自分の飲み込み法と座り直し

2019-01-31 13:32:09 | 日記
自分が2度目の脳出血で、当初水も満足に飲めない時期があった。(胃ろうの時)
でも上を向いたら飲めてしまった。
その方法は間違った飲み方で、どのリハビリ療法士さんが見ても、気管支へ流れるのではないかと危険だとおっしゃる。
でもストローが使えないときは、水を飲むとき、上を向くこの方法に頼ってしまう。
ゼリーを食べることで水分補給はできるが、食事をこぼさずに飲み込むにも、やっぱり私は上を向いてしまい、上を向かないと多量にこぼす。。。

考えてみると、上を向いて飲み込むと座りが浅くなって座り直しが必要なのである。
オーバーだが、上を向いて食べる方法が自分が食べて生きる方法?に思える感じだったのだが、リハビリで座り直しを不要にすることを完全にマスターするには、そうも言っていられない気がした。
飲食時以外は座り直しは不要になったとは言えないのではないか。

問題なのは自分の方法が、恐らく例がなく滑稽であること・・・
透析患者だから?、物理的に飲めないときの水を摂取することに身体にとっては興味がありすぎて、なんとしても飲んでしまおうとこんな変な飲み方を身につけてしまったのだろうかと思うくらいである。
自業自得、なんだろうな、やっぱり。。。ふつうの食べたり飲んだりする方法を見つけなければならない。


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Vol.35  「ストローと無意識」

2019-01-30 11:35:16 | PAPER BLOG
PAPER BLOG ・・・ヘルパーさんに読んでいただいているもの。(ものすごく不定期である)プリントアウトして、チラシのようにテーブルに置き、ヘルパーさんがお手すきの時に読んで頂こうとしたが、私がのそのそと遅い食事のときなどは、ヘルパーさんはすぐ仕事を終えてしまうので、ブログを読み終えて、感想を書いて読ませてくださるときもあるのである。。。

時々ブログで公開している。

Vol.35  「ストローと無意識」

私は上手にストローで飲むことができません。
なぜかというと口で何かを吸い込むことが難しいからだろうとは思ってはいます。麺類を食べるときはわりと勢いよく吸い込む動作を口では行っていますが、この「すする」ことができたのにさっぱりできないのです。
2度目の脳出血が起こる前にはできていたのに、今はどうやったらできるのかわからない。原因は病気とはいえ不思議としか思えないのです。

自分の病態は、「普通にできたのにできなくなった」ことだらけです。
脳出血後に脳からの指令が手足にうまく伝わらなくなって動かない。仕組みはわからないけど、手足の動きに関してはよくわからないのに表面的に了解しています。でも口が動いて食べたり飲んだりうがいができない??・・・口に麻痺とかがあればいろいろ出来ないことを了解する気がするのに現状にすっきりしないものがあるんです。「急に呼吸ができなくなった」なんて考えられませんけど、それに近い感じがする、自然すぎてできたことがいろいろできない現在の自分です。

そういう動作にあてはまるのかなというものに、炊飯器のボタンがあります。
2度目の脳出血後に退院して随分長い間こと炊飯器のボタンを押して開けることができませんでした。
現在は簡単に開けることができますが、できるために開ける訓練なんてしていませんし、開けられない自分を経験したはずなのに、説明が面倒でした。 ボタンだけど押すだけじゃだめで、力がたくさん要るわけでもなく、程よく押して引っかかりからはずすと開ける感覚?自分で書いても今でも何だかよくわかりませんが・・・
スポーツで、感で動いてマスターすることは多いと思いますが、説明は不要で身体に身につく動作はあって、それは言葉では説明は難解かもしれないと思っています。

恐らく私は「意識」という言葉を簡単に使っているけど、実はそれがどういうものか何もわからないから、無意識にできたことができないなんておかしすぎる、ある日突然できるのが当たり前ではないかという暗黙の了解みたいなものを感じるのではないかと思います。

それが本当ならうれしいけど。。。
以前に無意識にできたことの回復。
私はストローをうまく使えず、とにかく力を使えば使える時があり、吸盤をはがすように一気に吸い込むことを繰り返すことで「飲む」。
疲れるけど、先日目を閉じて何気なく飲んだら、吸うのに力は要らなかったんです。5日間だけその方法で飲めたんですけども。
なぜそんなことができたのかはわからないんです・・・。
でも5日間でできなくなったって何だろうと思いました。。。
楽な方法だと思ったけど脳はそのストローの使い方はいいとは思わなかったのかも。
いつも同じ方法でなくやろうとするのは意識的で、ちゃらんぽらんに見えて実は的を射ているのは無意識っぽい気もします。

とりとめのないお話ですみませんでした!

