家族で課題に挑戦

2014-01-28 15:56:36 | 家族によるリハビリ
ベッドでできそうなリハビリを母にお願いしてみた。方法は以前にブログに書いたもので、2つのぬいぐるみに触った後で片方のぬいぐるみに触ってどちらか答える前回のリハでできなかった課題と似ていたのでやりたくなった。

ぬいぐるみと接している右手の向こう側の感覚を感じたいのだが・・ウーム やっぱり前回のリハと同じでわからないみたい。。。
辛うじてこの課題はわかる左手では、どこを触ってもスベスベやわらかなこの小さな茶色のこいぬの感触ははっきりわかる。グレーの猫はほんの少しごわついて感じられた。
右手の手のひらも、もう片方のぬいぐるみに触り変えると、確かに別のものに触り変わっていることがわかる。私の右手の手のひらでは、くすぐったさもわかったし、ぬいぐるみの感触も、ぬいぐるみの毛もちょっとくすぐったそうでわかりそうなのに。

閉眼してぬいぐるみを触り、目を開けると、大あくびの母がいた。このリハビリは家族に根気を必要とする。

最終的に2問連続正解できたときは、グレーの猫を触ったときいい感じがしなかったので、その感覚が全くなければこいぬ、ちょっとでも感じたら猫と判断していた。

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動かなくなった身体はどうやって動き始めるのか

2014-01-26 14:58:34 | 日記
昨日入浴のヘルパーさんに、「立位のとき、力入ってますか?」と訊かれた。
かなり前から実は私も徐々に力が入らなくなってきていると思っていた。
貧血?疲れ?貧血は血液データで問題はなく、疲れも感じていないのに、力を入れるとふっと力が抜けてしまう。

ヘルパーさんに「私が力を入れていないから重く感じますか?」と訊くと、「くにゃっと感じるんです」とおっしゃる。私を支えようとしたらくにゃっと感じるとは、私が寄りかかろうとする感覚よりも崩れるような感覚がしたのだろうか。私は昨日は後ろに倒れそうになってちょっと怖かった。ヘルパーさんと夫に支えてもらっているので安心なのだが。今までなら立てていないときは、怖くてヘルパーさんにしがみつく格好だった。それを考えると、後ろに倒れそうになるのははじめてだった。

立位でも緊張がとけはじめているのか?
しがみつくことは筋肉が緊張すること。後ろに倒れれば筋肉は緊張しない。

これまでマヒで動かなくなった手足が一時だけ動くことが続いている。よく考えると、それらの動きは入浴時(一番多い)、起床時読書中とすべてリラックスしていて筋肉は緊張していないと思われるときばかりである。
私の身体は、筋肉の緊張を緩ませて、小さな動きから回復しようとしているように見える。

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寝返り

2014-01-24 18:19:10 | 日記
私は透析中よく眠るが、寝返りができないので、体が痛くて目を覚ます。この日も目が覚めたのだが、妙に自分の身体が動かなかった。動ける左手が肘から先だけが動いていた。ナースコールは手元に置いてくれていて安心したが、動けないとわかると動きたくなる。動けない原因は、左手を下にして寝ていたが、異様に重くなった右足が左足を押さえつけていた。寝返りは出来ないが、横向きから仰向けになることはできるのに、右足の重さでこれもできなかった。結局、透析スタッフに右に寝返りしてもらうと、右足の重さも気にならなくなった。

自宅ではサイドレールを使って寝返り(リハビリ的にはあまりよくないらしい)をしている。「している」と言っても、サイドレールにつかまっている間だけ、右や左に寝返ってる。つかまっている手がプルプルしてきたら、バターンと仰向けになる。

ところがこの日の夜は、サイドレールから手を放しても仰向けにならなかった。
「おや?なんでだろ。でもすごく気持ちがいい。」
少し身体に変化があったのだろう。

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自然な動き、不自然な動きの感覚

2014-01-18 16:46:54 | 日記
今日の入浴後に身体を拭いているときのことだった。私の意志も力もないような状態で、私の右足がにゅーっと持ち上がり、持ち上げたまま少しふらふらしていた。(※)最初動ける左足を見ていると思ったが、右側だとわかり、そしてヘルパーさんと笑っていた。「自然な動きだった、わかったでしょう!」とヘルパーさんはおっしゃった。

片右マヒになってから、自分の身体の自然な動き、不自然な動きについて、わかっていないことがたくさんあるはずだ。今日の動きも目で確認しただけで、どういう感覚だったかを思い出すことはできない。びっくりしたため気付かなかったのか、まだ感覚として認識できなかったのか・・・
自然な動きとはこういう感じがするものなのか、とわかったらマヒになる前の自分の感覚にかなり近づくことになるのだろうか。

(※)このブロクを読み返して、このときの右足の動きはうまく伝わっていない気がした。放散反応と勘違いしてるのではないかと。放散反応足は硬直っぽく固くなり、足は持ち上がるが、その動きにやわらか味はまったく感じられないのだ。バタバタと駄々をこねた子供の足の動きに似た、一方方向なもの。でもこのときの右足から力は全く感じず、持ち上がった自分の足がどういう動きをしたいのかわからず、ただ見ていたのである。不思議だなあ、自分では動かせないと思っている右足が、動かそうと念力をかけたわけでもないのに動いてる、と。(3/24追記)

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20140114 痛かった~

2014-01-14 23:21:57 | 通院リハビリ
今年初のリハ。年末はシャントトラブルで2回手術とついていなかった。年明けは、蛋白質の少ない適当な食生活が原因の貧血になった。でも幸いよく食べよく眠ることができたせいか、リハビリの日には万全な体調となった。しかし血圧はいつもより20~30高く、頭の切り替えの鈍さを感じた。向こうの感覚(皮膚の外側に感じる感覚。推測を伴うような・・)を使うべきであった課題であったのに、従来の皮膚の内側で感じる感覚をやめることができなかった。

リハビリの前に、前日は透析帰りの車いすの座り方は完璧だったこと(送迎車の中でずれる感覚がなく、帰宅後必ず行う座り直しも不要、食事をしてもずれなかった)、当日は右手が痛くて目が覚めたこと(いつも曲がっている右手が伸びていてさらに手の甲を背中につけるという、今までありえなかった右手のひねりの格好は痛く自分で戻せずにいた)を先生に話した。昨年うすうす感じていたが、リハビリの2~3日前に身体の変化があることが多い。2週間に1度のリハビリは貴重なものとして、2~3日前辺りから身体はリハビリを意識しているのかも?
この日は右手のリハビリを行うことになった。

右手の手のひらの確認した。先生は指でこするとちょっとつめたいような感覚があった。 
この手のひらを使って、生地や凹凸のある紙を触ってわかるかという課題は全くできなかった。私の手は固く握りしめていないからこのような課題が可能になったが、手のひらを完全に開こうとしても”くの字”の状態で止まっていた。先生は指を一本ずつ回し始めた。人差し指と親指については無意味にぴくぴく動き(これは、片右マヒからあった動きである)、傷みはなかった。残り3本はびっくりするほど痛かったのである。先生は傷みは、解剖図鑑の図を示しながら、指と掌をつなぐ筋肉を動かしている、今まで握りしめて縮んでいた筋肉であると。しばらくするとどうしようもなく痛かったのに消えてきた。なぜですか?と先生に質問すると、痛みの感覚が、運動覚や圧覚に変わったのではないかと思う、とおっしゃった。

原因は?痛みを感じながら解剖図鑑の図を見ながら先生の説明を読み、先生が指を動かしていたこと?だったのだろうか。
自宅に戻り、ベッドで横になり右手を広げると”くの字”ではなく平らな掌だった。

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