私の感覚について

2017-04-25 13:45:16 | 日記
リハビリ前に、前回のリハビリのブログを読んでくださっていた先生は、私の感覚を知りたいとおっしゃった。
つねって痛いと感じるか、3ヶ所触られた場所を答えた。
足で確認して右はかなり鈍かった。

自分の感覚は、両麻痺だからほほ感じない感覚で全身が覆いつくされている印象だった。
身体の場所によって、どんな感覚があるか、よくわかっていなかった。


リハビリ後。

そこで自分の身体のいろいろな場所をつねってどう感じるか、父につねっては、痛い→〇、少し痛い→△、感じない→×で記録してもらった。つねりづらいと言われたが、頭も頭皮もつねってもらった。 

記録の結果を見て、両麻痺だが感覚がない個所はわずかだった。
つねることは、つねり方は少し長めにお願いした。
マヒが強ければ、つねられたことがわかるとしたら、時間が少し要ると途中からわかったからである。
感じ方は左右独特で、左はつねってすぐにわかる切り傷のような痛み、右はつねってワンテンポ置きその後同心円状に痛みが広がるかつねってすぐ不快感(この時は記録は〇、痛みの感覚とは違うがつねられたこと自体わかって反応があったので)があった。


赤丸は非常に痛かったところ。3カ所。

全体的に右マヒなのだが、後頭部は左右差ははっきりわかるが、前頭部は左右の違いがかんじられなかった。以前も同じだったのだろうか。



こんなおぼつかない感覚だが、以前リハビリで先生が足を動かし、その動きを目を閉じて指の動きで答えたことがあった。

今回また試してみると、左足の動きは目を閉じても膝関節と股関節の動きははっきりわかり、右足は膝の動きはわかった。

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足首が曲がった!?

2017-04-18 13:52:56 | 訪問リハビリ
先週のリハビリの内容を読んでくれた先生は、リハビリ初日の座位で両足をつけようとした場面があったが、右足首は左足首より曲げやすさを感じていたそうだ。
本日も左足のリハビリだった。

リハビリ中やっていたのは、足を見ずに、足のどこが触られているか当てること。
関係ないところを見たり、ちらっと自分の足を見たり。
足首から上はだいたいわかるが、靴をはく部分は曖昧模糊で本当にわからない。

右に寝返り、左足の曲げ伸ばしをした。
これは気持ちがよかった。
自分ではこんなに太ももを上げられないと思ったからである。

l自分から見て左側に倒れそうな左足を、右へ動かす。
私も左足は多少動くので、先生の動きに合わせて、動かす。



リハビリ中に質問したくなった。
ブログに書かなかったが、先週はリハビリ中ほとんど痛かったのである。
痛いと言ったらリハビリ効果は半減するんじゃないかと、リハビリ終了後に「痛かったです」と伝えた。
それが今日は痛くないものしか感じないおかしいと思い、「普通なら痛いことをやっているんですよね?」と聞いてみた。

先生は痛くなくやっていると答えた。痛くもできるとこわいこともおっしゃっていたが・・・
今日は最後まで痛みのないリハビリだったのは、前回最後に痛いと伝えたからと思いたいが、実は痛いときはすぐ伝えその後のリハビリの効果に影響がまったくないとしたら・・・



このとき足首から下は見えないし、感覚もわからなかったが、感覚をわかろうとしていたら足の甲の上で、ぎゅっと抑えられる感じがして、頭の中で私の足は「Z」の文字だった。膝も足首も極端に曲がった足だった。
私も何かできないか・・・ダメ元で踵に力を込めてみた。地面に足がつく感覚を感じたかっただけだが。。。

すると先生はポケットからスマフォを取り出し、私の左足は先生の太ももの上で踵は直角に近い状態でいるところを撮って見せてくれたのである。

夕方頃、ベッドに仰向けに寝ると、爪先は上を向いていた。
寝た理由は、なぜかリハビリを受けていない右足がすごく痛みだしたからである。

寝るときには、いつものように爪先は下を向いてしまった。。。



暗くてぼやけているが・・・夕食前に車イスに乗り、手前に小さいテーブルを置き両足をのせた。右足の方が楽にのせているように見えたが・・・両足の内反が少なく、左足の硬さが減っている印象だった。

