ぶらぶら人生

心の呟き

「ナツズイセン」?

2007-07-25 | 身辺雑記
 昨日のブログに、「梅雨明けの朝 1 (名を知らぬ花)」を書いた。
 早速、「ハブランサス」を調べてみてと、コメントをいただいた。あるいは「ナツズイセン」の可能性もあり、と。

 今朝、散歩に出かける前、そのコメントを読んでいたので、もう一度花をよく観察し、花の部分がよく分かるように、カメラにも収めた。(写真)
 ヒントにしたがって、二つの花の特色に当たってみた。
 その結果、私の印象としては、「ナツズイセン」の方に、より近い花のように思えるのだが、どうだろうか。

 「ナツズイセン」は、ヒガンバナ科、ヒガンバナ属とする人と、ユリ科、ヒガンバナ属とする人がある。植物分類学上、どちらかが正しいのだろうが、私にはよく分からない。
 が、私の見たところ、形は百合に近く、茎のすっと伸びた感じは、ヒガンバナに大変よく似ている。
 「ハブランサス」は、一本の茎に一つの花がつくのに対し、「ナツズイセン」は、複数の花が咲いている。前者は、花も小ぶりで、花弁の開きがむしろサフランモドキに似ているような気がする。(勿論、ネットの写真で見る限りでの話なのだが……。)

 取り上げている花が、もし「ナツズイセン」に間違いないのであれば、「ハブランサス」にも出会ってみたい。別名、「レインリリー」とも呼ばれる花に。<リリー>が付くからには、百合に似たところはあるのだろう。雨に似合う百合、ということなのだろうか。名前からしても、風情がありそうだ。

 (依然として自信はないので、ご意見があれば知らせてください。)
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風に吹かれて (キササゲの実)

2007-07-25 | 身辺雑記

 昨日の昼前、昼食を草花舎でとるつもりで出かけた。長期休業が、昨日からとは知らずに……。
 お店が休みだったことよりも、先日Yさんに会ったとき、<旅のご無事を…>とも言わなかったことを残念に思った。
 (帰宅後、草花舎に電話。Yさんの出発に間に合い、挨拶することができた。同時に、クサギの花が咲き始めた、との知らせも受けた。)


 その帰り、キササゲの木のある家の前を通りかかった。
 以前のブログに、<キササゲの花>については、すでに書いた。
 梢を見上げると、その花が今は実となり、枝から垂れ下がって、夏の風に揺れているのだ。(写真)
 実は秋のものと、本には書いてあった。が、早くも実となっているのに驚いた。これからさらに莢丈が長くなり、実入りもよくなるのかもしれない。
 暫くは、樹上にあって、涼やかな風情を見る人に与えてくれるに違いない。
 梅雨明けの昨日、さすがに昼間は炎暑であったが、キササゲの木陰は涼しかった。

 この実は、利尿剤になるとか。しかし、今はそんな薬効など無視されているのだろう。秋が深まれば、葉とともに大地に消える、そうした運命を辿るに違いない。

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梅雨明けの朝 8 (アカメガシワの実?)

2007-07-25 | 散歩道
 大げさなものを頭上にかざした、この植物は?(写真)
 鉄道線路のわきにあり、通る度に気になる。
 葉は、アカメガシワのような気がするのだが……。
 見栄えのよかった花の成れの果てが、この実の形なのだろうか。
 果実状のものが寄り集まり、一つ一つの実には、赤い糸状のものが沢山くっついている。面白いといえば面白い形状だが、少々気味悪くも思える。
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梅雨明けの朝 7 (ヘクソカズラ)

2007-07-25 | 散歩道
 海辺の崖には、ヘクソカズラの花も咲いていた。(写真)
 可愛いのに、<屁糞>とはかわいそうだ。あの程度の悪臭は、他の植物にも珍しくない。可愛いからこそ、嫌味な名前をもらってしまったのかも。
 夏の野の花として、小さくて愛らしい。
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梅雨明けの朝 6 (この蔓草は?)

