口の筋肉が動かないと、口は閉じることができないらしい

2017-10-31 20:51:16 | 訪問リハビリ
リハビリ前に先生に読んで頂いたメモである。
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先生はどうして顎の関節がこわれていると口が閉じることができないとお考えになったのですか?
私は口を閉じられないのは、右側が強いので、マヒが強いせいだと思っていました。 緊張する透析通院の送迎車ではいつも唾液が出ないようタオルで口を押えているのに、その必要がないことが何度かあったんです。 まだはっきりわかったことではないのですが、自分が唾液が出てしまうのは口が開いているからだと思っていたので、口は閉じ始めたのでは・・・と思いました。
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先生は、
「顎の関節と口を閉じることは別ですよ。マヒがあると、唾液が漏れることはあります。」
とおっしゃった。

たまたま唾液が漏れることを気にしないでいいときがあっただけなのか。

今回も顎の関節を押すような痛みの強いリハビリ。
終わってから先生は「途中から気持ち良くなったでしょ?」と聞かれ、「は?」、となった。痛みは変わっていない。でも前回と違ったのは、ただ関節を押さえつけらえているだけではなく、もみほぐされているような感覚が混ざっているような気がしたときがあったと思っている。これはたとえ話せたとしても、タイムリーに先生に伝えるのは難しかったかもしれない。
リハビリそのものが話せず、感覚が変わった「今」がとてもわかりづらかったと思ったからである。

足のリハビリでは、ふくらはぎのもみほぐしなどがあったが、急に強くではないが、両足裏が痛くなった。 寝ているとき頻繫に足の裏が痛かった。 過敏症?、動きはないのにこすられているような圧のような痛みがあったのである。

先生は、足裏をベッドに押し付けることをなさったと思う。 すると足裏の判を押したように、足指と足の平が、頭にイメージされた。

最後に、先生の介助で、唇をすぼめることに挑戦したがさっぱりできない。
先生は、喋る以外に、食前に家族に頬をマッサージしてもらうなど、もっと口の筋肉を動かす必要性を指摘された。 私も何となくそんな気がする。
唇をすぼめるなんて、筋肉を使っていた記憶はないし、でも今の私にはとてつもない筋肉を使うように思える。 口に筋肉がつけば、今はできない歯磨きのときのうがい(ブクブク)ができるとか、口を閉じることで天井を見ながら咀嚼もしなくてよくなるんだよなあ。







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座り直しに関連して顎のリハビリも必要になった

2017-10-24 12:45:46 | 訪問リハビリ
今回、リハビリ前に先生に読んでいただいたメモである。

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座り直しが不要になる方法ってないものでしょうか?

車イスにずっと長く座っていても座り直しは不要なときもあれば、座り始めてわりとすぐお尻の位置が前方にずれているときがあります。
座り直しが必要な時は、頻繁に起こることが多いです。

どういうときに、お尻の位置が前にずれてしまうのか知りたいです。
ーーーーーーーーー
今頃になって質問するものでもない気はしたが、自分がなぜ座る位置を前にずらしてしまうのか知りたくなった。

先生は顔を上にそらすと、肩付近(肩甲骨の辺り?)がバックレストを押し、お尻が前にずれるが、心当たりがあるかとおっしゃった。

大いにあった・・・飲んだり食べたりするとき、飲み込みが下手な場合は、なかなか飲み込めず口の中は唾液が増えて、これをこぼさないよう顔を上に向けている。
透析前の朝食はヘルパーさんに用意していただくが、食後には座り直しが必要だった。

先生の前で、吸い飲みから水を飲んだ。少ない量のラッパ飲み。
口を大きく開けたり閉じたり。でも閉じることは難しかった。

先生は私の顎の関節を強く押し、口が閉じられるかもしれないとおっしゃった。
私はうれしいと思ったが、顔の外から顎関節を押したり、口の中に指を入れて筋肉を引っ張る・・・この治療は本当に痛かった。筋肉を引っ張るときは力を入れないよう言われた。
顔の筋肉を柔らかくしようとしてるから、力を入れて筋肉を硬くしてはだめなんだろう・・・でもくどいが痛い。

先生にも痛さは伝わっていたようで、「このくそおやじ、という目で見ていた・・・」とホワイトボードにお書きになった。。。

先生ひどい、とは決して思ってはいなくて、痛みがあるのは仕方がないが、もう今日はこのくらいでいいのでは、とは思っていた。顎の関節は壊れているから治療が必要である。でもすでに顎の関節は壊れており、治療したから確実に口を閉じることができるかどうかはわからないみたいだ。

来週からは、足と顎のリハビリを行っていただくことになった。

書かなかったが、今回先生から伺ったことで、座り直しが必要になる自分の身体の動きが何となくわかった気がする。
緊張させて筋肉を硬くして、絶対に倒せないバックレストを押す。

来週からのリハビリは足と顎だが、関係があるのかなと思った。
最近はなくなったが、以前、私は食事中足をばたつかせていた。
口を動かすと、足に放散反応が起こり、腕には起こらなかった。
素人の感覚では不思議だと思っていた。

リハビリの専門用語では、ある部位の運動によって、その他の部位へ緊張が伝わってしまうことを「連合反応」や「放散反応」と言います・・・脳梗塞・脳出血 後遺症のリハビリ「動きのコツ」・・・生野達也(動きのコツセラピスト/ PT) より



