20160726-2 中里先生から受けた治療

2016-07-27 21:34:11 | 通院リハビリ
血圧130台。

中里先生はご主人の転勤に同行され、東京を離れる。
現在の病院は退職され、中里先生のリハビリは今日で終了となる。

最初中里先生が退職されると伺ったとき意外だった。
仕事が麻痺の身体の治療を研究しているように思っていた。それを中断されるのだろうかと。
実際は新しい環境で仕事は再開される予定とは伺っている。

ご主人様と仲が良くなければ、転勤に同行しないはず、などと考えていた・・・
ご主人が先生にとって大事な存在であるはずで、ご主人って素敵な方なんだろうなあと思った。



【片マヒのときから中里先生にお世話になっていた】


私は重度の右片麻痺(2001年)のときに約3年半、今回両麻痺(2010年)で3年11か月、中里先生の治療を受けている。

右片麻痺のとき・・・

発症から3年間頭はもうろうとして目が覚めていないみたいだったが、発症2年半後に認知運動療法をはじめて知り、半年後には目が覚めていることに気づいた。

印象的だった変化は、

歩行時に足裏にガラスの破片を踏む感覚がして、装具を取らねば歩けなくなった。装具を取り歩き始めた。

亜脱臼を起こしていた右肩は、だらんと右腕をぶらさげているようだったが、左の肩と同じ形になって亜脱臼が治っていた。



【中里先生最後のリハビリ 上半身のバランス】

車イスからマットへ移乗するとき、先生につかまっているが、向きは軸足はいつも左足だった。(車イスは、私の左側がマットに接していた)左足は少し動けるため、移乗時は軸足は左足の方が安心だと感じていた。

前回と今回は、(車イスは、私のマヒの右側がマットに接していて)軸足は右足で逆だった。
でも最初軸足はどちらかわからなかった。右足は地面の感覚は感じられず、左足は先生につかまって運ばれつま先が少し地面をこすっていたような浮いているような感じだった。

先生に言われ、右足を軸に移乗していたと気づかされた。私の31kgの体重は右足で支えられるとも。

マヒのつよい右足が自分の体重を支えるとはイメージし難い。実際先生が右足を支えてくれていた。マヒでも本当に体重を支えてしまうのかな。

マットに座って、バランスを保とうと、上半身を前後に動かしたり、先生の手を持ち手を動かしたりした。

先生から、どこで動かしているの?と質問された。
私は身体を触ったり50音ひらがなボードで答えたが、すべてはずれ。
腰?、(実際よく動いてみえる)上半身?、お尻?、・・・
答える場所がなくなってきて、まさかなあ・・と思いつつ、「足・・?」と答えると、
先生は「股関節?」と聞き返してくれた。
下敷きのように上半身がどうして動いているかわからずにいた。
股関節は、マットに座っているときは蝶番のようで上半身の背骨の動きに影響しているとわかった。

リハビリ最後に、中里先生からハグされてしまった。
先生の愛情深さを感じた。


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20160726-1 中里先生ありがとうございました!

2016-07-26 17:05:02 | 通院リハビリ
4年前退院した頃は、満足に車イスに座れず、また右の手足は、意志で全く動かなかったのに、少しずつ動きがでています。
右手は片マヒのとき動かず、現在両マヒになって動きだしています。

中里先生には、片マヒのころからお世話になりっぱなしです。そしてリハビリを通じてたくさんよい影響を受けている気がしています。考え方とか・・・本当にどうもありがとうございました。 

身体には十分気をつけていただきたいと思っています。
先生がまた東京でお仕事をされるときには、ご指導を受けたいです!

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いつもの訪問美容のサロンに今回行ったら縁日だった

2016-07-25 13:27:30 | 美容
日曜日は訪問美容「と和」のサロンへ行った。

巣鴨の地蔵通りにある。
この日は7月24日だったが、地蔵通りは4がつく日は縁日があるそうで、ちょっと混んでいた。
ちょっと、というのは、自分一人でで車イスを運転している男性がいたり、皆が気を使って避けている中で写真撮影しているひともいた。混んではいたが、危険は感じない込み具合であった。
ちなみに私が地蔵通りにいたのは、サロンでのカットも含めて11:30~13:30だった。いつも訪問美容でお世話になっている小池由貴子さんは、地蔵通りが混まない午前中にカットの予約をしてくれた。

縁日と聞くと、子供が喜びそうな金魚すくいやわたあめなどを連想するが、実際には質屋で見かけそうな商品を売っている露天商が多かった。しぶい縁日というイメージである。150円のお好み焼きは、3種類あって、イカ・生姜・(ひとつ忘れた)は安いだけじゃないだろうと思った。じっくり見たいところもあったが、送迎車との滞在時間は2時間と決めてあったので、ざっと見る程度だった。

この縁日、よく見てみたい。

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PAPER BLOG

2016-07-23 18:09:26 | PAPER BLOG
いつから書き始めたか覚えていない、しかも今週でたったの5回しか書いていないヘルパーさんに書いている「PAPER BLOG」。
ヘルパーさんに読んでもらえるかも?とネットのブログを書籍化したが、やっぱり見ることができないリンク先満載の「書籍化ブロク」はイマイチだった。

