父の言葉を聞き分けた理由

2015-02-20 11:39:35 | 聞こえ
専門家ではないし、当然ながら「こうである」とは言えないし、予想もいい加減になりそう。自分の生活環境を、ありのまま提示することしかできないとは思っているのだが・・・

しかし突然自分の耳?、脳?が人の言葉を聞き分けた結果には、何か原因があると思えてならない。たまたま起きただけなのか。自分のいる環境を振り返ってみた。私が時間的に長く接しているのは、夫と両親である。


夫;仕事・外出以外の時間

父;月水金曜日に透析後に送迎車から迎えてくれ、夕食を一緒に準備する・夫が仕事などで泊まるときに自宅に一緒に泊まる時間

母;火曜日木曜日の訪問看護師による排便対応・ヘルパーさんによる入浴対応のお手伝い、ケアマネージャーさんとの話し合い、介護タクシーでリハビリのため通院の付き添い、夕食を準備する時間


父より母の方が、1日だけでみると、介護時間は約10時間と長い。父は5時間。でも父も泊まるときには24時間以上になる。

本当に迷惑かけっぱなしでないと自分は生きられなくなってしまっている。。。

ここまで書き、夫と母とはコミュニケーションに圧倒的に筆談が多く、父は筆談は最初にしゃべって伝わらないときに使うときが多かったことを思い出した。父は、私が聞いてもわからないことをゆっくりしゃべっていた。本当にほとんどわからなかったが、しゃべった後にそれの答えのようにホワイトボードに書いていた。ある時期から少し聞こえはじめてもいた。一緒に料理をするときは、何度も父から質問受ける。でもすべて筆談で答えていたわけではなく、ジェスチャーとか、 顔の表現であったり「もう少し炒めるべきかなあ」、よく使う言葉は私がしゃべって伝えるなど、聞こえず話せないわりには、コミュニケーションが成立していたと思う。

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やっぱり聞こえていた

2015-02-18 20:33:02 | 聞こえ
先週金曜日、シャントの先生の声を聞いたきがするのに伝えることができずにいた。自分が聞いた声の特徴は、かすれ混じりだったのでは?シャントの先生と会話をしていた父に、こんな声じゃなかったか質問すると「その通りだよ」。また似た声のおじさん(父の弟)の名前を言うと、「そうかもしれない」。聞こえていたらしいことがわかりほっとした。
シャントの検診は、透析後にあったから、聞こえは透析後の疲れにあまり影響を受けないのかもしれない。

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20150217 課題で安定だった足の置き方は、フットレスト上でも楽に感じた

2015-02-17 21:40:43 | 通院リハビリ
リハ室に入ると、先生から聞こえについて質問された。(血圧110台)二人の先生、どちらの声が聞こえるかなど。先生の声は、口の動きを見ていると聞こえるのに、目を閉じると聞こえなかった。前回のブログで、はじめて人の話を聞き分けたと書いたが、予想に反して感動的な場面ではなく、スルーしてしまったというのが事実だった。たぶん聞こえることは自然に起こり、それは体でわかった気がする。だから人の言葉を一生懸命聞こうとは思えない。聞こえた言葉は短い時間ではあったが、苦労せず聞こえたからである。似たようなことが、現在行っているリハビリで起きている変化にも言える気がした。日常、変化は見え隠れしているし、自分から求めても変化は出て来ない。でも気がついたら変化は自分のものになっていて変化ではなくなっている。

リハビリ前、先週の痛みに質問された。全身どこをこすられても痛くて、入浴中は痛そうな顔していないか、ヘルパーさんに見られていないか気になった、はじめての痛みも、今週には落ち着いていた。ただ足は動かされると、ギシギシと節々や筋肉は少し痛かった。

車イスからマットへすわるように、2人の先生に移乗していただいた。このとき、なぜかマットにすわり足を垂らすことがこわかったが、実際すわると、こわくはなく安心していた。

