20160628 ずっしりと重みを感じた腰

2016-06-29 11:24:01 | 通院リハビリ
血圧130.
車イスからマットへ移乗し、先生に両足は地面についているか聞かれ、ついていると答えた。
でも安定感は感じられず足がぐらついていると思った。
でも先生に質問されるうちに、足は動かず、不安定なのは上半身だと気づいた。
先生は手を使って安定させてみようとおっしゃった。
手を使って安定させるとは、テーブルのようなところに両手をおき、閉眼して、同時に左右に動かした距離を感じられるかの課題を行うことだった(動画)
両手が同時に動くことを閉眼して感じることは難しく、どうしても片手ずつ感じてしまう。
また右手の動きは、長い距離動かないと動きそのものを感じられなかった。長い距離動くと感じられるが、右手の二の腕で感じているらしく、誤った感じ方っぽかった。
両手の動きを同時にわかりたいのだが・・・。
片手ずつ直視しないように、傍観するように、両手の動きを適当に感じてみた。
すると二の腕の感覚ではなく、動く右手はテーブル上の摩擦のようなものに感じられた。
でもこの課題は右手が痛くなったりうまくいかなかった。
先生は安定した?、と私に質問し、自分の身体を確認すると、上半身は全くぐらつきはなく安定していた。
先生は、上半身動かしてみたら、うしろはマットだし、とおっしゃった。
しかし上半身を動かすことにためらいがあった。
確かに安定していると感じるが、安定しすぎというか、上半身は静止状態に思われたので、動き始めようとしたら倒れる可能性があると思ったからである。
でも先生が、「さっきまでぐらつきあって安定感がない」と言っていたのに?、とおっしゃったがそれは確かだった。
上手なバランスが安定感を生むのだろうと思うが、いきなり動くにはちょっと勇気が必要?、でも・・・
試しに上半身だけ伸びをしてみた。気持ちがよかった。理科のTVで観たことがある、植物の成長のスピード映像。自分の上半身の伸びは、まっすぐ上に行きたいのに、左右に少し倒れながら伸びができて感じていたので、その映像が思い出された。ちなみに動画の自分の顔は怖かったが・・・(動画)
自分で動きだそうとしたが、腰には見えないコルセットを巻いているように固定されているみたいだった。
そこで先生は、走っているように両腕振りをしたり(動画)、マンガのWhat's Michael?のダンスのマネを手伝ってくれた。かなり自分の上半身は激しく揺れていると感じたが、自分が倒れる感じがまったくしないのである。
リハビリ終了後、マットから車イスへ、先生につかまり移乗した。足はいつもより軽かった。

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マイルドで本質的なリハビリ

2016-06-27 11:17:33 | 考える
前回のリハビリで、体力が今より落ちたとき、現在できていない飲み込みはどうなるか不安だった。
先生から教わった飲み込み回復リハビリは、体力はほとんど必要のないものに思われた。

透析患者である自分は、透析が必要でない人と比較すると、とかく体調など変動がある。リハビリなんて無理に思えるときが多いが、身体にマイルドなため、リハビリができてしまっている。 感じて考えることを身体の治療に使っている。行ったリハビリは確実に身につく実感を感じる。数か月前を振り返ると、今の自分の身体が違うことがわかる。

最近でのことでは、夜中に右足がひどく曲がり痛くて目が覚めていたが、3月には痛みはあったが、風邪をひいた4月から全く痛みはなくなり、朝まで眠れるようになっている。放散反応で動いてしまう右足は今も曲がるが、ひどく曲がっていたときと比べると、緊張が取れたように、左足で曲がった右足を伸ばせている。

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久しぶりに感じた右手の温度感覚

2016-06-24 22:37:11 | 透析
これに気づいたのは、透析終了後に止血をしていただいているときだった。

私はグラフト(人工血管)で透析を行っており、止血は強く押さえないよう言われており看護師さんか技師さんにお願いしている。
麻痺の肘の曲がった右手での止血は、片手で針孔を押さえ、もう片方の手で動かないよう右手首を持つ。いつも大変そうで本当に感謝している。
 