コメント (2)
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リハビリを休んでしまった

2019-01-27 10:24:47 | 通院リハビリ
リハビリ前日には、リハビリは9時からと早い時間にお願いしてあるため、出掛ける前の着換えは前の夜にして、寝坊してもすぐ出掛ける準備は少ししてある。

ところが出掛ける前夜の夜中に頭痛で目が覚めて5時まで眠れず、1時間位寝たがまた頭痛。
血圧は130近辺で、自分の朝の血圧にしては、あまり寝ていないし、若干高め。大抵110台。

認知神経リハビリテーションは、だるいとか体調不良でも、頭がしっかり起きていて(起きていないことは大変失礼なことだが)気持ち悪い、腹痛がないなら、リハビリは考えることが主体だから、リハビリに出掛けることはわりとあった。(現在とは違うセラピストのとき)

自分は本を読むことはできそうだ、でも寒い外気にあたって頭痛は平気・・とは思えなくて、大変ご迷惑をお掛けしてしまったが予約してあった車の当日キャンセルをしてしまった。
シャワー入浴も予定だったがこれもキャンセルで、排便対応日だった訪問看護師さんに診ていただいた。

頭痛は、看護師さんが訪問された夕方には治まっていたが、痛かったときは5でいくつぐらいと聞かれ3と答えた。
激痛ではなく風邪っぽかった。
看護師さんが測定した血圧は120台で排便も問題なかった。


いつもリハビリを休んでしまうのは本当にもったいないと思ってしまうのである。

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透析で行われる足のチェック

2019-01-26 11:24:30 | 透析
透析中にフットバスで足をあたためたりする患者を見かけたり、足を保湿などケアするようになったのは20年前位じゃないかと思う。
私は30年以上透析でお世話になっているが、透析導入後10年位はそういうことはなかった気がする。
透析患者の高齢化、糖尿病性腎症から透析となる患者の増加で、重症下肢虚血(critical limb ischemia:CLI)ということが問題になっていてフットケアが必要みたいである。透析スタッフは透析患者のフットケアにも注意してくれているようだ。

脳出血の私の末梢血管の血流は悪く、昨日透析中に行われた足のチェックで、自分の足はいつも冷たいと伝えている。
でも自分の手でつま先を触れることはできないのになんでそう答えたのだろうか・・・
足の冷たさを手ではない感覚を感じたはずだが、自分の温度感覚で最も信頼できるのは左手なのだが。

足に触られたら手を挙げてくださいというときは本当に弱くしか感じられず、もっと感覚あるはずなのに・・・

透析看護師さんといつも感覚を質問されるリハビリ療法士さんとで、自分が質問に答えるための感覚を感じ方が違うと思った。

透析終了後に寝たまま真っ直ぐ足を揚げ、グルグル足を回し、その後1分程座って血流のチェックをした。

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夫にリハビリをお願いした

2019-01-24 00:10:28 | 家族によるリハビリ
足で図形をなぞり見ずに答えるもので、三上さんに教わったが、実際やってみたら夫はやっぱりやっているところをみたいと言った。そんなに慎重にならなくても・・・と思ってしまったが、でも夫が実際に私の足を動かしているところを三上さんに見ていただいたことはよかったと思った。

朝は少し、夜は寝る前に行うよう言われたが・・飲み会だったり先に夫が寝てしまったりあまりできていない・・・

確かに夫が足で図形をなぞることにリハビリ感を感じないだろう。


そういう私はとてもよくわかっているとは到底言えず、なんとなくわかっているつもりである。
そのことを夫に伝えるため文にした。

ーーーーー

リハビリの目的は、足を持って動かした図形を、私が見ないで答えること。

足を動かしているのは股関節の動きで、それを私は見ないで頭で感じていて描く図形を答えられたら、マヒで動きがわからなくなった股関節の動きがわかりはじめたということ。

描く図形は、〇△□3択でまずは答えやすくする。

どうしてこのリハビリをすると股関節の動きがわかりやすくなるかはっきりわからないけど、今やっているリハビリは、マヒとかで自分の身体を感じなくなったからいろいろ障害を身体に起こしているという考えもあるみたい。
身体の感覚と動きは、感覚がわかると動きが出たり、動きがわかると感覚がわかったり、表裏の関係にあると聞いたことがある。
私は動けないから、動けるように感覚をわかろうとしているのかなあ。

