20130730 記憶の少ないリハビリ

2013-07-30 17:15:28 | 通院リハビリ
なぜ右半身は倒れてよじれてしまうのか

左で同じようなことはできないのは

先生が右のお尻を後ろにずらして座った格好と自分の格好は似ていると思った。
実際に私の左のお尻を後ろにずらしてもらうと急に楽に感じた。

右腕を上に引っ張るので、右わき腹付近の筋肉?を伸ばしてみて、と言われた。

大腸検査のダメージからリカバリーできていないでしょう、と先生はおっしゃった。
確かに・・・。
眠気はハンパではなかった。朝から疲労感はあったが、身体がよじれることは最近特に気になっていたことで、できるだけはやく解決方法を知りたいことから、休むべきだったと思うが気合いで何とかなるだろうとリハビリに臨んでしまった。あとから母に聞くと、1つ答えては眠り・・という状態だったというが、眠かったが寝た記憶はないのだが・・・先生、申し訳ございませんでした。
先生が母に、ぼーっとしているせいか放散反応が出ていないが、通常でこうであればいいのに、とおっしゃったそうだ。

麻の紐で作った矢印が貼り付けてあるカードを、私の左手近くの壁に、先生が目隠し付で貼り付けた。(左手でカードを触り麻の紐の矢印の方向を答える課題)
最初、左手は大よその感覚はあるから矢印の方向を答えるのは楽勝だろうと思った。でも違った。左側の壁の方に伸ばした左腕は予想に反して安定していなかったし、肝心の麻の紐の感覚も時々感じる程度だった。
課題は一応答えることができ、先生は右はどうなった?と質問され、確認すると右側ウェスト付近のよじれはなくなっていた。

◆リハビリ2日後

普段からほとんど動きの無い右足はかるいむくみを感じていたが、いつもリハビリ2日後にある入浴のヘルパーさんから時々むくみを指摘されていた。指摘されるときには、片方の足の厚みが1.3倍位増した感じて、なんかむくんてるというより、いつから無骨になってしまったのだろうという感じである。パンパンに晴れているようなむくみ方じゃない。 翌日にはおさまっている。

むくみのあった日から両足の足の裏がしびれと軽い痛みが起きている。車イスではフットレストに足を置くと、足の裏は過敏に反応している。折角両足を自力でフットレストにのせようとしているところなのだが。

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父の声のエコー

2013-07-26 23:00:07 | 聞こえ
一昨日に大腸カメラの検査を終わり昨日退院する予定だったが、検査後に嘔吐し、熱もあるということで退院は今日になった。熱があるときは、自分の脳がおかしいなあと思った。しゃべれないからpomeraでローマ字入力がわからなかった。
携帯のメールを見せられたが、読めなかった。

退院日は比較的体調良かった。しかし昨年まであった脳の底から聞こえるような騒音がおきた(夜遅く)

自宅に着き、待ってくれていた父とエレベータを待ったこと。
父がぼそっとしゃべった。
こういうわずかに聞こえたことは何度もあった。
話し言葉だけでなく父の声のコエーは私の頭の中で5回鳴っていた、という変化が起きた。

今まで少し聞き取れたのは低い声だったがはじめて父の声がわかった。これも変化だった。


父の声以外、テレビ、アラーム音・・・音がどんどん放出されていくようだ

私の脳ハエコー

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動きのあった日

2013-07-19 08:58:50 | 日記
リハビリの翌日朝は、透析へ向かう車の中で、今まで動きのなかった右足が、無意味に膝を上下に動かしているのを見た。ちょっとびっくりしたが、でも自分の思う通りの動きではなかったから、痙攣しているものを見ているようでその後気にとめなかった。透析を終え、夕方に父と夕食の準備をしていたとき、父が私の右足がフットレストにのっていないことに気付いてのせようとしたところ、「あれ?(フットレストに)のってるよ」と言った。父がのせる前に私がフットレストに右足をのせたことを知った。そして重いと思っていた右足の太ももが簡単に持ち上がっているのを見て、右足の動きが出ているのを実感した。

その翌日は目を覚ますと、だるくて両足が重かった。

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20130716 左右の体幹筋の課題/私の心が足を動かそうとしていた?

2013-07-17 12:58:57 | 通院リハビリ
今回は、先生に見て頂いた私のメモにコメントをいただきながらのリハだった。
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2013.7.16 Y.N.

