おいしくチョコレートを 透析患者の骨<訂正があります>

2021-02-27 22:59:11 | 透析
入院中に、リン吸着剤として炭酸カルシウムを飲んでいて、血液検査でリンのデータがすごく上がったときがありました。
退院後に通院していた透析室で、この話をして、主治医に炭酸カルシウムを飲むよう言われたと話すと、ある技士さんはそれは意味がないんじゃないかな、とおっしゃったんです。
その技士さんは透明なコップに水を入れて、そこへ炭酸カルシウムを1錠を落としたんです。
技士さん「ね?」
私「アララ・・」
炭酸カルシウムは、コップの底でクシャッと崩れたんです。

炭酸カルシウムは食べたらすぐ飲むよう医師から言われたこともあり、今ではこの薬が効いてほしい食べ物(タンパク質など)と一緒に飲むものと思っています。
リン吸着剤は、消化がはじまる前に効果があることは確かのようです。

<お詫び>
すみません!
後から入院中にリンのデータが上がる食事は出ないと気づきました。
入院した病院によっては、炭酸カルシウムを処方しないところもあって、入院食は厳密に食べるタンパク質量が計算されているせいか、炭酸カルシウムを服用しなくてもリンのデータは許容範囲におさまるんです。
炭酸カルシウムの飲み方を気にされた医師は、カルシウムのデータが高かったためだと思います。
炭酸カルシウムは、リンに吸着して便と共に排泄されますが、リンに吸着できないとき、カルシウムは血液中のカルシウムのデータが上がるんです。

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おいしいチョコレート 透析患者の骨

2021-02-23 16:54:54 | 認知神経リハビリテーション
1ヶ月血液検査のリンのデータが高かったんです。

先生は「心当たりは?」と聞き、私は「チョコレートかな?」と思いました。
最近おいしくてよく食べた気がしたんです。








透析患者にはいくつかリン吸着剤のお薬があります。
私は炭酸カルシウムを1日3錠処方していただいていました。

真面目に毎日つけてはいない食事の記録。
ピンクの文字は、2/15は血液検査があるとわかっていたので、チョコレートを食べてあとすぐに多めの炭酸カルシウムを服用してみたことをさす。

チョコレートを多く食べたわりに、多めの炭酸カルシウム服用でリンのデータは下がったので、チョコレートが原因だったようです。。。
今回トリュフサイズのチョコレート10個に炭酸カルシウムを2錠服用して、リンはちょっと高めでカルシウムは問題ないデータでした。

日本透析医学会のガイドラインでは、血清リン(P)の管理目標値は透析前で3.5~6.0mg/dl、
血清カルシウム(Ca)の管理目標値は8.4~10.0mg/dlとなっています。
Ca・P積とは、カルシウムリン積と読み、カルシウムの値とリンの値を掛け算したものです。
カルシウムやリンが高いと死亡の危険度が高くなるというだけでなく、Ca・P積が高い場合、
動脈硬化のリスクも高くなります。透析患者さんの動脈硬化は血管の中膜が石灰化を起こし、
弾力性の無い動脈となることが問題となります。

血管の石灰化は透析を導入してからどんどん進んでいくと言われています。
石灰化を防ぐ一番の予防法は、カルシウムとリンの管理を十分行うことです。
カルシウムとリンを掛け合わせたCa・P積を55以下にすることが大切です。

参考;透析患者のCa・P積

透析患者と骨

透析患者はカルシウム代謝異常で、カルシウムを摂っても骨がほとんど作れないそうです。
リンはカルシウムと結合しやすく、リンは骨のカルシウムにくっつき、骨は壊れます。
私はすでに骨粗しょう症です。と、思います。(ToT)
現在透析を受けている病院の骨密度測定では、骨粗しょう症との結果は出ていません。(骨密度0.449g/㎠、若年成人の平均の69%)
でも10年以上前に透析で通院していた病院では、重度の麻痺の右足で測定、骨粗しょう症と診断されています。(14年前。骨密度0.507g/㎠、若年成人の平均の64.5%)

透析の病院の骨密度測定方法が違うことがあります。(私は、手のひら、腕、右大腿骨で測定したことがあります)
骨密度検診・検査の基礎知識
骨粗しょう症と診断されたときは、重度の麻痺の右足で測定していて、このとき左足も知りたかったです。

2回目の脳出血直後、胃ろうで骨と皮のようになった私にしばらくタンパク質制限せず食べるよう主治医の許可があったのはチョコレートでした。
その間リンのデータが高いのを見ていたのにすっかり忘れていました・・・
リン吸着剤を上手に使っておいしいチョコレートをいただきます!