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身につけているものに対する自覚

2019-01-22 12:44:33 | 日記
療養生活開始して寝たきり状態だし、週3日透析もあるから、年中パジャマを着ているのは当たり前であった。

ある日鏡に映る自分を見て自分は下着が見えても何も感じてこなかった自分を知って、ひどく恥じた。
ブラのヒモは見えてもいいカラフルなものに変えた。

透析後に着替える習慣はなく、入浴のとき着替えていたが、でも透析があるから仕方ないとしても、パジャマばかりでいるのがいやになった。
(でもこれ、家族にはわがままとしか映らないはずだが・・・)
そこで透析で普段着っぽいものをパジャマとして着るようになった。
透析で着るパジャマは、重さを透析スタッフに申告している。
透析終了時に針を抜き、まれに血液がパジャマにつくことはあるとしても、すぐに水(お湯はNG)につければ簡単に落ちる。



しかし私の場合服選びがちょっと難であった。。。。
透析で穿刺する場所は肩にかなり近いので、長袖の服はチャック付きの右腕のパジャマを着ていたからである。(母がパジャマを加工)

弱ったなあと思ったが、よく考えたら自宅より透析室は暖かいのである。
ノースリーブにした。

またもともと私は服選びは楽じゃなかった。
身長140で、大人服から小さいものを探すのは、需要からいって歳を召した方?がターゲットっぽい服の中から自分が着たい手頃な値段の服を探し、時間ばかりかかっていいものは見つからなかったこともあった。
でも今は服選びはキッズにしぼった。
自分の好みに合うものを見つけやすかった。

しかし40代で服はキッズものを愛用することになるとは・・・
自分は大人びていないからではあるが。

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▲難しいことは変わらないけど・・立つための方法?予感?

2019-01-19 11:30:20 | 通院リハビリ
リハビリを終えて、両足の裏(指側半分)、両腰が少しだるい感じである。
これはリハビリ終わり頃に、何度か三上さんが立位をしてくれたのだが、2回とても楽で自分は吊り下げられていない感じがしたからだろうか。
座位から立位に移るとき、いつも私の足を見るクセがある。つま立ちで履いた靴は、つま先の形の足を靴に押し込んでいるので、折れ曲がってつま先の足が入っていることがはっきりわかった。今回そうは見えなかったようなのだ。

尖足のつま先立ちの恰好について、踵を地面へ降ろすには、身体全体で行うのではないか、という気がした。
リハビリ後に足裏と腰にだるさを憶え、今回常につま先立ちの足の緊張がゆるんでいるようにみえたことから、もしかしたら足裏と腰だけでなく、立つために動く部分があり、動くべきところが一緒に動けば必然的につま先立ちの踵は地面に降りる気がした。


今日立位前に行われたリハビリである。

先週図形を足でなぞり目で見ず答えることは正答率が高かったが、今回はイマイチ・・・
三角形を、△と▽の方向(2択なのに・・)を答えられない。
なぞる方向が逆なのでは・・・、かといって図形の形ははっきりせず、、、
三上さんは、なぞりはじめの1辺のみを比較するようにした。
1辺にしぼられたことで、▽は横棒を右に動いているはずが、頭の中では左に動いている(間違っている)ことがはっきりした。

そこで座り閉眼して、前後左右に上半身が倒れそうになるのがわかるか、倒れそうになるイメージができる方向に倒れそうに動いてみたりした。
立ち上がる時(前?)、座り直しする時(後?)、そのとき倒れそうになる方向を質問された。このときは、勉強ためにリハビリ療法士さんらしき方がPCをタイプしていて、その方が座り直しの身体の動きを見せてくれた。(ありがとうございました!)

その後立位を行った。
コメント (2)
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Vol.36  「透析とお酒」

2019-01-18 22:32:22 | PAPER BLOG
PAPER BLOG ・・・ヘルパーさんに読んでいただいているもの。(ものすごく不定期である)プリントアウトして、チラシのようにテーブルに置き、ヘルパーさんがお手すきの時に読んで頂こうとしたが、私がのそのそと遅い食事のときなどは、ヘルパーさんはすぐ仕事を終えてしまうので、ブログを読み終えて、感想を書いて読ませてくださるときもあるのである。。。