前回のリハ後は特に目立った痛みはありませんでした。一時右肘が痛くなりましたが、曲がっている肘をさらに曲げると痛みが強くなりました。

先週から気づきみたいなことがありました。
車イスでの姿勢は左に傾いていましたが、大きく右側に傾き、右腕は肘のせを超えて車に手を挟まるのではないかと思うほどでした。
入浴時に身体を洗うのがいやと感じる、皮膚をこする感覚に変化がありました。
昨日なんですが、両足を揃えようとした両太ももに感じた感覚が自然で気になりました。近くに男性がいたからとった動きですが、今まで股が開いていても何も感じてこなかったので、なぜ急に身体がおしとやかに振る舞おうとしたのか不思議でした。股が開いていても何も感じてこなかった、なんていうのはやはり倒れる前の自分にはありえないことですし、認知運動療法の治療は身体の動きの回復だけでなくで自分を取り戻す気がすごくしました。
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身体大きく傾いている原因を探して頂いた。右腕を持ち上げると、右わき腹、肩、肘辺りまでが痛くなった。先生が私の左後ろに立ち、左横を見て先生が見えるか(完全には見えなかった)、頤を左に動かして先生が見えるか(完全に見えた)質問された。右に倒れているというか、右が引っ張っているみたいね、と先生はおっしゃって、「左右の体幹筋の課題をやりましょう」ということになった。

左右のわき腹の感覚 手で片方or両方、触っているかor動かしているかor何もしてないか ⇒ クリア。左は感覚はわかりやすく、右は弱いが手が動いているかどうかの区別もできていた。

わき腹と肩の左右に硬さ柔らかさの異なるスポンジを当てる 
⇒ できなかった。。。間違え、正解との比較はできる状態。
「右はつよい感覚じゃないとわからないです・・・」
先生の説明で納得。
「柔らかいスポンジで弱く触れても強く触れても”柔らかい”ことはわかるでしょう?」私の使っていた感覚は内面的、むこう側の感覚は外面的。やはり私は外部にあるものに触れた感覚に慣れていない。

◆入浴で皮膚をこする感覚に変化
タオルの質感がわかったのかしら、と先生はおっしゃった。

◆リハビリ的に足を動かそうとしたのではない動き
おしとやか、の部分について先生はGood!と指で示した。先生は心は脳の座にあるけど、フランシスコ・ヴァレラの身体化された心のようにそれだけじゃないわよね、とおっしゃっていたようだ。(はっきり覚えていないのですが)
感覚は感覚でも、昨年からリハビリをはじめて感じてこなかったもので、感じてきたものと毛色が違っている感覚、でも自分の中で確実に感じている、それが両足の太ももに起きていた。前回のブログがそれだったのだが、うまく表現できなかった。。。

リハビリの翌日、太ももを持ち上げフットレストに自ら乗ろうとしている右足の動きがあった。

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身体に対する自己表現のようなものを感じた

2013-07-15 11:42:52 | 日記

今日は車イスにのっていてあまり股が開いていなくて、お尻や太ももの筋肉が勝手に股を閉じようとしているように思われた。また私自身の感情が、自己表現として、足にあらわそうとしているようだった。例えば足を組んでいるクロスを反対にするとき単に疲れて組みかえるときもあればちょっと気取った雰囲気を醸し出そうして行なうときもあると思うが、どうも今日の私の両足に対しての感覚は後者に酷似していた。


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退院1年以上における身体の状態

2013-07-15 00:19:51 | 身体の変化の確認


◆脳出血の後遺症の思われる居眠り
入院中からの急に朝昼に起こる居眠りは、寝ている間の記憶はなかったが、退院後は時々目覚めている。話しかけられているなどの認識はあるが、身体の力が抜け落ちている状態で身振り手振りでそれに応答できない。

◆原因不明の舌のしびれ
舌のしびれは、退院後の方が痛みを強く感じるようになっている。入院時には疲れたときにしびれていると感じていたが、1年以上寝たきり状態から、現在退院して日中ほとんどベッドにいない生活や筋力のなさを考えると、やはりこの舌のしびれは、疲れのバロメーターになっている気がする。

■左足首に動き
 左足首は意思どおりに動かせている。動き的にはまだ中途半端に思える動きだけれども。

■右手の指の緊張がとけてきている
 常に手のひらに爪の痕がつく強さで握りしめていた右手がある日開いていることに気付く。現在は入浴中、横になったときなどに親指以外の指は柔軟的である。

■左右の爪が伸びるスピードがほぼ同じになった
入院中は、右の爪は左の爪を2,3回切るに対し1回切るという感じだった(左を切ろうとすると右はほとんど伸びていないことがしばしばだった)。
今もまったく同じスピードになったとは言えないが、現在は左を切ろうとすると右も伸びている。
この現象は片マヒ発症後約2年半経過以降に認知運動療法をはじめたときにもあった。

■入浴で今まで膝から下は手が届かず自分で全く洗えなかったが、最近手が少しずつ届くようになっているのは体幹の回復と関係があるらしい。(リハビリの時、母が先生から伺った話)


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昨日の右半身とマヒの感覚

2013-07-11 21:52:39 | 日記

車イスに乗っている自分は左に倒れ姿勢が悪い。昨日は自分が右に倒れていることに気づいた。

入浴日だった。いつも最初に足にシャワーをかけてもらう。相変わらず温度感覚はわずかであったが、昨日はシャワーの水流が当たっているのが感じられた。足の裏を洗っているときはひどくくすぐったく、こらえるのに苦労した。

身体をこすってあらうとき、こする動きに遅れて感じるざわざわ感は気持ちはよくなかった。特に右手の手をひろげ、手のひらをこすられたときは、「今日は洗わなくていいです」と言いたかった。表現できない、ざわざわ、ぞくぞく、・・・、不協和音に触れるとしたらこんな感覚がするのではないか、味わいたくない不快な感覚だった。

今までタオルで身体をこすられる感覚は、遠くに感じ、わかりにくいものだった。


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20130702 なぜ何も課題をやってこなかった右手の感覚がわかりやすいのか

2013-07-02 21:06:19 | 通院リハビリ

◆今回のリハビリ

図のような三角形と台形が描かれた図を使って、閉眼して選択肢にある図を、または図をなぞった方向を答えた。

 

今日はすごく眠くて、課題は先生が私の手を持ちなぞった図形を答えるものだったが、「肘の動きを答えるのですか」と、とんちんかんなことを聞いてしまい目が覚めた。

でも課題にはなぜか全問答えられていて、自分がなぜわかるのか不思議で「どこで判断できるのでしょう」と先生に聞くと、「肩関節と肘関節両方でしょう」ということだった。

台形の課題途中から反応が悪くなり、私が台形の上底よりも長い下底をなぞっているとき腕が遠くへ延ばされて痛い(痛いことで課題にこたえやすくなっている)ことを先生に伝えた。先生は課題の図の下底の長さを狭めた。すると図は見えなくなってしまい、痛みをかなり利用して答えていたのかな、と思っていたら痛みのない状態でも台形がわかりだした。

先生は片マヒの時のように右手の存在がわかってきているわねとおっしゃった。でも肘が曲がって右手がどこにあるかまだわからないことがある。でも今日の課題で右手の進む方向が見えていることは大きな収穫だと思えた。そのことで弱いながらも私の右手の存在だなと感じることができた。

◆身体の記憶

右手のリハビリは今回で2回目。しかも今回最初、当たり前のように課題がわかった。片マヒのときに受けた認知運動療法よりもどう考えてもリハビリの進展が速い。課題は1回のリハビリでは解決しないことがざらだったのである。両マヒになり2回目の同じ療法を受けて慣れているせいもあると思う。倒れる前にリハで学んだ考えかたの記憶がわりと残っているのだろうか。というのも、2度目の脳出血の方が記憶力に関してはダメージが小さいこともある。(身体全体のダメージはおおきすぎるが)

1度目の脳出血ではひらがな50音を満足に思い出せず、メ-ルを打てる段階になっても、助詞がめちゃくちゃな文字数の少ない文章しか作れず、夫に直してもらってから送信していたことを思い出したのであ

「むこう側の感覚」は、触れたものの感触の比較を言葉にする(時間がかかっていた、また難しい感じでもあった)のではなく、今は触った瞬間に頭の中で見えたときに答えているので、調子が良ければリハビリの進展が速くなるのも当然かもしれないが、「(むこう側の感覚って)こんなにうまくものなの?」と素直でない私は思ってしまったのである。 


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