2007-07-25 | 散歩道

 昨日は、さわやかな梅雨明けの朝だったので、大いに自然観察を楽しんだ。
 海辺近くの崖に、可愛い花をつけた蔓草が絡まっていた。(写真)
 小さな釣鐘型のうつむいた花の先から、ぴんと覗いているのは、この花の雄蕊だろうか。
 この蔓草にも、名前があるはずだが、分からない。
 小さいものも、小さいなりに、命の限りを生きているから美しいし、心を惹かれもするのだろう。

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梅雨明けの朝 5 (釣れた鱚)

2007-07-25 | 散歩道
 釣り人のバケツの中を覗くと、鱚が蠢いていた。底には砂があるらしく、鱚が動くごとに、その砂が巻き上げられた。(写真)

 餌は何かと尋ねると、このゴカイだと、小さな入れ物を見せてくださった。うじゃうじゃと小動物が体をくねらせていた。それを針の先につけ、餌にとびついた鱚を釣るという算段らしい。

 今、「ゴカイ」を広辞苑で調べてみた。
 ごかい【沙蚕】 ゴカイ科の多毛類の一種。全長は約10センチメートル。70
          から130個の環節の両側に疣足があり、多くの剛毛を出す。
          海の砂泥中にすみ、10~11月の夜間に生殖のため海面に
          群遊。釣りの餌に用いる。(以下略)

 こんな奇妙な動物が、あの美しい鱚の餌であるとは!
 10センチもあるようには見えなかったが、丸まっていたのだろうか。もう少しよく観察しておけばよかった。残念至極だ。

 未知の世界の何と広いこと!
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梅雨明けの朝 4 (磯釣りの人)

2007-07-25 | 散歩道
 釣り人の居場所は、いつもは波止場や湾の岩場と決まっていたのに、昨日、波打際で釣り糸をたれている人がいた。(写真)
 興味津々、近寄ってみた。おりしも、手繰られた釣糸には、六、七匹の鱚がかかっていた。そばのバケツに、手際よく釣針から外した鱚が投げ込まれた。鱚は自由を得てぴちぴち跳ねている。美しい姿だ。

 その釣り人の話によると、土田の湾では、よく鱚が釣れるらしい。
 先日、近所の人から釣ったばかりの、鮮度のいい鱚をいただいた。それも土田の浜で獲れたものかもしれない。

 仲間と一緒に釣糸をたれている人もあるが、大方はひとりだ。
 釣り人には、孤独を愛する人が多いのだろうか。
 私にも可能なことなら、釣りを楽しんでみたい。しかし、意外とせっかちな性格だから、無理かもしれない。岩場は怖いが、浜辺なら危険は少ないだろう。朝には釣りを試み、自給自足の生活をしたら、健康のためにもいいかもしれない。と、ちらと考えたが、およそ不可能な夢想にすぎない。
 この日会った釣り人は、江津から来たと話しておられた。岩場で釣りをして命を落した友人があり、結婚後はあえて危険を犯さず、浜辺での釣りを楽しむのだと……。堅実な生き方をする人なのだろう。大物を釣ることよりも、分相応の釣りを楽しむ人でもあるのだろう。

 朝の散歩での、思いがけない人との出会いであった。 
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梅雨明けの朝 3 (海辺のゴミ焼き)

2007-07-25 | 散歩道

 昨日、散歩コースを歩いて、海辺へ出てみると、ゴミ焼きの煙が上がっていた。(写真)
 前日、海水浴に来た人たちが残していったゴミの処理であろうか。
 日ごと、海を楽しむ人たちのために、浜辺の人たちは、協力して海の清掃に当たっておられるらしい。
 花作りの上手なSさんに浜辺で会った。S家の裏は海である。
 「今日はボランティア活動ですか」
 と挨拶すると、
 「そうです。人が多ければ多いほど、結構浜が汚れて」
 と話しておられた。

 海水浴客は、梅雨明けとともに、多い様子だ。Sさんは、土、日はさらに沢山の客があるだろう、と話しておられた。
 この湾に、海水浴客のあふれる様子を見たことがない。私が見るのは朝の静かな海ばかり。朝の人影は、釣り人ばかりだ。
 湾に数本の赤い旗が立っている。その旗の向こうは危険地域ということだろうか。
 
