光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

乾いた風が吹いている

2007-06-25 18:46:22 | 散策


  朝は、梅雨の感じがあって、でもそれほど風は強くなく、このまま雨でもいいかもという気がした。ほどほどである事が、まー何事においても一番のようである。気分も高揚しすぎては、ちょっと、というところ。
  それにしても静かで、ふと外を見るが、天気は回復してきたかのようだ。そりゃ、雨もいつかは止むだろう。相変わらず、キキキキとモズの鳴き声がする。どうも、歩いていても、ここやらそこやらで、モズの姿を見る。
  カッコウの鳴き声は、ずいぶんと遠くから反響しつつ、弱いながら時折聞こえているが、理由はそのとおり、すこし遠いところで鳴いている。お寺の、ケヤキの大木があるところが、中心のようだ。
  午後になって、ほぼ雨の降る心配はなくなった。ぼそぼそと歩いている。イネが、すこし強い西風で、水の抜かれた田んぼをなぜている。茶色がかっていた葉も緑を取り戻している。ここまで来ると、後は成長は早い。真夏、8月のお盆も過ぎれば、もう結実しているものもある。イネの生育期間はずいぶんと短くなった気がする。
  ムラサキツユクサ、ずいぶんと長い間忘れていた名前。これを、他の方の書き込みで見かけた。この植物の事は、ぜんぜん頭になかった。しばらくして、ふと、その花が、人の棲んでいなさそうな建物の、ちょうど道路際のブロック塀から姿を見せていて、もはや、なんのことだかはっきりしない、ムラサキツユクサを見た。これが、すこしよみがえって、いつも歩いているところでも見かけることになるが、どうもうまく咲かない。まだ蕾があるから、なんとかいいものを見てみたい気がする。
  風が、やけに爽やかになる。歩いている時間、日が当たっていて、暑いくらいであった。だが、風があって、特にそれが体にこたえる暑さではなくなった。でも、風が吹けば、あらゆるものが右から左へ、あるいはその反対に揺れる。ちょうど、静止した瞬間を捉えるのは難しい。今は、爽やかそのものの風が吹いて、雲も多く、太陽は顔を見せていない。

  冒頭の写真は、ちょうど天気が回復した、23日の、剱岳である。西側から見ていて、中央とその左に見えるところをトリミングした。珍しく、雲があり、その影も山肌に写っているかのようで、また濃い黒みがかった青以外に明るい青、大げさに書くとちょっと緑もあるような山肌もある。これが、白い薄い雲の影響か、あるいは、今頃の剱岳本来のものか、わからないが、なかなかみる事は出来ないと思う。



  同じ日の、日没後である。こうゆう、朱色あるいは、赤く焼けているような色の空を見ることも、なかなかない。たぶん、空気が澄んでいるからだと思う。これが、毎日続くとちょっと怖い、そうゆう気がする。  

本日の夢の中身

2007-06-25 07:28:08 | 散策
  朝の天気、曇り、小雨も降る。地平は、西も東も明るく上空の雲は厚い。室温21℃、これは涼しい。
  夢をよく見る。ほとんど忘れている。物忘れもひどいが、これにも功罪がある。せめて、いい夢だけでも覚えているといいが、これも、そうはいかない。
  今でもよく見る夢は、卒業に必要な単位が足りないとか、あるいは、ある種の作文をぜんぜん書いてない、まったく手を付けていない、と言うもので、なんでこんな夢を見ないといけないのか、不思議だ。
  これなら、まだ因数分解が出来ない、5次の方程式が解けない、log ax の微分を定義に従って導くことが出来ない、というものの方がましで、これは、後でテキストなりを見れば答えは出る。しかし、ホントろくな夢を見ない。まったく。
  危うく、目覚ましが、鳴るまで眠るところだったが、今日もろくでもない夢を見ていた。何かが盗まれるか、あるいは壊される。それで、探偵かあるいは、専門の業者に、何とかその泥棒だか、破壊工作者を捕まえてもらうよう依頼する。そこに、さらに謎の家族が尋ねてきて、いよいよ話しは盛り上がる。色々、指示をだす。この辺が危ない。いよいよ、敵がやって来る。それで、緊張感は最高に盛り上がるが、気が付いたら、すでに、宝物は取られていて、なくなっている。ガラス窓が割られていて、それで、敵は、このセキュリティ業者の中にいることを予感するが、さらに指紋をとってなど指示を出すが、その後どうなったか。
  なんと、なぜかわからないが、スピーカから、その日のその後に書く予定の自分の日記みたいのが放送されていて、「これこれをやったが見事にだまくらされた・・・」など、を怪盗が笑うがごとく話すのを聴くことになる。そこで目が覚めるのだが、それにしても、なんでこんなあほみたいな、しかし、よく出来た夢を見るのか、まったく理解できない。探偵小説のひとつも書けそうではないか。
  これには、たぶん雨が関係している。それと気圧だ。あとは適度にいい気温であること。それにしても、人の頭の中はわからないもので、こんな事は絶対に思い出せないようなことも、なぜか思い出して、あわてて打ち消す。どうせなら、なんか、絶対証明できない「何とかの予想」てなものが、沸いて来ないか。でも、こんなこと書くと、ホントにおかしいことを証明することにもなって、気を付けないといけない。