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距骨

2017-04-17 14:02:03 | 日記
先週のリハビリは、リハビリ終了後、先生はホワイトボードに、「今日行なったのは、」と書き始めて、図など交え説明してくださった。

尖足である私は、足首が曲がらず指先が下を向き、立つことができない。(見ると自分の足は内反もしている)

尖足である人は、足関節を構成するうちの大きな骨、距骨が前に飛び出していることが多い。
これだと物理的に足首は曲げられられない。この飛び出した距骨を引っ込める必要がある。

先生に距骨は触ってわかりますか、と聞くとわかるとおっしゃる。 リハビリ終了後、靴下を脱ぐと、リハビリを行なった左足の足首前面に、骨が飛び出ることが見てわかった。
も右足首には距骨が見当たらなかった。 左足より右足の方が足首は曲がりやすいのだろうか。 でも右足の内反は、股関節から起こっているような、筋金入りの内反だと思っている。

先生の説明はとても分かりやすかった。
説明してくださったのは、リハビリの間、先生がどこを触っているかなどあちこち見ている私を気に掛けてくれたのかもしれないと思った。 リハビリ中、足からの感覚がひっきりなしに来るので、考えずにはいられなかった。

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励ましの言葉

2017-04-10 14:02:03 | 透析
昨日は、以前に透析で通院しており、その透析の患者会のお花見に誘っていただいた。
2度目の脳出血後にはこの透析室がある病院で1年間入院し、お世話になっている。
この患者会で役員を少しお手伝いさせていただいたことがあり、現在私は重度の障害があるが、役員さんが毎年お花見に誘ってくださっている。 それなのに体調を崩し、去年も一昨年も参加できなかった。1年に1回だけなのに・・・ 今年は体調はよかったが、天気は雨。てるてる坊主をつるしていたが・・・ お花見は中止で、宴会のみとなった。

宴会では食事をとりながら、役員さんが準備した催しをみんなで楽んだ。
今回はホワイトボードにいくつか書かれた早口言葉を一人ずつ言ってみる、ビンゴゲームだった。
この催し物が始まる前、びっくりしたのは、入院に自分の主治医でお世話になっていた先生が登場したのである。先生は休日出勤日だった。入院中は透析患者の私を診てくださったときは内科の先生だったが、先生の胸のプレートを見ると、リハビリ科科長?に変わっていた。透析患者を診ていた医師が、リハビリ科のトップに立つことはよくあることなのだろうかと思った。

この日はいつもお花見に誘ってくださる役員さんと筆談がしたいと思い、送迎車での帰る時間をお花見修了後1時間後遅らせることにしたのである。 メールより打ち解けた話題で、私は大変楽しかった。 筆談にお付き合いいただき、ご迷惑をお掛け致しました!
それにしても私のタイプは恐ろしく遅い・・・何とかせねば。
思ったのは、どちらも嫌だが聞こえないより話せない方が問題なのだろうか、ということだった。

先生は最後におっしゃったことが気になった。「また桜が咲く頃までお互い頑張りましょう」
「お互いに」という言葉は患者同士でならよく使う言葉で、医師から聞いたのははじめてのような気がした。先生は患者の目の高さで見ているから、自然と出た言葉だったのだろうか。「先生も頑張るから一緒に頑張りましょう」
リハビリを続けるうえで、これ以上の励ましの言葉はあるのだろうか。
先生にお会いできてとても嬉しかった。

追記;
この日は体調良く日本酒がおいしかった。自分は体調がいいとアルコール感覚が弱くなる。アルコールは透析患者なので当然水分でありたくさん飲むことはできないが、少しでも食欲がわく利点がある。訪問看護師さん曰く、アルコールは腸壁を刺激し下痢することもある。
花よりお酒でもよかった。
コメント (1)
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アクセス解析を見て回復に気づいた「舌のしびれ」

2017-04-07 13:15:37 | 日記
最近、自分のブログを読んでくださる方が少し増えています。
ありがとうございます!
 


