクサイ、キャベツ、カブなどがあり、これ以外に、
  今頃タネから大きくなりつつある、葉っぱものがある。
  大雑把に分けると、こうゆうものがある。

  それで、ナタネなどはわかりやすい気もするが、野菜を見ると、
  一旦、上の玉を切り取られても、根っこは生きていて、それがまた葉を
  出して、さらにそこから、にょきにょき「トウ」を出し、
  黄色い花を咲かせるものもある。

  妥当な菜の花は、この辺りでは、ナタネ、それから、ハクサイの、
  玉のもの、切り取られたもの、カブになる。他に、
  ダイコンもあるが、花はまだ。また、キャベツはなさそうである。
  ゴチャゴチャした。




  これは、葉っぱからいうと、キャベツかなとも思えるが、
  この辺りキャベツは見当たらないのである。よって、
  これはハクサイの花と思われる。




  これも、ハクサイの花で、それにしてもずいぶんと花を付けすぎたようで、
  色素が足らないようである。




  これは、まわりの様子から、ハクサイではないかというのがわかるが、
  この大きな植物だけを見ていると、とてもハクサイとは思えない。


  それから、3月26日に出した、花であるが、大きなものは、
  おそらく、ハクサイの玉を切り取ったあとの、その植物が花を
  付けたものではないか、と思われる。

梅は散ったが、桜はマーダマダ

2008-03-28 07:05:45 | 散策



  朝のお天気、小雨。きょうはずっと、雨がしょぼしょぼかなー。風は弱く、穏やか。室温12℃、ちょうどいい感じ。

 きのうも小雨の朝だった。それから、曇りになり、晴れて、夕刻には、太陽が地平に沈むのが観察された。それで、宵も終わるころには雨。お天気の変化も、激しい。

  スペースシャトルが、戻って来た。日本の土井宇宙飛行士も無事に、地球に帰って来られた。TVで、その放送を見ていた。何だか、機体の後ろの方でキラキラするものがあって、何かが反射しているのかと思ったが、その後この場面が大写しになると、実際は燃えていたのである。それから、さらに長い間、宇宙飛行士はまだシャトルの中。この時間、かなり長いだろうね。特に、宇宙飛行士のご家族の方は、この時間が長く感じられたことだろう。実際は、交信などをやっているのかも知れないが。いろいろな訓練もあるんだろうけれど、待つ訓練というのも、やっているのか、ふとそう思う。病院で待っていると、やがて1分が、10分くらいに思える私であるが、無事戻られてまことにめでたく、ほっともした。

  梅の花、は、もうあるところでは忘れられている。桜は満開で散り始めたとも聞く。この辺りでは、一部梅は散っていて、もう花もだめというところがある。今が満開の梅の花もある、色々である。梅は、もう少しその花を見て、いい気持ちになることが出来る。そのうち、葉っぱが出てきて、この様子もなかなかいい。
  桜は、なぜか少ない。あるところは、公園くらいで、そこに1本か2本あって、これが見ることの出来るこの辺りの桜。その様子を1本の木で見ているが、きのうはまだまだ、木が黒いことが強調されて、しかし一部白く感じられるような気もした。今は春休みで、子供もたくさんいて、あまりじろじろ木を眺めるわけにもゆかない。それから、ちょっとした花冷え状態がこの先続くようだから、桜は、まだまだ咲かないと思う。桜も咲くと、その勢いを感じる。しかし花の命も短く感じるし、ただ、桜吹雪はなかなかいいものである。もしかしたら、入学式あたりに、その桜吹雪が舞う、これは、あまりありがたくないかな。

  頭の写真は、きのうのレンギョウの様子。このレンギョウを見ていて、これは、「イカ」に似ているわいと思った。こうゆう、ちょっとヒョウキンなイカがいる。魚ではなかった。