前のブログで説明不足でした・・リンって何?
骨や歯はカルシウムとリンが豊富。
食べ物でいうと、リンは多いタンパク質によく含まれていて、インスタント食品や練り製品もリンは高い。
血中のリンは高いと、これを捨てることができない透析患者は骨をもろくするので、リン吸着剤というリンを捨てる薬があります。
ところが最近タンパク質をわりと摂った私は、最近の血液検査では、まだBUNとリンは高くてリン吸着剤がちゃんと効いていなかった。
リン吸着剤は。消化中のタンパク質と結合して便として排泄するが、消化後のタンパク質と結合できない。
私は脳出血後ヒマで、大して効かないリン吸着剤を血液検査の前に飲み方を変えてリンデータがどうなるか実験した。
結果自分は今までリン吸着剤を飲むタイミングを間違っていて効いていないらしいことがわかったのである。 ちなみに私は食欲があってタンパク質とリン吸着剤を一緒に飲み込むとリンのデータはよく下がっている。
お恥ずかしいことに、失語症が大分良くなったときに、患者会の会報にリン吸着剤のことを投稿してしまった。
脳出血でなった失語症は、中里瑠美子さんのおかげで回復したが、思った事を話せないこともそうだったけど、自分の場合書く文章は助詞がめちゃくちゃで読めたものではなかった。 文は治ったので投稿したが、反省している。
今もそうだが失語症回復は記憶回復だと思っていて、中里瑠美子さんに指導されたリハビリレポートを書くことは、自分の書いたものを何度も書き直す行為の印象が強く、そのせいか、自分の書く文にできあがりはなく、試行錯誤をやめた出来損ないである。ブログも・・・
困ったのは患者会の役員である。
リン吸着剤を飲まない患者はいなさそうなのに、リン吸着剤が効きましたと言われても、医師の見解でもない・・結局、役員は薬剤師にこの原稿を読んでもらい、薬剤師のコメントと一緒に会報に載ることになった。
薬剤師からは、リン吸着剤は消化能力に影響され、効き目などは人それぞれ違うコメントをいただいた。
<補足>
失語症回復には感覚の記憶をたくさん思い出そうとしていたことがあります。
認知神経リハビリテーションは感覚を重視してたので、中里さんが話しながら手のひらを触られた記憶ではなく、そのとき私の感覚が変化をしていたなら、それはどんな感覚だったのかという記憶を書くことが、失語症回復につながったのでは?と思っています。