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嬉しい突然の変化

2021-02-21 14:54:40 | 日記
訪問看護師さんに、一人で寝返りしそうだった、これがしょっちゅう起こるといいね、と言われたんです。
聞くと、サイドレールつかまって、左側へ寝返ったそうで、これは右側寝返りなら動きのある左足を使っているので簡単です。重度の麻痺の右足が同じことをやっていたそうでびっくりしたんです。

今まで重すぎる右足のために、サイドレールにつかまっても左側寝返りはできませんでした。

「不思議だな」
そう思いながら寝返ってみると、2回だけサイドレールにつかまらずにできた。
「自分の身体で何かが起きた。それに気づいたのは訪問看護師さんの言葉なんだけどな。」
ベッド上で転がっていると、腰がなくなったみたいに軽かったんです。

右足についてブログに書いたばかりだけど、それが軽くなった腰とは関係なそうです。
でもそのブログでスポットライトが当たった重度の麻痺の右足。そのことが、リハビリに発展する理由がわかったりしたら興味深いと思います。

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これは回復じゃないと思うけど必要だと思うのである

2021-02-18 14:28:47 | 療養生活
ブログで座り直しのことばかり書いている私です。。。

寝たきりので、一旦横になると、上半身ですら自分で起こすことができません。
寝たきりから車イスへ移乗してもらうと、寝たきりの自分を忘れてしまいます。
でも実際は、車イスにいる自分は誰かに座らせてもらっていて、私は相変わらず座り方を知らない、寝たきり状態なのです。わたしにとって「自分が座りがいい状態に、自分で座り直すことで調整すること」は難関な問題です・・・昨日座りがよくても、体調によって今日はだめで不安定な身体の動きを感じます。

今年1回受けたリハビリで、劇的な変化があって座り直しが不要になったりしました。
実は退院後にひどくなった座り直しのために受けたリハビリでしたが、入院前には座り直しが全くなかったわけではありません。
一旦止まった座り直しでしたが、現在徐々に入院前のヘルパーさんに座り直しをお願いするレベルに戻っています。


リハビリ受けて全く座り直しなくなったんだよね・・・
ヘルパーさんも座り直しに注意しなくてよくなくできないものかな・・・

私の右足はいつも放散反応で放り出した状態で、右足は重度の麻痺だしこれはコントロールは難しいと思っていました。リハビリを受けたとき、右足で放散反応は見られませんでした。

でも送迎車のドライバーさんは簡単に右足をフットレストにのせて放散反応を起こさずおとなしくできていました。
リハビリで、右足が自由に動かせるのは、左足はかたい足でできないことで、右足の利点?っぽいのを見てきました。

ドライバーさんができるなら、ヘルパーさんはきっとできる。
右足を放散反応を起こさずにフットレストにのせておとなしくできたら・・・。


この方法でも座り直しはいらないようでした。

これのためにPAPER BLOGをヘルパーさんに2回読んで頂きました。
最初のPAPER BLOGは、自分もよくわからず書いてしまっています。。。
ヘルパーさん、どうもありがとうございました。

Vol.57  「たぶん右足がおとなしくなる予感・・・」

いつもヘルパーさんには座り直しでご迷惑をお掛けしております。。。

いつも感じていたのは、ドライバーさんが私の右足を持ってフットレストに置くと、右足はおとなしくなることでした。これは見た目、ドライバーさんの私の右足の扱い方はちょっとヘルパーさんより乱暴っぽくみえるから動かせるのかな、と思っていました。先日、外山さんがゆっくりずりずりと右足を動かしたら、このときも右足はおとなしく動いているのを見ました。「右足はなんで動かせたのかな」

リハビリで、左足と右足とで性格はだいぶ違うと感じていました。
左足・・・自分の意志で少し動くことができても、介護者が動かさそうとすると、意固地のようになり、思うように自由に動かすことができない
右足・・・重度の麻痺による放散反応という放り出したままで全く自分の意志で動くことができない状態です。でも私は無理ですが、自分以外の人が膝とかを持って動かそうとすると、従順のようになり、思うように自由に動かすことができるのを見たことがあったんです
ひどい座り直しが起きているとき、前方に出た右足は、股関節や膝膝関節を持って、背もたれがある方向へ、介護者は動かすことができるかもしれないと思ったんです。ドライバーさんは足首関節や膝関節を持っていました。

現在、座り直しはまだあり、右足は座り直しても伸びたままです。
左足は座り直しをしていただくと、左のお尻が背もたれにつく感覚があるのですが、右足は右のお尻が背もたれにつく感覚がありません。

座り直しの後に、右足の股関節や膝膝関節を、背もたれがある方向へ動かしていただけますでしょうか。
私はいつも自分のお尻は重いと感じています。
股関節はお尻に近いですし、ここを持ち上げるのはどうなるのだろうと心配があります。。。
試しでよろしくお願い致します!