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今を生きる

2017-10-23 13:13:16 | 考える
私って、透析という医療があったから、12歳の頃から健康な人と似たような生活ができていたんだよね、と思った。

自分の人生は、こうなると思うと感じていた時期は20代頃まで確かにあった。
でも30代目前になって、自分の先行きがたっぱり見えなくなった。
これが、透析に通院することが当たり前だった私の気持ちに変化が起きた原因なのかとようやく気づいた。
透析に通うことをしょっちゅう遅刻して、夜間透析だっから、透析室が終了する時間まで透析を受ける。
でも遅刻しているから、受ける透析時間は2~3時間。
そんな生活を続いていたから、ある日透析不足で脳出血になった。

自分の将来を考えるようになった年齢のためか、その頃透析患者会の役員なったためか、自分の考え方に変化を起こした理由はわからない。
その時の自分を思い出しても、やっぱりわからない。
透析通院が面倒になった?
そのとき透析は20年くらい続いていてクセになっていたから、やめるほうがパワーは要ると思う。

現在の自分は両麻痺で、自分の蒔いた種で、多くの方に迷惑をかけて「生きている」。
脳出血前は、自分が生きていることをないがしろにしていたんじゃないか。

透析を受けると、実感はわきにくいが、見ず知らずの多くの方の働いた結果、生かされている。
有り難いことだが、自分がそういう状況にあると常に思う人は少ない気がする。
どうすれば感謝を示すことができるのだろう?
今を懸命に生きていることができたら、伝わるのかな。

コメント (2)
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頭に見える自分の足の太さ

2017-10-17 14:08:39 | 訪問リハビリ
たぶんちゃんとは言えていないと想われる「ありがとう」を言ってみた。

聞こえないため自分の発音が上達しているかわからないと伝えると、間違えてもいいから発声することで、発声のための口腔機能をトレーニングする目的になるそうだ。

リハビリ後に先生は「痛いと言わなかった」とおっしゃっていたが、痛みの少ないリハビリだったのである。

股関節辺りで振動を起こしているようなマッサージ?
これが起こると足裏に振動ははっきりと伝わっていると感じた。


変だと感じたのは自分の足の太さだった。
先生が足の表面をあちこち触れたりすれば、おおよそ自分の太さは頭に見えていた。
その足の太さは、実際目で見る足の太さの倍以上に感じたのである。
左足のみのリハビリを行っていたので、右足と比較するまでもなく、左足は太くぼてっと存在感があった。













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ありがとうって聞こえる?

2017-10-10 21:08:58 | 訪問リハビリ
先週は右シャントのopeがあり2週間ぶりのリハビリだった。

ちょっと気になったのは、opeの翌日と翌々日の寝る前に両足裏がすごくしびれてなかなか眠れなかったことがあった。

今回リハビリ中も、先生は飛び出した距骨を押し込む恰好をしているようだったが、いつもと違ったのは、身体の中から踵を押している感覚があったことだった。
なんだろう?と思っていると、次には股関節辺りから足先までが一気に痛み出し、ギブアップした。


この踵の感覚から股関節辺りまで伝播するような感覚は2回あったと思っている。
2度目は、身体の中から踵を押す奇妙な感覚がまた起こっている・・・と思ったが、極弱い痛みの流れを感じていた。


リハビリ中に先生から「声が出ているの知ってた?」と聞かれた。
「いいえ」と答えるしかなかった。
自分の声は聞こえないし、今回リハビリ中に自分の声が出ているとは思いもしなかった。

先生は「アリガトウ」って言ってみて、とおっしゃった。
私が言ってみると、先生は首をかしげていた。やっぱりなと思ったが。
声が出ているなら練習します、と答えた。
確かに先生がまれに聞く私の言葉は「痛い」だけだったはずなのである。
リハビリを受けながら「アリガトウ」と言うことを何回か考えた。
再び先生は「アリガトウ」って言ってみて、とおっしゃって、私が言ってみた。

先生の表情が変わったように見えた。
リハビリ後に、リハビリを見ていた父に聞くと「こんなにはっきり聞こえるとは思わなかった」。

ちょっと「アリガトウ」を考えて、最初の1回だけ通じたありがとうという言葉。
私の場合、耳を使わずに言葉を発しようとしていて、そのために記憶している発音が楽に引き出せる方法はないものだろうか。

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3年ぶりのシャントのオペ

2017-10-04 11:41:55 | 透析・シャント
昨日はシャントのオペがあった。
シャントの血流には問題はなく、透析はできていたが、以前から瘤が大きくなっていたことや、止血に時間がかかっていたのである。

瘤ができた理由ははっきりしていない。
でも瘤ができる要因に血圧が上がることがある。 自分の血圧ノートを見ると、昨年11月頃に体調を崩し、食事もあまりとれず血圧は160台/100以上のときがあった。このとき瘤ができるきっかけになったのかもしれない。 オペでは、この瘤への血流を止めていただいた。

シャントの流れは良好でも穿刺できる場所が狭かった。
でも3年も持ったのはかなり人工血管を使用する上では寿命に近かった気がしている。 因みに透析における人工血管(グラフト)は、好条件(穿刺場所を時々変える、血圧を起こさないなど・・)だと10年持つらしい・・・

右マヒ手にあるシャントのオペは、ご迷惑をおかけしている。
透析穿刺時同様、肘の曲がった右手を、オペ中固定しているスタッフの方がいる。 硬い腕を急に伸ばすと、マヒ特有の痛みが出るが麻酔は効かない。 でも痛みがないオペが時々あって、昨日はそうであった。
終わってよかった~

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