寝たきりで筋肉痛

2023-06-26 23:27:21 | リハビリ
リハビリの後は訪問看護師が来てくださるのだが、最近は寝てばかりだったので、「今日も疲れてる?」と言われた。
でもいつもの眠気はなく「リハビリがんばってないから?ハハハ・・」

そしたら翌日の朝方に、全身が強烈に痛くなって食事もとれなくなった。
寝返りって全身運動みたいと思っていたが、この筋肉痛はそれを証明していると思った。
強烈な痛みは1日だけで、その後横になるときだけ出る痛みは1週間続いてしまった。
大人しくしていれば良かったのかもしれないが、できない寝返りをしょっちゅうやってしまった。

寝たきりでの筋肉痛は、気休めに寝返っても痛みなんか取れない。
まず思ったのは、透析日まで痛みが残ったらまずいことだった。
暇な透析中はちょっと気になることがあると拡大に感じてしまう特徴がある。
でも明日透析の夕方に痛みは落ち着いてきて本当に良かった。

リハビリ後の診察では、「寝返りのリハビリ、右側に転がすのができても左側には麻痺が重い右足が一緒に転がってくれなかったけど、肩甲骨の存在がわかって右腕が動きがわかりそうです。」と話した。

重度の右片麻痺があると、右腕は寝返りしながら身体と一緒に回転せず、背中にペタっと張り付く。
そこで先生は寝返り時に右腕を前方に出すと、右側の肩甲骨の存在がわかった。
肩甲骨は右腕とつながっているから、今までの単に右側に感じる物体から右腕は分離したと思った。

重度の右片麻痺があるので、左側に寝返りは難しい。
顎を引いて、右足が左足を乗り越えて、右腕は前方にあって、これらを同時に動かす。
右側肩甲骨がわかったら、右腕そのものの動きを見たい。



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

装具がいらなくなったとき

2023-06-03 10:24:16 | 認知神経リハビリテーション
2001年に脳出血になったが、認知神経リハビリテーションを2002年に始めた。
2006年にリハビリ制限が始まり、リハビリ制限がないときは、週2回あることもあって、リハビリの多さがが装具が要らなくなったのではと思っている。でも血圧は降圧剤を飲んでもあったりして、2回目の脳出血後が起きてしまい、今は寝たきりで装具の要らない歩行ができなくなり残念だ。

脳出血後の装具は一度付けたら一生必要なイメージだが、自分にはそのイメージがない。
ある日突然装具が取れる訳ではなかったが、重度の右片麻痺で、段階を経て装具が不要になった経験がある。
やったことは、認知神経リハビリテーションを続けていた影響があると思うが、自分の足にある装具と離別する勇気がなかなか難しかったのが私の装具を取る場合だったと思う。

装具不要になる段階とは、まず足裏にガラスの破片を踏む感覚(脳による装具を拒絶する意志みたいなものと感じた)が起き、その後装具をつけると足が痛み取ると治まることが続き、最終的には手で装具を持つことで超ゆっくり歩き始めて装具を持たずに歩けた。数か月位かかっていると思う。
ちなみに私は足でガラスの破片を踏んだ経験はなく、あくまでイメージ上のことだった。

装具を手で持って歩くなんて笑ってしまうが、当時の私は真面目に手で装具を持って歩くと安心だった時期があったのである。


「ペイン・リハビリテーションを生きて」
以前読んだ認知神経リハビリテーション経験者による書籍である。
著者の剣山を踏んだような痛さが、自分のガラスの破片を踏んだような痛さに似ていると思っていて、イメージ通りなら血まみれだ。
脳のイメージってオーバーなときもあるんですね。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする