20140422 先月聞いていた4月から診てくださる認知運動療法PTの方とは

2014-04-22 22:43:47 | 通院リハビリ

最近食欲がイマイチで体調はあまりよくないが、集中力には問題なさそうだったのでリハビリへ出掛けた。リハビリ室に着いて、びっくりした。片マヒのとき、大久保病院でお世話になったベテランPT岩崎先生がリハビリ室の入口で笑って立っていたのである。

 

私は嬉しくて顔は緩みっぱなしだったと思う。でもこれからのリハビリはより真剣にさらに集中してやることになるだろう。体調の悪さなどによるヤル気のなさは、一気に吹き飛んでしまった。

二人の先生による座位。一人が上半身を支え、もう一人が両足の下に3つずつ位積み重ねたスポンジを入れた。すごく不安定。でも倒れそうな方向がわからない。右足のふくらはぎが痛くなった。右足は動かせない?と言われ、少し動き、先生が太ももに触れるとここも痛いと気付く。しばらくすると痛みは落着いた。
新しい身体の動かし方をしたとき痛みが出ることは多い。でもその痛みの部分に神経を集中させずに、他の部分に意識を向けさせることで、いつも痛みは和らいでいたのかなと思った。

「どこかつらいところはない?」と聞かれ、腰を指さした。排便ときもよく腰が痛くなる。それに似ている気がした。
(便器に座ると、右足は左足の方へつよく曲がり、左足は曲がらず、爪先付近が地面に触れている状態。車イスは長時間座っていても腰が痛くなることはまずない。先日お花見に出掛けた日は、8時~22時座ったままだった。)

 

この日に提出したメモには、簡単な内容だったが、現在困っていることを書いた。かねてから自分の不自由な身体は複雑に思えていて、自分は2度目の脳出血でどう変わったのか、簡潔に表現したいのだが。

-----MEMO-----


◆現在困っていること

  1. あらゆる筋肉が力の入れ方を忘れてしまっている?
  2. 体幹が不安定であること
  3. 背もたれなしでは座ることができない
  4. 声が出しにくい
  5. 唇や舌などをうまく使って話すことができない
  6. 飲み込み、咀嚼がうまくできない
  7. 放散反応が起きてしまう
  8. 歯磨きでも放散反応は起きるが、飲み込み・咀嚼よりひどい
  9. 聞き取ることができない
  10. 聴覚検査で低い音が聞こえているらしいと言われたことがある

--------------

 

 このメモの中の、入院中に受けた聴覚検査で低い音は聞こえているらしいと言われたことについて、岩崎先生は補聴器は?とおっしゃった。聞こえない音域をカバーするような補聴器があるみたいなのだ。 耳から入って来た音を脳が認知できない、でも低いガラガラした声の人がゆっくり話してくれると理解できたことがあるから、興味をそそられるお話だった。        


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなことでいいはずがないっ、後ろを振り返ってみた

2014-04-16 12:39:33 | 日記
月2回のリハビリを休みがちになっていた。ヤル気があるときは、体調もいい。先週はリハビリがあった週だったが、これからリハビリに出掛けるときになって涙が出た。自分でコントロール出来ない「泣く」ということが、2度目の脳出血から入院中何度かあった。悲しくなることを考えているわけでもないのに、意思に反して大声を出して泣いていたようだった。脳が壊れると、子供のように泣くことがあるのか、と思いながら。(倒れて最初に搬送された病院でのこと。自分の鳴き声は聞こえなかった。身体に感じる振動と、私の病室前を通り過ぎる看護師さんが口に人差し指をあてて「しーっ」という表現などで判断した。病院にはかなり迷惑をかけていたはずである・・・)リハビリに行きたかったが泣きを止められずにいたので、リハビリは休むことにした。

今まで体調が悪くてもリハビリに対してヤル気をなくすことはなかった。体調崩して自分で自分を元気づけることができていないのか・・・片マヒの時から認知運動療法で行った課題と身体の変化の記録。それを見ていて、片マヒのときに比べると傍から見てはっきりわかる進歩は少ないこともあり、片マヒのときは月毎位に自分の身体に変化があったかチェックしていたが両マヒになってから1度も振り返っていなかった。リハビリはやっぱりスピードが遅くても(速ければなおいいが・・)回復に向かっている実感がほしい、と私は思ってしまう。ブログを利用し身体の変化などを書き溜めても書いた満足感は味わえるが、出来なかったことが出来ていくような過程はブログではみえにくい。
片マヒのときのHPのリハビリの経過ページに両マヒ後の内容を追加した。
ちょっと頭が整理された気分になった。記録を追加しただけだが、自分の立っている場所がわかりづらくなっていたのが、解消されたようなのである。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

退院後はじめてのお花見

2014-04-07 20:01:26 | その他
6日(日)は、以前通院していた透析の患者会のお花見に誘って頂き、夫と二人で福祉タクシーで出掛けた。
天気は不安定なときもあったが、お花見しているときはちょうど日が差していて気持ちよかった。

お花見の後は近くの建物の会議室で宴会だった。倒れる前はお花見しながら缶ビールを飲んでいた記憶があるが、今はアルコール持ち込み禁止で入口で手荷物チェックがあった。ちょっと残念ではある。

お弁当は全く食べることができなかった。車イス用のテーブルを忘れてしまい、これがないといつもの体勢でたべれないのである。テーブルにあるお弁当や飲み物などに手も届かなかった。でもどっちにしても私は何も食べられなかったみたいだ。夫に開けてもらった平たい一口で食べられる羊羹を半分も食べることができなかったのである。
「なんで飲み込み、こんなにひどいんだろう」
お茶を飲もうとしたら、吸いのみの口が唇に当たる感覚が非常に弱い。どちらも体調がいいときに身体に起こったことがないはずである。この日は体調は良かった。環境が身体に与える影響、この影響を小さくしたい。

宴会後、近くの入院していた病院の病棟とリハビリ室へ挨拶に行った。
聞いてはいたが、回復期病棟では365日リハビリを実践しているそうで、日曜日だがリハビリが行われていた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする