20130205 姿勢に変化?/わかりにくい足底をどう感じるか

2013-01-30 21:11:59 | 通院リハビリ
◆リハビリ前に、前の日に体に起きたことをポメラで先生に読んでいただいた。

今週の月曜日。これから透析へ行く前に、急に車イスにじっとしていられなくなった。ちぢこまった自分の身体を伸ばしたい欲求に駆られているような。右側に身体を倒し仰け反る格好をとると、幾分楽になれた。普段は左に身体を倒すクセがあるがその逆である。
透析がはじまり落着いたが、今度は呼吸しづらいような(呼吸はできていた)、呼吸が気になって仕方がない。体重のコントロールは問題はなく、心臓に水がたまる可能性は低いはずなのだが。

認知神経リハビリテーション研究会(認知運動療法研究会から改名している)会員に送付される冊子をあまり意味もわからず読んでいる。(^^;)最新号の冊子は体幹が特集だった。体幹のコントロールは複雑で、呼吸も関係するようなことが書かれていた。(予測的姿勢制御・・・??重心のゆれを最小限にするために予測的にフンッと呼吸をため込みお腹に力を入れるようなことを体幹はやっている?)「ちなみに私は深呼吸はうまくできない。(息を吸っているとすぐはきたくなってしまう、はいてるときはすぐ吸いたくなる)
前回のリハビリ後に足の付け根に痛みがでたり、体に変は起きているみたい。

◆足底に紙を前後左右に滑らせ、方向を答える課題

足底にはほんのわずかしか触れていないようで、一瞬すぎて方向がわからない。そのように先生に伝えた。先生は直感で答えていいのよ、とおっしゃった。感覚は原始的なものであり、考えて答えるものではない。
・・・と説明を受けた。一瞬身体に受けた感覚は、言葉であれこれ考えていると変容してしまう気が確かにする。感覚に自分の思いがのせられていくような。
課題とは、身体に受けたものを答えやすくするように選択肢が用意されているのだろうか。マヒの身体の感覚は、本当に混沌として複雑に思える。マヒの感覚とは今までわかっていたことがわからなくなってしまっているが、感じ方を単純化すると課題の選択肢のように「わかる」。正しい感覚がわかるように、考えずにありのままの感覚に合致すると感じる選択肢を見出すことに集中するべきなのだろう。

先生が足底自身ではなく、それの向こう側で感じるようにとおっしゃった。むこう側で感じるとは、足底に気持ちいいとか感じるのではなく、足底の感覚を媒介にして知ろうとしている感覚?はっきりわかっていないが・・・探るように紙の動きを感じたら、先生に足がやわらかくなったと言われ、課題にも正解できた。

しかし今日は全体的にうまくいかなかった。
「ねむいのかしらね」先生が下を向いて話しているのが聞こえた。
確かに眠たかったのである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘルパーさんの観察力

2013-01-26 17:00:49 | 療養生活
今日は水上さんによる入浴日だった。入浴を終えて、水上さんは、母に姿勢についてニュースがあるとおっしゃった。(母の書いた磁気ボードで確認)
手を使わずに前かがみをしていたということだった。背もたれに寄りかかっていては背中を洗えない。いつもなら動く左腕を肘のせにぎゅっと力を入れて前かがみになっていた。結構力が入っていると思っていたが、腕が使われていなかったら足を使っていたのだろうか。入浴直後なら自分がどうやっていたか思い出せそうなのに思い出せない。無意識だったのだろうか。入浴中は気をつけることは多いので無意識になってしまうとは考えにくいような・・・でも無意識にでもならない限り、現在の私が何も捕まらずに前かがみはできない。

土曜日入浴(今日)の水上さんといい、木曜日入浴の山口さんといい、ヘルパーさんは私の体を洗うだけでなく、自分では気づきにくい体の変化を発見して教えてくださっている。そのことで私は体の状態は確実によい方向に変化していると感じることができている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リハビリ 20130115 先生の声が弱く聞こえた

2013-01-17 15:05:07 | 通院リハビリ
現在自宅で車イスにうまくお尻で座れないことが多いので、先生がやり方を見せてくれた。その都度お尻で座れているか確認なさっていたようなのだが、ある瞬間、お尻の感覚を考える前に、胴体がグラッと揺れたような、楽に感じられない状態になったので、先生に話した。先生は腹筋で支えられていないからだろう、とおっしゃった。このときは本当にそうだと感じた。腰から上が支えなくぐらついた感覚であったからだ。