 鱚釣りの様子を眺めてひと時を過ごし、引き返そうとした浜辺に、小学生が集まり始めた。胸に札を下げている。
 ラジオ体操が、間もなく始まるらしい。
 胸に下げているのは、今日の出席の印をつけてもらうための札だろう。
 遠い遠い昔、私にもそんな時代があったことを思い出した。昔もラジオ体操は六時半からだったのだろうか。まともに覚醒した姿で、出かけたことがなかったような気がする。毎朝、眠さをこらえながらの出席だった。
 だが、今の子供たちはしっかり目覚めている。眠そうな子供などいないようだ。どうしてだろう? 昔は、あるいは、六時始まりだったのかしら?

 夏休みという、浮き浮きした休暇の喜びも、遠い想い出となってしまった。今は、夏休みなど人ごとで、ただ気だるさを厭うばかり……。 

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梅雨明けの朝 2 (百日紅の花)

2007-07-24 | 散歩道

 今朝の散歩で、咲き初めの百日紅の花に会った。海辺に近い丘の家の庭先に。(写真)
 これから当分、この花にはめぐり合えるだろう。あちこちの庭先などに、比較的多く植えられている。

 山口の後河原にも、ピンクと白の百日紅があり、この時期、毎年花を咲かせていたのを、ふと思い出した。一度、夏の川沿いの道を歩いてみようか。桜並木は、もう蝉時雨の季節に入っているのかもしれない。

 「サルスベリ」の木肌は、木登り上手の猿でも滑り落ちそうな滑らかさだ。その特徴から名付けられたのだろう。また、「百日紅」と書いて、(さるすべり)とも(ひゃくじつこう)とも読まれるのは、あの咲き継いでゆく花の風情から付けられたものだろう。
 華やぎと優しさを兼ね備えた、いい花だ。

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梅雨明けの朝 1 (名を知らぬ花)

2007-07-24 | 散歩道

 昨夕のニュースで、中国地方の梅雨明けを知った。
 昨日は、街で友人と会って、昼食をともにした。帰途、フロントガラスに見える山の上に、少々気兼ねしたような入道雲が立ち上がっていた。
 「あら、入道雲! 梅雨があけたのかしら?」
 と言いつつ、入道雲のことを暫しの話題とした。
 昨日の天候は、どう見ても、梅雨から抜け出した空の色であった。

 今朝は、またしても三日間の空白のあとの散歩であった。
 梅雨明けの朝は、さわやかであった。
 気分よく歩いていると、四日前にはなかった花が、観察木に選んでいる栗の木の傍の草原に咲いていた。サフランモドキに似ているが花は少し大き目だし、花弁が少しラッパ状にもなっている。花茎はまっすぐに伸びて、背丈も三、四十cmはありそうだ。マンジュシャゲのように、葉らしいものが見えなかった。ずいぶんさわやかな花である。(写真)
 初めて見る花であった。突如、地から湧き出したように咲いた、この花の名前を私は知らない。が、梅雨明けの朝、意を決して散歩に出かけた私を大歓迎してくれているかのようであった。
 <明日も、サボらずに来てネ!>と、語りかけてくれているようにも見えた。


 (花の名前がお分かりの方は教えてくださいませ。
  過日、露草の仲間としか分からなかった花の名を、「ムラサキゴテン」(別名「パープル・ハート」)だと、コメントや電話で教えてくださった方があり、嬉しかった。名前が分かると、親しみの度合いがぐんと増す。
 「ムラサキゴテン」を庭にさして…と、折り取ってくださった方に、今朝の散歩の途次、折よくお会いできた。そこで、花の名前をお知らせした。<今度は覚えておきましょう>と、喜んでおられた。
 同年というのに、その方は朝から農作業中だった。働く人と、ただぶらつくだけの私と、その体力の違いを思い、少々情けなく思った。
 帰宅後、花壇を見たら、「ムラサキゴテン」が、一つ、花をつけていた。ピンクの小さな花を。無事に根付いた証拠だろうか?) 

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