タイヤ付の板に両足をのせ、閉眼して、板の動く方向を答える。これはできた。
板を動かすことは、前後はでき、左右はできなかった。

すわっている私を背後から岩崎先生が支え、私の目の前には中里先生がしゃがんで顔を向き合わせている。上体を前後左右に倒し、それを自力で戻そうとした。中里先生の髪や肩に触ったりしたが、後に倒れなくなった。声を出しても倒れなかった。でも・・「あ」と「お」が区別されるだけで、試しに「あか」「あさ」と発音したつもりが聞こえないみたいだ。どうしたら舌や唇が器用に動かせるようになるのだろう。

座った足元に、12までの数字が書かれたマスがある。指差された数字の上に足を置くことができるか。
私の足の短さもあり、両足とも123は難しかった。右に比べて左の足は置くことのできる場所が多かった。右足は、置こうとすると内反していて難しかった。両足とも数字の8の上が安定すると感じた。



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かなり聞こえたんです

2015-02-15 22:51:02 | 聞こえ
先週の金曜日。透析日だったが、主治医の声が聞こえたのだけれども、私の最初の反応は、「聞こえる」ではなく、「この声、誰かに似てるなあ」であった。じっと思い出そうとして、わかったのは、もう何十年も会っていない、いとこのお兄さんの声だった。わりとぺたっとしていて、少し鼻にかかったような声。私は思い出せてすっきりしたが、誰かと同感が得られないのが残念である。

この日はグラフトシャント術後3ヶ月検診があった。今まで先生の声はなかったのに、やっぱり今までに聞いた、おじさんの軽い感じの高めの声が聞こえていた。

自宅に着くと、一時父の話が聞き取れた。母の声は聞こえていた。

不思議だったのはいとこのお兄さんは父の兄の子供で、シャントの先生の声に似た声の持ち主を父の兄弟から探そうとしていたことなのである。

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嬉しくない入浴

2015-02-15 15:36:03 | 日記
入浴時には、身体に良い変化が出ることが多い。

でも先週は違った。普段の痛みに加えて、ひりひりする痛みがひどい。「ちょっと待て。落ち着こう」「ヘルパーさんはいつもと同じことしかしてない。自分の感覚が異常なのだから・・・」頭を洗っている最中も、頭皮やぶけているような、皮膚がこすれたり、指で強い圧がかかっているような。

「おかしい。こんなに身体をこすると嫌な痛みがでるのか。」
痛みの強さや痛みの状態は、場所によって違っていたが、全身どこをこすっても痛みを感じたのははじめてのことだった。

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20150210 自信が全く持てないリハビリ

2015-02-12 12:46:32 | 通院リハビリ
先週リハビリ後に足が痛み出した。リハビリ中も痛かったが、そのときは痛い場所がイマイチはっきりしなかった。リハビリ後には、”裏側”だけが痛い、足裏・足全体の正面じゃなく裏側だった。車イスに座ると、痛い部分に体重がかかったりこすれたり。ひどく痛くはないが、いい気分ではなかった。今回のリハビリ終了後は、痛みは弱くなって、気にならなくなりよく眠れている。

今回は寝た状態ではじまった血圧(122)。先生が私の足で字を書き、見ずに字を答える課題。 私の足は痛く感覚もよくわかっていなかった。

座ってテーブル上にある画用紙に書かれた左右対称の線を、閉眼して、先生が私の左手を持ち、線をなぞる。線は36通りあり、線を指差しで答える。

また自分の好きな線をなぞった。



最初の1問だけ正解だったが、難しかった。最後に自分の好きな線をなぞったのはなぜだろう。課題を難しくしたのは姿勢の悪さで、好きな線をなぞるときには、無意識に姿勢を直してしまうか、確認したのだろうか。


また声を出しながら身体を少し前に倒して、と先生がおっしゃった。
私の身体は、上体を後に押し、足は地面から離れてしまう(のけぞる?)。
なぜそういう動きがでたのだろう。
自分の身体は、コントロールできずに動く。

この日は自分の動きや課題は、?が多く、わかっていないことが多すぎた。



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20150203 なぜ痛みばかり感じたのだろう?