先日、止血がはじまると、右手首が熱い。押さえてくれていた技師さんの手の熱さが感じられるなんてすごい、とはっきり覚えていた。

先週止血時にまた右手首が熱く感じた。しかも止血してくれていたのは、熱さを感じたときと同じ技師さんだった。
私は「平熱は高めですか?」と聞いてみた。
「低いほうだよ。35.5℃くらいだから。」
「低い?」
ちなみにこの日の私の体温を聞いたら35℃台だった。自分の体温に近い技師さんに手首持ってもらい熱いと感じた? 自分の温度感覚は混乱しているみたいです・・・とリハビリの先生にメールを送った。

先生の考えでは、体温が急に変化しないが、手足や顔の温度は変わることがあり(サーモグラフィーで確認できる)、実際技師さんの手は温かった可能性もある、というものだった。人に触れる機会が多い職業の人の手の温度は高くなるそうだ。またお手当という言葉は、本当に手から心身伝わるものがあると考えられている。

先生のメールを読み、熱いと感じたことは実際もそうだった気がしてきた。
考えてみれば、手が熱いと感じた技師さんが止血をしてくれたのは2回だけではなく、過去に何度もある。最近右手は、自分に触れたものの温度を感じはじめたのではないか。

でも今はひとりの技師さんから熱さを感じている。
単に他人の温度を感じるようになりはじめたのなら、私の右手に触れたいろいろな人の体温がわかりそうな気がする。しかし現状ひとりからしか体温は感じておらず、人の体温が熱く感じるのは過剰反応にも思える。たまたま分かった温度感覚で、粗削りっぽいかもしれない。
止血を通じて透析終了の安心の感情が私には可能性はあり、止血の一環として技師さんが持った私の右手首には、技師さんの体温と自分の安心感が入り交ざったものを感じていた気もするのである。

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20160621 質問してすっきり

2016-06-22 11:52:23 | 通院リハビリ
血圧120台。
今回は最初先生に質問して答えていただいた。

Q。最近入浴時に足元に手が届かなかくなったのはなぜか?


原因はいろいろ考えられるが、
①足に届かない座る位置
②手を届かそうとしたとき、もう片方の足を感じていたか
③全身的に体のだるさなどなかったか

①はヘルパーさんが座り直しをしてくださている
②は意識してこなかった・・
③はよくあった。

先生も③の可能性はあるかもしれないとおっしゃった。身体のある部位の動きに問題があるとき、その部位に原因があるのではなく、脳は全身的なだるさの影響を受け、普段できていたことができなくなることはよくあるそうだ。


先生から、食事に関する前回のブログ「食べる気」について、私が思っていたようなリハビリが後退したわけではなく、体調に合わせてベッドで食事をとりながら、食べる気も重要であるということだった。

これを受け私はずっと気になっていたことを質問した。

Q。一向に飲み込みができるようになりません・・・


これができるようになるには舌の動きは必要で、今より体力が落ちたらどうなるのか不安があった。でもどうすればいいのか・・・質問した。
おかゆでもパンでも、私にとって飲み込みにくさはあまり変わらない気がしている。食事駐中によくやることに、スプーンなどで口の中の食べ物を奥に入れること。食べ物を食道に送ることが難しいときである。
 