ヘルパーさんに伝えたいことは、しょっちゅうお会いしているから、ネットではなく紙がいい。現在ワードで書いている。チラシ風である。持って帰るのも、そのままでも自由である。
どうぞお読みください、とお渡しせずに、先にテーブルの上に置いている。

今日は入浴があったが、今週のブログは「私の両腕の血管」で、ヘルパーさんが透析=シャントは知らなかったとおっしゃっていた。読んでくださったのはすごく嬉しい。
でもネットで調べて書いたところもありちょっと不安にもなった。
ネットより紙のほうが気楽に書けると思ったりしたが、自分が書いたのが人の目に止まるだけで、やっぱり少なからず緊張するものである。

内シャントと人工血管によるシャントの手術など、自分のちょっとグロテスクな腕の手術の痕についてのブログだった・・・見たら気になる痕じゃないだろうかと思ったのである。
透析を行うには、動脈並みの血流で腕表面の血管から透析機械に血液を運ぶ必要がある。

説明が下手で非常に恥ずかしいのだが、自分が話せていたらシャントについては知っているこ
とだけ話していたと思う。

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異常な動きから正常な動きへ

2016-07-22 11:36:45 | 日記
長い期間、退院後しばらくしてから、ほぼ毎日のように夜中に放散反応右足がひどく痛くなり目覚めていた。
それが今年4月38℃の熱を出した頃から現在まで1度も右足の痛みで目を覚ましていない。

やっぱり不思議だった。考えたところでわかるはずはないのだが・・・
私は自分の身体を観察するくらいしかできない。
 
夜中に痛くなった右足の恰好は、これ以上膝を曲げられない本当に自分で曲げたのかと思いたくなるものだった。
「マヒになる前、こんな足の格好できたのかなあ」
あぐらをかき、膝を地面につけたような格好に似ていた。
私は身体は柔らかかったわけでもないし・・・脳が制御していた自分の身体の動きの特徴みたいなものも、なくしているわけだろうし・・・。

現在は、右足が勝手に曲がるときは、右足指が左足の膝付近にある。
これを見ると、意志に反して動いているとは言え、これ以上膝を曲げられないわけではないあい動きはよくあるから、「正常に近い動き」だと感じる。

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20160719 少しの血圧の高さでも集中力はコントロールできなくなるのか

2016-07-20 12:10:28 | 通院リハビリ
血圧は147~149.
カードにバレンが魚、ゾウ、ウサギいずれかが切り取って貼ってある。
閉眼して、カードに貼ってある形を手で触って答える。

これが今回の課題だったが、血圧の影響だろうか、集中力がなく、すぐに結論(答え)を出そうとしてしまった。
自分は吟味をしていないことは感じていた。なぜか?
先生には私の指の感覚がわかりづらいと伝えた。

でも今考えると、感覚は課題に答えられるくらい充分あったと思った。

今回のような、どんな形のものに触っているか答えるときは、記憶された選択肢と触っているものを比べ続け、パズルのようにピースをはめては違っては捨て、最終的に答えの形が出来上がる気がしている。

普段このような課題では「自分が触っているものと、自分が思う実際とは本当に合っているか?」という疑問視がいっぱい出るはずだったが、それがなかった。

今回のリハビリでは、自分の判断力の欠如をすごく感じた。

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20160712 暑い季節での問題

2016-07-15 11:54:06 | 日記
今週のリハビリは休んでしまった。直接的な原因はわからない気持ち悪さがあったことだ。
先週末土曜日には160台まで血圧上昇と頭痛があり、次の透析月曜日まで血圧が上がり続けたら怖いなと思っていた。
土曜日は水分摂取はウィダーインゼリー(ENERGY)1パックのみ、食事はタンパク質多そうなお肉類のみにした。
翌日お昼になって血圧は140台になった。でもまだ頭痛があった。血圧140で頭痛になったことはないから、暑い日でもあったし、アイスティを150㎖を少しずつ摂取。。。
しばらくすると頭痛はおさまっていた。
頭痛がなくなると、飲食に不安もなくなった。日曜日の夜の血圧は130台になった。
水曜日透析で血が濃いので造血剤を減らします、と言われた。 
火曜日の訪問看護師さんから、血が濃いと血圧上昇や頭痛が起こるから水分は必要だと伺った。
土曜日の私の水分制限って、血圧を下げる意味はなかったようで・・・血の濃さが原因の血圧上昇や頭痛だったとしたらあまり心配することもなかったのかもしれない。暑さを感じにくく、喉も乾かないことは、血を濃くしてしまい自分にとって夏の問題なんだなあ。

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使ってみたプリニアという電動歯ブラシ

2016-07-08 13:21:15 | 訪問歯科
昨日は訪問歯科の日だった。

この日は朝から疲れがあり、先生を含む2名の方が訪問されたが、眠くて失礼なことをしてしまった。(申し訳ございませんでした。)
水が出る超音波による歯石などの除去がはじまると、少し痛むからか、目はきちんと覚めてきた。