2015-02-03 23:23:05 | 通院リハビリ
今回のリハビリでは、病院に着くといきなり居眠りが起きた感じだった。タクシーの中でも寝ず、病院に着いて、運転してくれた田中さんに会釈もしていた。
いつもと違うのは、薄目から見えた光景を、はっきり目覚めている自分が見ていることだった。リハ室では中里先生がリハビリできるのかしら、と私の顔を覗き込んでいた。私は起きているのに、身体が寝ている。「どうやって自分を起こしたらいいのかわからない」

奇妙な状態でリハビリははじまった。(血圧101)
頭はすっきりしていた。

すわって内側に傾いている足を、先生は足裏を地面に着けるように固定した。動く左手は、自
分の胸を触るとバランスが崩れ、胸から手を離し前に手を伸ばすとバランスはとれた。(なぜそういうことができたのかはわからなかった。お尻でバランスをとれているような気はした)
胸には麻で矢印を作って貼りつけたカードを先生が押さえ、私は胸を触ったり手を離したりバランスを取りながら、胸に触ったときには同時に矢印の方向を確認して答えた。

ちょっと右にバランスを崩したとき、肘から手のひらが痛くなった。腕の中には硬い棒が入っているようで、手のひらまで痛いと感じたのは、3本位の指の骨が一瞬動いたと感じたからだった。痛みが出て、先生は「横になろうか?」とおっしゃった。左手をついて、ずりっずりっと横になろうとしている間も、右腕の肘から手のひらは硬いまま、振動受けるとその度に痛んでいるみたいだった。中里先生は右腕を動かすと痛みは治まっていた。
バランスを崩す度に右手はぎゅっと力が入るときの感覚がわかりはじめたのかもしれないと先生はおっしゃった。

痛みがなくなったので再びすわる。しばらくすると、今度は右足のお尻から全体が痛む。左足はふくらはぎだけ痛んだ。この日は朝に、両足のふくらはぎがかるくつっていた。一瞬ドライウエイトが上がった?と思ったが、先週は食事が摂れずリハビリを休んだぐらいからドライウエイトの影響は考え難い・・・私がドライウエイトが上がるのは食欲がありすぎるときが多い。

リハビリ中のふくらはぎの痛みは、朝の攣りに似てかるいものだったが、リハビリ中の右足全体の痛みはなかなか治まらない強いものだった。先生は、「限界?」とおっしゃって、私はうなずき、また横になった。立膝・伸ばしをやっただけだと思うのだが、また痛みは止んだ。でも気になったのは、痛みはなくなったが、両足共硬く感じたことだ。「そうなのよ。」足を動かしている先生も感じていた。


「かたい」とは、よいイメージじゃないし、前回のブログで倒れてからやったことのない洗面台での歯磨きがまずかったのではないか。身を乗り出す格好を作るには力が必要で、私が力を入れれば必ずどこかの筋肉が緊張しているはずで、よいことを行ったとは思えないのである。先生は確か緊張してはだめとは言わず、緊張してしまったら、リラックスなどさせ緊張前の状態に戻せばよいとおっしゃっていたが。
なぜそんなことをやってしまったのか。そのときの自分も思い出すと、自分にはできないと思っていることができてしまうかもしれないという確認したい気持ちが強かった。できなかったけれど満足したのもまた事実だった。洗面台での歯磨き、頭でちゃんとシミュレーションしたらたぶんやらなかったもしれないのだが。。。



片マヒのときのリハビリのときに、痛みは脳が出していると聞いたと思う。痛みは、警告として脳が今までなかった感覚が生じてることを教えてくれいたのかもしれない。全くリハビリをしなければ、今日のひどい痛みも感じずにいたの思うからである。


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