時々ブログで公開している。

Vol.36  「透析とお酒」

若い頃、母に止められるときがしばしばあったお酒が好きな父。
健康な弟ではなく、透析患者で水分制限がある私にお酒が好きなことは遺伝してしまったようでした。。。 世の中はうまくいかないものです。
2浪した私は、大学1年になったとき20歳。
新入生歓迎コンパでビールを飲み、喉が熱くなったことを覚えています。 サークルなどお酒を飲む機会がわりとあり、徐々にビールはアルコール感がなくなり、苦いだけの水?
ワインのアルコール感は感じましたが、材料はぶどうで、カリウムを含むので、透析患者は少ししか飲めません。
材料はお米で、気にするのは水分量だけの日本語が私の好きなお酒になりました。でも1日摂取水分量は500mlくらいだったので、2合までした。
飲み会がある日はギリギリまで水分量をセーブしてお酒を愉しむ。いつも水分摂り過ぎの私でしたが、こういう時の水分制限は気にならないものでした。
焼酎やウィスキーは、味的に燃料に思えてあまり好きになれませんでした。

穴があったら入りたい、お酒に関する恥ずかしい出来事がありました。。。
夜間透析後(21時くらい?)に、研究室の飲み会にでかけました。
透析後で血液がきれいな状態で飲むべきではなかったのです。
普段なら飲み会後半でいい気分になるはずが、少し飲んだらもう酔いが回っていました。空腹時にも似たような酔いの速さがあると思いました。ただ透析後の空腹は、私の場合は透析前は体調不良で食欲不振でも透析後には別人になったように食べてしまうなど特殊に感じるものがあります。
途中から友人が私がないと探してくれたそうです。
私はトイレで鍵をかけて寝てしまったんです。まったくお騒がせでしてしまい・・・
かと言って透析後に飲み会へ行くのをやめた記憶もないんです。。。
勿論、同じ失敗はしておりません。
透析直後はアルコールの吸収が速いらしいので、飲むペースを遅く量を少なくしました。

※ 現在お酒はほとんど飲んでおりません。
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バイノウラルビートを再び

2019-01-17 22:52:58 | 聞こえ
バイノウラルビートを聞いてみた

片麻痺とき聞こえたが失語症で、両麻痺になった今は音楽や言葉がわからなくなってしまった。
音楽がわからないというと、通ではないみたいだが、何も聴こえないに等しい。
でも音楽が聴こえないというと語弊があるようで・・・
人のくしゃみとか、低い人の声、電子音(透析機械の警報など)はまれに聞こえるので、全く聞こえないとは言えないみたいだ

PCでバイノウラルビートを聴いたが、音量をオンオフしても聴こえているものに変化はない。
消音から一気に音量MAXを上げると、大きな音を感じてはいないが、すごく不快であった。
聴こえているものとは、脳出血後からある雑音のことである。
脳出血後3ヵ月位、テレビの音量をMAXで聴いているようだった。

最近雑音の音量は落ち着いたが、見たものや想像したものに勝手にメロディがついて聴いていると思っている。
聴こえないに等しいのだから、頭の中だけで退屈しないようにメロディが聴こえるようだ。
バイノウラルビートを聴こうとすると、ネバーエンディングストーリーの効果っぽいメロディだったり、暗黒の宇宙の連想させる効果音が聴こえる。



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▲自分がよく感じるマヒの足の痛みは不快感だったらしい

2019-01-13 17:52:29 | 通院リハビリ
前回リハビリ3日後に座り直しが必要になって、リハビリ2日後辺りから右足の痛みが出ていると伝えた。


この日も足で図形をなぞり見ずに答えるものだったが、右足での感度がわりとよくて、前回あったようなメチャクチャな図をなぞることは全くなかった。
なぞる前半は頭に図形は出てこないが、最後の1辺だけが突然頭に出てきて、なぞる方向・角度は確かに思えたので答えることができる不思議なときもあった。


リハビリ途中で、自宅で出た右足の痛みがあわられた。
痛みがあっても、右足を動かされても痛みに変化はなかった。
そのことを三上さんに伝え、右足からは痛みじゃなくて不快感を感じているだけだと改めて思った。
リハビリを続け、三上さんから痛みどうなったか聞かれると、弱くなっていた。
痛みを弱めるまでやっていたのは、三上さんは私の足を動かし、私は足を見ないで感じて頭に見えるものを見ていたことだと思う。



不快感はとてもいやなものである。
足でしか感じたことはないが、重いようなつっぱるような、痛みをわからなくするような方法が見つからず、不快感が消えるのを待った。


今回のリハビリは夫もできそうか質問して、三上さんから夫に説明いただいた。
夫がリハビリび近いことができれば、リハビリ効果は持続するかもと思った。

リハビリが不快感を弱めた可能性もあり、夫が行うリハビリがどうなるか、不快感があったときにお願いしてみようと思う。

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