自宅リハが有効そうで、先生から教わった。

 紐をつけたいろいろな形のキャンディ?を、口の中で転がす
 キャンディの形を考える
 口腔内であらゆる場所にキャンディを移動させる

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食べる気

2016-06-20 11:39:12 | 食事について
最近はよく風邪をひき、食べる気もしないことが多い。
理由がわからずにいたが、やっぱり自分の食べ方に原因がないだろうかと思い始めている。
食べる気がしないから、食事量が減っていき、風邪もひきやすくなる。  いい加減な咀嚼で、危なっかしい大きめな食塊をそのまま飲み込むのが自分の食事スタイル。  どんなおいしいものでも、この方法でなければ食べることができないのは、やがて嫌気がさしてくるのは当然かもしれない。
最近車イスではなくベッドで食べたくなることが増えた。
以前ブログに、「食べるよろこびをあきらめない」というTVを観たと書いた。この番組の中で、小山看護婦さんは食べることができない患者にどうすればいいのか、指導されている場面があり、上半身の傾きは寝ている状態から30度から始めたほうがいいとおっしゃっていた。
確かに飲み込むことが難しく、口の中身をこぼさないように顔を天井に向けて飲み込むタイミングを待っていた自分の食べ方は、明らかに間違っていた。
上半身の傾きは30度位にすると、飲み込みは楽になり安心して食塊は食道に流れる。 ほんの少しの傾きが、飲み込みやすさを生み出していると感じた。  ベッドでの食事なんてリハビリ的には後退しているみたいだが・・でも食べる気を起こさなければならないし・・・ベッドでの食事はのんびりした咀嚼で疲れも少ない。  上半身の傾きを徐々に高い方に慣らして、食事は疲れないと思える方向に持っていきたい。

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20160614 ウイルスや菌に弱くなった私だが、身体にちょっと変化も感じた

2016-06-14 20:25:12 | 通院リハビリ
今年の元旦は、頭痛でおせち料理は食べず、おかゆとかきざみ食が多かった。そういう食事が欲していたし食べていた。今まで普段風邪をあまりひかなかったのに、今年はよく風邪をひく。歳のせい? 風邪薬も4日間飲んだが、今朝訪問看護師さんが37.5℃の私の喉をみて、「喉に白いものがあります。安静ですね。食べて菌をやっつけましょう。」とおっしゃった。
リハビリはお休みすることになってしまった。

喉が痛かったのは先週の木曜日だったが、菌は喉に居座っていたみたいだ。

食べているつもりでも、身体は食べていたとは認識していない?
血液検査データでは、ヘモグロビンの値が上がっていた。
先週でドライウエイトは500g上がった。
モリモリ食べてはいないが、風邪にやられてしまう食生活とも言えないような…



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20160607 立つには立ち上がる気持ちが必要だと感じた

2016-06-08 11:59:44 | 通院リハビリ
血圧120台。この日のリハビリの内容を先生に告げられたとき、怖いと感じるより大胆だと思った。先生がサポートで、壁に背をつけるように立ち、踵の感覚を探すというものだった。奇抜な内容に思われたが、やってみたらどう感じるのか、好奇心が沸いてきた。

壁を背に立つ行った課題。左足裏ではつま先と踵の違いはわかったが右足裏ではわかっていなかった。(動画)

でも実際やってみると、膝が耐え難く痛い。先週透析後に骨密度検査を受け結果はまだ聞いていないが、前回よりデータは悪いはず。あり得ないのに、膝の骨がポキッと折れる気がした。

私を壁を背に立たせるのに、先生はすごく大変そうだった(動画)
壁を背に立ち踵の感覚を探すリハビリ(動画)

肝心の踵の感覚は、左足にはうっすら感じた。右足の足裏には感覚自体はあるが、混とんとしていて、踵の区別が感じられなかった。それに引きかえ左足は高いハイヒールを履いているようだった。

頭と背中の上の方は壁につけることはできなかった。
でも背中が伸びているようなまっすぐ立っている感覚はあった。

膝が痛いのは、先生が膝を支えたり膝に体重がかかるときだそうだ。

立ち上がるときの感覚は、いつも2種類あると思っている。
疲れがあり自分の体重はほとんどすべて先生にゆだねる立ち上がりと、立ち上がるやる気があり立ち上がりながら膝にクッションを感じる立ち上がりである。今回はどちらかと言えば前者で後者はこの日のリハビリのときであった。

かなりいいコンディションだったら膝は痛くならないかも?