アクセス解析について

私は昨年から、このブログの有料ユーザーになり、ブログの書籍化やアクセス解析を見ることができる。
アクセス解析では、その日に読まれたブログの記事が多いものから50件と、記事ごとの読者数がわかる。

アクセス解析結果は1日毎に出る。



大抵、読者数が最も多い記事は、その日に書いた記事が圧倒的だが、先日は「舌のしびれ」という記事が一番多い日で、何でだろうと思った。さらに思ったのは、最近舌のしびれがなくなっていることに気づいたのである。

不可解でどういうときにしびれが起きるのかわからず、今思えば入院中に最も時間的に長くしびれは起きていた。
入院中、STの先生は「気休め程度かもしれないけど・・」と言って「デキサルチン」という塗り薬をくれた。口内炎のとき塗っているという看護師さんがいらした。
日中は「確かに気休め?」という効き目だったが、夜中にしびれが起こると気になってしまうが、この薬を塗ると気が紛れる効果はあった。

退院後は、最も多かったのは透析後半で、しびれは強く、舌が取れたらどんなに楽かと思っていた。
その後、透析後半でも座ってパソコンを使っているとしびれはないことがわかり、現在は4時間ずっとパソコンを使う癖がついた。この癖がついても、体調が悪くパソコンのため座れないと、透析後半になるとしびれはあったはずだが、いつの間にかしびれはない。

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Vol.14  「訪問リハビリ始めました」

2017-04-06 17:29:38 | PAPER BLOG
PAPER BLOG ・・・ヘルパーさんに読んでいただいているもの。(ものすごく不定期である)プリントアウトして、チラシのようにテーブルに置き、ヘルパーさんがお手すきの時に読んで頂こうとしたが、私がのそのそと遅い食事のときなどは、ヘルパーさんはすぐ仕事を終えてしまうので、ブログを読み終えて、感想を書いて読ませてくださるときもあるのである。。。

リハビリの内容であるときは公開している。



Vol.14  「訪問リハビリ始めました」

なんだか「冷やし中華始めました」みたいですが・・・。
1時間、訪問リハビリでみて頂くことになりました。
診てくださるのは、数本白髪交じりの50代に見えた男性で、体格はがっしりしていました。聞こえないのですが、よくしゃべる感じではなく、必要なことだけ話している感じの方でした。あとから母は、ホワイトボートの文字は読みやすかったのに、リハビリ記録簿の字は読みづらいと話していました。実際先生はリハビリ終了後、一気にすごいスピードで記録簿をつけていらっしゃいました。

初回なので、現在の状況を教えてください、と先生はおっしゃって、母がスライディングボードを用いてベッドから車イスへ移乗を実演、私は骨粗しょう症なので立位やつかまり歩行訓練で骨を強くするリハビリをお願いしたい旨をポメラで読んでいただきました。

その後、先生は車イスに乗っていた私を軽々と持ち上げベッドへ移乗し、座位を確認しました。座位は数回しか成功したことはなく、此の日も案の定、怖くて左手はベッドの縁をつかまりっぱなしで、両足は安定せず椅子に座った先生の両足で固定させる状況・・・自分は相当緊張しているはず・・と見ると右手はしっかり持ち上がっていて、「重心を前に」という母のホワイトボートの字を見て重心を前に移動すると若干姿勢は楽に感じたのですが、再び右手を見るとさっきよりも高く持ち上がっていて、自分の身体はどうしたいのだろうと思いました。この緊張がとけないと楽に座ることは難しい気がしていたからです。
座位のあとは、横になり足の曲げ伸ばしのような格好で、左足のもみほぐしがありました。ふくらはぎと足の裏に少し痛みを感じたのですが、思っていたよりも、意識しなくても足の感覚があると思いました。

先生の結論は、目標は座ることで、その後に立つリハビリ。
首など拘縮をのばすなど痛いけど頑張りましょう。
 
「たぶんあの痛みだろうか?」
認知神経リハビリテーションを受けているときに、首を動かされ強烈に痛かったのですが、それがあったリハビリ後、車から真後ろに見えた先生の顔が見えたので手を振ったのを思い出しました。今は真後ろを見ることができません。また真後ろを見ることができたら、それを維持したいです。

困ったことに、いつもリハビリで集中しているときに限って唾液が口から出ていました。ところがこのリハビリ中は、口内に唾液がたまるのを観じてしょっちゅう飲み込んでいました。

よだれがでるのは、寒さか疲れじゃないかと入院中に言われたことがあります。確かにこのリハビリの前日の透析後に疲れを感じず、その後8時間熟睡、朝起きて約2時間後に自宅で行なったリハビリだったんです。