左足のこれまでに行った足首から先を上下・左右・内旋外旋に動かす課題
全問正解だった。

左足を図の8箇所いずれかを先生が触るので場所を答える課題

これも全問正解だった。
入院中両足の存在感覚は弱く、退院後も布団をかけて足が見えなくなると、足がどういう格好しているかわかうるが、らなかったのだが。左足については、いつの間にかわかるようになっている。

今回リハビリのとき、ごく小さな声で先生の声が聞こえた。聞こえる前は自分でもよくわからないが、声を聞いてないが先生の言われたことがわかったのである。予測があたっただけという気がするが、でもこの後から先生の弱い声が最後まで聞こえ続けていた。話の意味はわかったりわからなかったりしていた。

翌日、筋力つけないと・・と思いながら、そういえば以前息を吐きながら筋トレ(座っているときの膝を揃える・・自主トレ)をやっていたが最近やめていたら、膝も開いてしまい、ベッド上でも両足立て膝もできなっていたので、透析へ行く送迎の車のなかで深呼吸しながら足を開いたり閉じたりしていた。
驚いたことに帰りには自然に膝がそろっていた。しかもなんだか車イスの座り心地がよく、何がいいのかと思っていたところ膝の高さがいつもより高かった。それを見て、このときたぶん座り心地の良さは股関節屈曲の角度が90度に近かったのではないかと思っている。お尻も膝から下も重力を受けている感じだった。

ところがその日の夕食途中、急に足の付け根が痛み出した。そのうちおさまると思っていたら今度は付け根は触って熱さはないのに、すごく熱く感じはじめた。その熱さの感覚は心臓の高さまで広がったので、一旦食事をやめてベッドで休むことにした。横になっていたら、足の付け根の痛みと熱い感覚は消えた。
今回のリハビリでも先生は、うまく座るには股関節を90度に曲げなければ放散反応で膝は伸びてしまうと話されていたし、リハビリ中に感じた自分の胴体の不安定さは今まで感じたことがなかった。脳に伝わった情報と経験が、座り心地や痛みと熱い感覚を生じさせたのだろうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右手が動いている

2013-01-05 17:25:39 | 日記
入浴後に水上さんはちょっと驚いてそうおっしゃった。水上さんが最初見たとき閉じていた私の右手が、次に見たとき開いていたことを「手が動いてる」表現されたのだが、その通りだと思った。11年前に片右マヒなり(右手は廃用手となり)、実際に自分の右手が動いているところは見ていない。でも片右マヒになって2年半後に認知運動療法をはじめているが、今より緊張がない状態まで回復したのだから、気をつけて右手を見ていたら右手は動いていたのかも・・という気がした。今日もひたすら右手を見続けていたら、開く瞬間を見ることができたのかもしれない。少なくとも無意識において、右手の指が動く現象が起きているようである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右の指がやわらかくなっている

2013-01-01 12:52:26 | 日記
昨日も今日も、目覚めると右腕は曲がっていなかった。

寝る前にベッドの柵につかまって寝返るなどすると、いろいろと力が入っているせいか、右腕に緊張が入り肘は曲がっていたが。。。ただ寝ている状態であると、肘は力が完全に抜けているようだった。というのは、伸びきった肘の感覚があり曲がる訳がないとわかったからである。退院後も自主トレ?として、寝て右手を持ち頭の上に持っていくことを時々行っていた。大抵h緊張している右手を持ち上げるには力が必要だった。 試しにやってみると、右腕は非常に軽くなっていた。

最初気がつかなかったが、リラックスして寝ていると、右手の5本の指がまっすぐになっていた。常にぎゅっと何かを持っているように見えた右手であったのだが・・・この兆候?に気付いていた方がいた。いつも入浴をお願いしている山口さんだ。12月27日、お湯で体を温めないと右手の指はかたくひらかないのに、その日は指はやわらかく簡単にひらいたと教えて下さっていたのである。

右の指を伸ばそうとしている映像

親指と中指はかたく伸ばせていない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする