アレビン ライフ

2019-10-28 17:55:11 | 療養生活
「こんなものがあるんですが・・・」
なかなか治りにくい床ずれ(私の場合おっかない名前だが褥瘡(じょくそう)ともいう)になってしまい困っていた。 訪問看護師さんが教えてくださった保護パッドである。
透析の主治医も、クッション性あってよさそうとおっしゃり、まだ使って1ヶ月経たないが、新しい皮膚がみえるときもある。 車イスに長く座らないなど、自分も気を付けることは多いと思う。

アレビン ライフ | Smith & Nephew - Japan


床ずれができたのは昨年夏ごろ。
オムツをつけているため、夏のオムツ内の環境は最悪で、食欲が落ちている夏でもあり真菌(カビ)の存在が疑われ、そのための塗り薬をいただいた。

透析患者で無尿、排便は週3回の浣腸のみだったため、ここまでひどい床ずれはできない方法はあった気はする。 なってしまったから仕方ない。。。
ひどいときは、透析で塗り薬やドレッシング材(創部の保護,湿潤環境の維持,治癒促進,疼痛緩和などの目的で使用。硬いゴムみたいな保護パッド。)をいただいたり皮膚科で診ていただくなど、今はひどくはなっていない。

でも・・・どす黒い床ずれは、素人目でどう見ても治っている気がしない。
肛門という、日常排便や車イスに座って圧をかけたり、患部をそっとしておくことができないから、完治は難しいようだ。
痛みもかゆみもなければ、傷ができたけど仕方ないのかなとも思う。
ところがわりと強いかゆみが毎日あって何とかしたいのである。

今年は訪問看護師さんの交代があった。
床ずれの位置は肛門に接していて、排便対応をしていただく週に3日ある非透析日の3名の看護師さんに、排便対応のたびに携帯で患部の撮影とカテリープという貼れるフィルムで保護をお願いしていた。 自分では見ることができない患部で、変化はないと言われていたがずっと見てみたいと思っていた。 オタクと言われそうだが、写真や看護師さんに教わったことなどファイリングしている。 遠目でみると、この写真は全部同じだが、よく見ると患部は気候で感想したりもするし、毎日患部は変化してると思った。 看護師さんがケアしてくださる理由などもよくわかった。

5月から開始した床ずれのケアで、浸出液はほぼなくなった。
床ずれの周辺から、新しい皮膚ができはじめているようにも見える。でも床ずれは、良くなりかけても、何時間も車イスに乗り患部に圧をかけると、振り出しに戻る感じである。

アレビン ライフは、1枚500円以上するお高い保護パッドだが、皮膚上で何度も貼ったりはがしたり1週間患部は保護される。

看護師さんはぴったりテープ部分を貼るのは面倒かもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。
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▲関節の位置関係を意識して、痛みや余計な重みが取れた?

2019-10-26 22:47:34 | 通院リハビリ
前回のリハビリからどうも右足に痛みが出ている気がして、今週は車イスではなく横になると痛かった。今回は右足太ももが痛いというよりだるいと伝えると、根て立膝を確認することになった。

左足は簡単に立膝はでき、右足はどうしようもなく重くて立膝ができなかった。
青木さん立って片足をマットに置き、立膝が左右に動かす様子を見せて、左足の膝立は膝以外どこを見ているか質問した。
股関節だとすぐわかったのだが・・・
私は膝立といえば膝を持ち上げてみることしか考えず、膝立は長く立てることができず、膝関節はまっすぐになってしまうのが常だった。

膝立からわかったことは、関節の位置関係だった。
私は膝立のとき、膝は左右にぐらつきがあった。
股関節から見た膝関節の位置が定まっておらず、膝立っぽい形はできていても、膝立とはいえなかった。 
膝立では、股関節から見て、膝関節の位置が外側・真ん中・内側などと意識すると、膝のぐらつきはなくなって立ち続けることができた。


自分がが最後までこだわっていた、股関節から見て、膝関節の位置が内側などと意識するとしぼられる感じがしたこと。
動きや張り(片麻痺のときよく感じてはいけないと指摘された筋感覚と思い出した)ではなく、関節の位置関係を考えることで、しぼられる感覚は不要な感覚だとわかった。



  • 車イス乗車時に、位置関係がおかしいと気付いたらなおしましょう。
    私「自分でなおせないときは?」
    介護者になおしていただくよう御願いしましょう。
    なおしてもらうだけでよいのかと思ったが、位置関係のおかしさに気付くことで、なおしていただくことで納得が得らえるのかなと思った。

