私は手術より全身麻酔が不安だった。
だから麻酔科の先生とは聞こえず話せいので、不安の理由を書いて読んでもらった。
2年前の乳がん手術で麻酔を効かせるのに1時間かかったと聞いていて、人工呼吸器を抜く最中に麻酔が切れて集中治療室で苦しかったことを伝えようと思った。
先生は肺機能検査を予約してくれた。
私は深呼吸ができない。
肺機能検査では鼻をクリップで止め、検査装置から出たホースにマウスピースを付けて口でくわえ口で呼吸する。 指示通り吸ったり吐いたりさっぱりできない。 私は吸うも吐くもちょっとしかできない。 吸う方がとても下手だった。
肺機能検査の内容はこうだった。
スパイログラム(肺活量)、フローボリューム曲線(努力性肺活量、一秒量)は、一般的な肺機能検査で、肺活量や勢いよく息を吐く時の速さと、一秒間に吐き出す容量などを調べて換気機能障害の有無を評価します。
又、全身麻酔で手術を行う場合に呼吸管理が安全に行えるかどうかの判定のためにも検査を行います。
ん? 私は全身麻酔できるのかな。麻酔がない昔は失神してしまう手術があったと聞くが・・・
次の婦人科診察で、手術はどうなるか教えてくれる。