Vol.58  「右足がおとなしくなる方法」

ヘルパーさんに挑戦していただきました。ありがとうございます!

右足の股関節や膝膝関節を、背もたれがある方向へ動かすのですよね?とヘルパーさんのおっしゃる通りなのですが、これが簡単にできるものなのか、ちょっとあやしくなってきました・・・すみません!
膝関節をドライバーさんが動かして固定しているのはよく見かけるのですが、股関節は膝関節を動かせれば、つながっているので一緒に動くはずですが、股関節を持って背もたれに移動するときやわらかい動きなのかがわかりません。

送迎車に乗るときに、右足は伸びてフットレストから落ちることはしょっちゅうあります。
このときドライバーさんによるのですが、右足の足裏をフットレストにぴたっとくっつけて右足を立たせようとすることがあります。
膝関節と足首を持って、一瞬フットレストに右足を軽く振り落とす感じです。
この状態でもわりと右足はおとなしくなり座り直しは減っていました。
できましたら、膝関節と足首を持って、右足裏を直接フットレストにつける方法も試していただけますでしょうか。

よろしくお願い致します!

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美味しい飴を購入するには

2021-02-08 18:23:16 | 日記
透析のお隣のおじい様がくださる飴はおいしい。私も買いたいな。
でも寝たきりで好きなときに買えないし、Amazonで注文で少し買うのも・・・
家の食材購入には西友のネットスーパーを利用しているので覗いてみました。

新発売にそそられるなと思ったけど、味に保証はないから、妙に古めかしい飴もあるんだなと見て思っていたから、味で選ぶなら長く売られているっぽいものを適当に選びました。

















おじい様との筆談;
すべて西友のネットスーパーにあったなつかしい感じのする飴です。
私はカンロ飴は見たことはあっても食べたことはなかったです。 
今の子供はこの味、好きかな?みたらし団子っぽい?
私はおいしいと思ったのは生梅入りの飴でした。


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2回目の脳出血で寝たきりになりリハビリを受けた現状

2021-02-04 00:12:15 | 認知神経リハビリテーション
2010年11月 2回目の脳出血
◆ 目を閉じると、股関節から下の足の存在が感じられなかった → 今は感じている

2012年 退院
◆ 2回目の脳出血対印当時、ゴムベルトなしでは車イスから滑って落ちる →  今はゴムベルト不要

2013年
◆ 両足にほぼ動きはなかった → 1回目の脳出血で重度の右片麻痺で、左より動きは鈍、両足に動きがあり

2016年
◆ 高熱を出すことで今までなかった熱っぽさの感覚を過じる、平熱は35度台から36度台へ
◆ 退院後から夜中に右足の膝がひどく曲がり、ほぼ毎日右足の痛みで目が覚めていたが、その痛みが消えた

2017年
◆ 特に透析中にひどかった舌のしびれがなくなっていた

このブログから検索して書いてみました。
でも自分の中ではbig newsと思っていた「右の廃用手に動きが出た」というブログは見つからず、このブログは過去に遡るほど、発症に近いので、重要なことを整理して書くことはできない脳だったのだろうと思いました。


で、2018年以降は・・・2017年から約1年認知神経リハビリテーションは受けられず、でもこれが契機になって、徐々に自分は病気を治すという目的ではなく、リハビリは立って歩けて車イスから解放されるから腎移植が夢でなくなってくるためにやっているもの、とはっきりした目的が欲しくなりました。車イスだと腎移植はできないといわれています。
寝たきりなのに立つ目的でリハビリを受けました。(約1カ月入院リハビリ、現在お休みが長い通院リハビリの認知神経リハビリテーション)
昨年、コロナでリハビリはお休みが続き、ある意味、頭を冷やす期間になったのでは、と思いました。

認知神経リハビリテーションは、脳はどういう状況にあって、リハビリは脳の回復が最優先で、立つ歩くは、脳が回復しながら付随的に起こったりするのかな。

コロナでリハビリに対する考えはちょっと変わりました。
急がば回れ。

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