  • 青木さんは足はやわらかくなるかもしれないとおっしゃった。
    足の硬い場所を聴くと、右足の太ももの膝近くで確かに筋張ったような硬さがあり、左足の同じ場所をさわると硬くはなかった。
    右足は、常に外側を向いている格好である。
    青木さんが一瞬で腰の向きを変えて、股関節から見て、足位置が真ん中になり、私は目が点になった・・・

    腰関節と股関節の位置関係は、まだわかっておりません。


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即位礼正殿の儀

2019-10-23 13:33:33 | 透析
透析のお隣りのベッドのおじい様に話したことです。

ーーーーー
即位礼正殿の儀をTVで見たんですが、チャールズ皇太子を含む2000人位の世界中の人からお祝されるって、ただ事じゃないですよね。

その意味がわかりません・・・
天皇に関する知識は、お年寄りの方の方がわかっていらっしゃるし、即位礼正殿の儀でお祝いに参加された海外の方も・・
知らないってまずそう・・・


日本の歴史がわかっていないから、現状の日本で起きていることに無関心。
戦直後、教科書墨で塗りつぶして、日本人が自分の国がどうやって歩んできたか勉強できないときがあったと聞く。
そのとき学べなかった内容を、学校で学べるようにすることはできないものだろうか。

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極上に感じるクッション

2019-10-22 12:22:15 | その他

・・・おかしいなあ。

夫は座ってすぐに気持ちが良かったらしく何度も座りに来て、お尻の場所を変えたりニコニコしていた。
床ずれはお尻にかかる圧が原因だと思っていたので、TVでみて気になっていた。
気持ちがいいイス用クッションなら、圧は減って車イスにも使えないか・・・

でも私がこのクッションに座ると、感じたのはやわらかさというより、少しかたさのあるゴム製のクッションであった。ガッカリ。最初手でこのクッションをさわったが、特にやわらかいイメージはなかった。(材質:ポリアクリルアミド)

でも夫は座ってお尻の圧が下がって気持ちが良かったのかもしれない。
でもそれはよい感覚がしないと圧は下がらなかったりして・・・

ま、しばらく使ってみよう。

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▲麻痺が重くみえる右足から感じる本物っぽい感覚

2019-10-20 13:21:03 | 通院リハビリ
リハビリで行ったことは、座っているときの立ち上がりには、顔は自分のつま先を見るくらい上半身を動かし、その間体重の変化を足裏で感じるようにというものだった。

リハビリ後の真夜中に、右足がかつて起きていた痛みがでていた。
右足がものすごく曲がって、両足で数字の4の格好で、これが一回起きてしまうと、右足を真っすぐに伸ばすのは面倒なのを覚えていた。
「やれやれ・・・」
真っすぐにしないと右足の痛みは取れないし、真っすぐにするために人に頼ったり自分の手で伸ばそうとしてはいけないと岩崎先生に言われていた気がするし・・・
「伸びてくれ・・・」
伸びたおかげですぐに痛みは消えた。


重度の片右麻痺であったためか、両麻痺の現在左より右の方が麻痺は重く見える。
日中にひどくではないが右足に痛みはあった。
この痛みはリハビリ後っぽい。
リハビリ中に、確かに上半身が地面を見下ろすような方向に動くと、右足裏では徐々に感覚が強まっているのを感じた。


最近、足裏で始終ピリピリ感はあった。
そうではなく、地面を踏みしめる方向に足裏が体重を感じたら、それが本当にあるべき感覚という気がするし、足裏はそう感じるべきだと思った。

これまでわりと敏感に感じるのは左より右が多く、でも右足には動きはわずかだった。
でも足裏のピリピリ感をはっきり感じたのは左で、足裏で体重がかかっていると感じたのは、麻痺が重いと見える右なのである。

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Vol.41「他人が理解できる文」

2019-10-17 00:42:03 | PAPER BLOG
PAPER BLOG ・・・ヘルパーさんに読んでいただいているもの。(ものすごく不定期である)プリントアウトして、チラシのようにテーブルに置き、ヘルパーさんがお手すきの時に読んで頂こうとしたが、私がのそのそと遅い食事のときなどは、ヘルパーさんはすぐ仕事を終えてしまうので、ブログを読み終えて、感想を書いて読ませてくださるときもあるのである。。。