前回音波振動歯ブラシ「プリニア」を購入し使っている。振動の大きさに最初はびっくりしたが、1週間もすると慣れた。使い続けられそうで安心した。それまで歯磨き後に「歯みがきティシュ」を使い、これで歯をこすると汚れがついてきたが、何もつかなかったため、「歯みがきティシュ」は不要になった。
でもマヒの左手は予想以上に思うように動いてくれなかった。歯に毛先が当たっている感覚はないため、鏡で確認する。このとき歯ブラシを細かく角度を変えられない。

案の定、磨き残しいっぱいあると言われ、今回は上の歯外側から磨く練習をしましょう、ということに・・・
ちょっとがっくり。歯ブラシを器用に動かせれば、もっと練習は早く終わるのになあ。

でも気になることがあった。
前回の時よりも、今回歯に歯ブラシが当たっている気がしたことである。
上の歯の磨き方の指導を受けているとき、鏡で眼でも確認してもいたが、感覚では毛先が歯にあたっている気がして、わかりそうな感じがした。

今週は、リハビリで口中の感覚を確認し、翌々日に訪問歯科を受診。
訪問歯科は月1回で、2日前にリハビリで口中の感覚を確認したのはたぶんはじめて。
なにか口中の感覚に自信がついてきた気がするのである。

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20160705 飲み込みに関係する、口中の感覚と舌の動き

2016-07-05 18:32:06 | 通院リハビリ
血圧134. 前日の透析でドライウエイトは0.3kgアップした。

先生は両手に手袋をしていた。飲み込みに関する口の中の感覚と舌の動きなどを確認した。

個人的には、口の中の感覚はわりとわかっている気がした。

わかっていないのは、舌の右側で、奥に行くほど感覚はよくわからない感じだった。

ひどいのは、やはり舌の動きで、単純で、力がないことを確認した感じである。
入院中の頃も出来なかった、舌先で左の頬の内側を触ること。
でも退院後全く変化がなかったわけではなく、舌は左にわずかにしか動けなかったが、現在は左口角まで時々届く。

左の頬に舌がつきそうな気もするけどなあ。。。

リハビリで舌はあまり動かず、帰りの車の中でやってみた。
舌は頬にまっすぐ近づくか、上から近づくのが多かった。ふいに、無意識に下から左の頬に近づくと、あっけなく舌は左の頬に届いた。でも、舌は頬にまっすぐ近づくか、上から近づくのは相変らずできない。舌が下から左の頬に近づくことは、実は前からできていたのではないか。重力にあまり逆らわない、下から左の頬に近づけば、舌の力も少なく済みそうな気がした。

自宅で鏡で、唇の外と口の中を、舌で1周する練習をした。
右側はそれなり動くが、左側では急に動きがおぼつかない・・・

右の麻痺が強いせいか、自分のほうれい線(鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の線)は、左の方が、筋肉で作られた溝は深い。右側は筋肉がたるんでいるようで、笑ったりする以外あまり溝がでない。
練習した夜は、この溝は、右の方が深くなるときがあるのは不思議である。

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握った右手を自分で開く要件

2016-07-04 11:50:22 | 日記
今まで右手の指の動きには気になることがあった。

退院当初、右手はかたく握りしめていた。
ある時期から入浴を手伝ってくださるヘルパーさんは、私の握った右手はすぐ開くことができた。私はどうして簡単に手が開けるのか、ヘルパーさんに聞いたことがある。でもコツなどなく、柔らかく開くのよ、とおっしゃっていた。

でも実際に自分で開こうとすると、指はバネのように手のひらにくっついている感じで、開くのはまず無理だった。

右手は私の身体の一部だが、握った右手は自分で開けないが、ヘルパーさんやリハビリの先生など自分以外の人なら開くことができるのはすっきりしないものがあった。

自分で手を開くことは、寝ているときなら時間をかければできる。手を開くとは、私の場合は指の第三関節だけがバネがゆるんで手が開くように見える。

先日透析終了時に感じた自分の手首が持たれているときの発熱のような熱さ
自分の左手で右手首を持ってもそのような感覚は起きていない。
左手にはかろうじて温度感覚はあり、右手首を持つと、右手首はまず冷たいと感じ、しばらく手首を持ち続けると左手は少し温かくなった。

右手の感覚はどうか?
右手首を持つ左手について、正確な右手の感覚を感じ取るのは難しかった。
自分の右手で、自分の左手の感覚は、しばらく手首を持ち続けるとほんのり温かいときもあれば、右手首に左手の存在がはっきりしないときもあった。



右手の感覚は非常に感じづらいが、でも感じやすい方向に持っていくべきであった。
私は昨夜から、よく左手で右手を触っている。だからどういうことはないと思うが、触ることで右手を介助する左手の存在が大きくならないだろうか。日常で左手で右手をサポートする機会は本当に少なかった。
自分で右手を開くとは、私自身、右手は左手による介助を了解しなければならない気がする。右手を開けないとき、落ち着きのなさとか自信のなさをなんとなく感じているからである。

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