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会えたなんて未だに信じられない

2016-06-05 17:25:46 | その他
中学の頃の友人が遊びに来てくれた。
最後にあったのは自分の結婚式以来16年ぶり?と言われたが、私には会って話した記憶はなく、中学以来28年ぶりという感じだった。
会うきっかけになったのはFaceBook。友人(当時の呼び名;やーちゃん)が私を見つけてくれたのか思い出せない。
よく年賀状で「今度会いたいね」と書いてもなかなか実現しなかったが、FaceBookだと写真がたくさんあったり、メールより読んでくれるのが比較的速いッチャットがある。会っていないが会っている雰囲気が感じられたせいだろうか、会う約束ができた。
実際うちに遊びに来てくれた友人の印象は「スタイルいいなあ」。
4歳の息子さんといっしょだったが、中学のとき身長170m近くでやせていた。ずっと仕事を続けているそうだ。
友人との会話は筆談で、約4時間友人は字を書き続けて申し訳なかった。。。
友人の話は落ち着いていて、人格が現れているなと思った。
仕事や、子供ができた後の経験の話は、誠実さも感じた。
中学のころは、じっくり自分の経験なんて話せなかったなとも思った。
私の母と遊んでいた息子さんは、友人曰く「調子に乗ってる」そうだったが、うちに来てからずっとニコニコ顔で、動きっぱなし。友人と私で筆談するから、退屈するだろうと思っていたが、母と一緒に遊び楽しそうだった。
テーブルで、友人はホワイトボードで、私はモバイルPCで話していた。
私が話せないが、息子さんは時々テーブルの上のフルーツを食べに来て、じっとこっちを見た。私も見るがつい笑ってしまう。すると息子さんは目を線のようにして嬉しそうに跳ねて椅子からいなくなってしまう。
今月は私の誕生日と覚えていてくれて、プレゼント(かわいい白猫のフォトフレーム)までくれた。尋ねに来てくれたうえに、どうもありがとう。本当に楽しかった。夜なかなか寝付けなかったのは、興奮が残っていたからかもしれない。

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訪問歯科で歯磨き指導を受けた

2016-06-02 18:55:48 | 訪問歯科
前回は女性2名が訪問され、今日は女性3名だった。そのうち一人はふくいさんだった。前回も来ていただいたふくいさんはお医者さんである。

今日は電動歯磨き指導の予定だったので、今更ながら自分が使っている音波式電動歯ブラシの説明書を見ておいた。見てびっくりしたのは、電動歯ブラシなのに手磨きのように動かす必要があるという。電動歯ブラシは、私の手の代わりに磨いてくれると思っていた。私は手を動かして歯を磨くと、かなり足に放散反応が出てしまい、これを止めるため電動歯ブラシに替えた経緯がある。説明書通りに電動歯ブラシを動かしていなかったので、あまり歯はきれいになっていなかったのかもしれない・・・電動歯ブラシであっても手を動かす必要があるのではまた放散反応が起こってしまう・・・

さっそくふくいさんに質問した。
すると歯科推奨の超音波式電動歯ブラシなら、毛先を歯にあてるだけで歯の汚れは落とせるということで安心した。

ちなみに私が使っていた歯ブラシは、Prelas(プリラス) 音波式★携帯電動歯ブラシ。電池で動き入院時にも使っていたが、自宅で長期間使う歯ブラシとは言えず、きれいに磨けていなかったみたい。。。


購入した超音波式電動歯ブラシ。
磨くときは、歯に歯ブラシに当てたら5秒待って移動する。歯磨き指導の時は、新品の歯ブラシをちょっと充電して使ったので、威力は弱く動きは止まってしまった。

訪問歯科があったその日の夜、充電後に歯ブラシを使ってみた。
ものすごいパワーで、歯に接触し過ぎたのだろうか、口から歯ブラシを出すと、毛先に付けたペーストはあちこち飛び散ってしまった。また頬の内側に歯ブラシが当たるとちょっと痛かった。口中が麻痺になってからは熱いものは我慢できない感じである。それに似ているのか、痛くないのに痛がっているような。初日はおっかなびっくりで、恐る恐る歯ブラシを歯に当てていたが、翌日からはドリルのように感じていた超音波式電動歯ブラシの振動は、徐々に慣れつつある。


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