Vol.41 「他人が理解できる文」

私は2回脳出血を起こして、倒れてから我に返る過程が2回違っていました。

1回目は勤務中倒れてから透析施設(内科)へ、その後駿河台日大病院へ搬送される断片的な記憶と、搬送された後に夫のご両親と自分の両親とに真っ暗な夢の中に会って、その後入院ベッドにいる自分に気が付いています。
2回目は耳が聞えなくなっていたので、我に返った実感はどのときかよくわかりません。。。倒れた後自分は高層ビルの病院の最上階で食事をしたり(私は胃ろうで口から食事はとれなかったので夢のようなもの)、手術後なかなか病室に返してもらえずオペ室そばの部屋でしばらく寝泊まりしたり・・・倒れた後腸腸閉塞の手術を受けたことは聞いているのですが、夢と現実が混ざったものを頭で思っていたところがありました。

脳出血後の脳が考える行為を回復するまでスピードは、2回目の方がものすごく速かった実感があります。 倒れて搬送された病院で入院していたのは4か月位で、このとき頭はぼーっとしていませんでした。 耳は常に意味のない雑音を聴いていて、言葉を理解できなくなって誰とも会話ができなかったせいか、字を読みたくて仕方がありませんでした。 それに比べ1回目の脳出血のときは、いつも自分は朝目が覚めてもずっと寝起き状態のようであることが2年以上続いていました。

私は2回目の脳出血後は高血圧ではなくなっていて、退院後自分の脳は、見た目は寝たきりで障害はひどくなっているけど、その代わりに1回目にあった頭の圧迫感がなくなり脳は考えやすくなっていると思いました。

でも2回目の脳出血後で、母から私には時間の概念がない、言っている意味がわからないことがあるという指摘がありました。 耳が聞こえないと自分は夢の中にいるのか現実世界にいるのかわからない面があって、時間を無視したとんちんかんなことをいっている可能性がありました。  それは現実世界にいれば、自分はどの時間に生活しているか覚えて、時間とはこんなものと認識する気がしました。 でも聞こえないし、話せないのに、筆談で自分が言いたいことが伝わっていないことは問題でした。。。 折角自分の頭が考えやすくなっていると思ったのに、自分が考えを表現する部分で脳にトラブルがあると、いいことを思いついても誰にも伝えることができないなんてつまらない。

私は2回目の脳出血後入院中からブログをはじめていて、自分が書いたブログを読むとへんなわかりにくい文がたくさんありました。  ブログを投稿後に書いたブログにへんなところに気づいたら修正していました。

ブログを修正することは、話すことの代わりにやってる筆談で書いたもの(私は字が書けずPCでタイプする)を修正することは同じだと思いました。
当たり前ですが、修正しなくて済む文が書けたらいいのにと思いました。

ブログは、私の場合、自分の考えがうまく表現されていないんです。
自分はこれから書こうとする内容も、書いてしまった内容も間違う可能性が非常に高いと思うようにしてみました。
はじめは投稿する前に文の修正の量が多くて、文を書いた時間の3倍位修正していました。 この行為は、普通なら推敲だと思いますが、私の場合はそういっていいものか・・・ 私は読めたものではない文の発見に時間を費やしていたんですよ。。。

ブログを簡単に投稿できないものだと思うと、自分は頭の中で安易に文を組み立てしづらい環境ができていったのかなと思います。
安易に作った文は、また壊されて(修正されて)無駄になると脳が悟りはじめたのかもしれません。。。 文を作るときに使う言葉は、読む人に私の考えを伝えたいため、この言葉なら絶対伝わるはず・・・などと思いながら、言葉の選択の仕方が変わった気がします。

結局自分の思いついた考えをそのまま文を作ってしまうと、脳出血の影響で表現はおかしくなるため、他人伝えることができないことが多いです。 でも自分の考えを、自分のための表現ではなく、第三者が使いそうと思われる表現に翻訳する?ことで理解してもらえているのではと感じはじめています。 そう思い始めたのは、最近自分のブログにコメント(感想文のようなもの)を書いてくださっている方がいらっしゃるので、以前より自分の文のわかりにくさは減ってきたのではないかと思ったからなんです。
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PAPER BLOGから自分の異常性を感じた

2019-10-14 11:09:18 | 考える
最近さぼってきたヘルパーさんに読んでいただくPAPER BLOGを書き、自分はオタクかもしれないと思った。
親から日頃しつこいと言われていた・・・人はそんなこと気にしないのに、私は気になる。
PAPER BLOGを書き、自分の文から数時間かかって間違いを探していたことを後から読み返すと、やりすぎじゃないか、時間がもったいないと思った。