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リハビリに対する信念

2017-04-05 11:15:27 | 考える
昨日から訪問リハビリを受けることになった。
3月まで受けていた認知神経リハビリテーションの先生には認知のリハビリは続けてもらいたいと言われていたため、新しいリハビリ療法士さんに自主トレのことなどを話そうと思っていた。でも母に「療法士さんには信念があり失礼になる」「認知神経リハビリテーションの傲りがあるのではないか」と考えていて、私が認知神経リハビリテーションを受け続けていたことは話すべきじゃないと話していた。

だから昨日のリハビリでは自分の身体の状況を伝えるだけにした。

でも私の中にはふっきれないものを感じていた。
療法士さんのリハビリに対する信念を考慮せずに認知神経リハビリテーションを自分は受け続けてきたことを伝えることは確かに失礼にあたると感じる。
認知神経リハビリテーション自体、療法士の国家試験で出題されていないとも聞く。

でもリハビリを受ける患者として療法士さんに伝える情報としては、昨日のリハビリでは不十分だと思った。どうして現在の身体の状況になったのか、説明が出来ていないと思った。認知神経リハビリテーションを受けてよくわからない身体の変化があったことは事実だからやっぱり伝えるべきだと思う。聞かなければよかった、なんてあるんだろうか。

自分にはリハビリに対する患者の信念はあるのか。
認知神経リハビリテーションは仮設を立て課題を作り身体で確認する脳のための治療だと思っているが、素晴らしいが信念には至っていないような・・・
自分の障害は大きすぎて、治る可能性があるなら何でも挑戦したいというのが本音じゃないかと思う。
 

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両足が痛みだしたのである

2017-04-03 23:00:23 | 日記
今日、透析から帰宅途中の車の中で、両足全体が痛みだした。
突然強い痛みが出たのは、おそらく「認知」に関するものだと思った。
透析後で空腹もわりとあったが、疲れはなかったため痛みでつらい気はしなかった。

でも痛いので帰宅後、即ベッドへ移乗してもらった。
両足は痛みでとても存在感があった。
こういうときの両足は、昨日のブログで書いた宙に浮いている両足ではなく、重くベッドの上に置かれていると感じた。帰宅後すぐ食事を始めて30分位すると痛みはおさまったが、その後余韻のように足の存在感が残されていた。

今日の痛みの場所から、原因は昨日ブログを書きながら考えたことじゃないかと思う。
一昨日は訪問入浴後、身体を休めたいのにできないのは・・・自分の足が何かおかしいのではと思い始めて、昨日ブログを書きたくなったのである。

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重力を感じていないような足

2017-04-02 09:53:40 | 日記
昨日は訪問入浴があり、いつもそうなのだが、湯船に浸かることができるので全身が温まり身体全体がやわらかくなった気がする。その上、心地良い疲れがでて横になりたくなる。

ここまではいつもとわかりはなかった。
昨日違ったのは、疲れて横になった場合には、大抵自分の体重は、寝いている地面吸い込まれる感じがして疲れが取れるものではなかっただろうかと思い始めたことがった。

今の自分の身体が横になっているベッド表面から感じているものは、磁石のようにくっついた背中とお尻だけ・・・股関節から下の両足は宙に浮いている・・・?
そんなばかな、と掛け布団を取ると、両足はベッドの表面の上にあるのに、両足を見ないでいると、また両足は浮いている・・・というか両足はどこにも接していないという表現の方がいいかもしれない。でも感覚的には自分の足は重力を感じているとは思えなかった。

脳は、両足は重力を感じられず、無重力空間で力を出せないような状況にあるのだろうか。

このへんな感覚の原因は、脳出血による脳の身体の捉え方が病的に変化してしまったためとは思うが・・・
問題は、横になっているときの足が地面に対して接触感覚が弱すぎることではないかという気がする。その感覚が回復したら、自分の足が浮いているとは感じなくなるかもしれない。

そのためのリハビリは・・・
今までに行ってきたものが参考になる気がしている。
片麻痺のとき、なかった感覚が復活した経験がある。
わからなくなった感覚は、脳との神経がつながっている限り、回復するはずと思っている。
足がベッド面に接しているときと何も接していないとき、とか、スポンジのやわらかさの違いなど、触れるものが明らかに違うもの同士を、閉眼して足に触れさせることで比較できるか、わかり始めたら
徐々に比較を難しくしていく。

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