元々の性格だったのだろうか、脳出血により発現した執着心みたいなものか。
考えてもわかりそうにないが、ちょっと異常っぽい雰囲気を感じる。

自分の行動を俯瞰して見ることができれば、安心できそうなのになあ。

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台風が去ってくれた

2019-10-13 10:25:02 | 透析
昨日はずっといつ停電してしまうんじゃないか、落ち着かなかった。
パソコンを使う気にはなれず、テレビの情報を見たり、最近読んでいなかった(大変よくないことだが)透析の患者会員に配られる全腎協や東腎協の冊子をみていた。

全腎協2019.7.6号に、巨大大地震!!透析患者はその時どう動く、という特集があった。


透析中に大地震が起こったら布団を頭にかぶり、針が抜けないよう回路を手で持ち、ベッドの柵を持ちゆれがおさまるのを待つ。停電での20~30分はバッテリーで透析機械は動くので、その間に針を抜き逃げることができるらしい。

透析患者には自分を含め車イスの利用が多い。
数名のスタッフで1名の患者を脱出させることは大変だと思った。
小学生のとき消防自動車が来て見た火災訓練で、建物から滑り台で脱出するのを思い出した。。。

透析室にいないときに大地震に遭う可能性は高い。
まずお世話になっている透析室の災害用伝言ダイヤルを使う。
普段の透析室で透析ができないとき、別の透析施設にお願いする。
透析患者受け入れ可能な施設は、日本透析医会災害時情報ネットワークのホームページで確認できる。
透析条件、穿刺する針の向きなど、患者として透析を受けるのに必要な情報は、知っておくべきであった。
食事の管理ができて(水分、塩分、カリウム)、透析さえ受けることができれば生きられる。


停電や断水にならなくても、ずっと不安だった自分。
電気や水を使う透析を受けて生きるうえでは、仕方のない感覚かもしれない。
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自分の感覚の混乱?

2019-10-07 11:47:14 | 通院リハビリ
先週土曜日のリハビリ後の痛み(足と背中)は翌日まであった。
翌日夕食中に突然右わき腹の激痛でわめいてしまったが、痛かったのは5分位だっただろうか。
また突然痛みはぱったり消えた。
よく考えたら右わき腹は、麻痺が重い右側で、感覚はうすくて触るとぼんやり感じていた。
そういう場所で、短時間激痛が起こっていた。

この日夜の血圧は、自覚症状なく170台で、朝方まで眠ることができなかった。

眠れない間は、靴の中に敷く中敷きを、両足裏に貼っているような感じがした。
眠れないため、足裏の感覚はとても気になり、足から感じる表現がでてきた。

私の足のサイズは2/3位に縮んだ?
足指はあるとは思えない・・・でもつま先付近にはとても強い力を感じるし・・・自分の足は纏足みたいな感じ方をしているのか・・・

※ 纏足(てんそく)は、幼児期より足に布を巻かせ、足が大きくならないようにするという、かつて中国で女性に対して行われていた風習をいう。


朝方2時間眠り、血圧は140台で、眠気は感じなかった。
朝食時は車イスに深く座れいたままで、座り直しが必要とは思えなかった。
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▲ようやく気づいたリハビリに必要な意識

2019-10-05 23:47:05 | 通院リハビリ
青木さんにリハビリを診ていただいたが、すごくではないがリハビリ後に足,腰、背中が痛くなった。

座位で、腰を曲げて足元を見るように上体を動かす。
すると上体の重さは足に移ったりお尻が浮くので、立つことができる。

この上体の重さが足に移るが、最初私はつま先は硬いと思った。
次に立ち上がると、硬いというより、一か所をつま先で押していると思った。
(私の足は尖足で、座っているときもつま先で地面に足をつけている)

三上さんの立位のとき同様、青木さんも私が左手で手すりにつかまっていると、青木さんの右手は私の身体を支えるのではなく、Good!と左指を見せてくれていた。

私が立てないのは、立つには座っている状態から、上体の重さは足に移ったりお尻が浮くことだが、それを行う私の意識がなくて、介助を待っていたのである。

怖い感じだが、転倒しそうな向きへ前屈みに上体を動かして、顔の位置を足の真上で立ち上がると、自分の足が地面につく面積は広くなっていると感じた。


リハビリ後にある痛みはたぶん意識してこなかった立ち上がりに必要な動きをしたためじゃないかと思う。

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