20151027 頭の中に見える両足の動きで課題に答える

2015-10-28 11:12:24 | 通院リハビリ
血圧110台。今回はマットで仰向けになり、立膝の両足は、二人の先生が1本ずつ足を持ち、マット上で両足を動かした。

【1】
マット上の図では、左から描き始めたときは、中心に辿りついたら、今度は右の足を持った先生が交代して右側の図を描いた。右から描き始めるときもあるので、ルートは全部で18通り?
閉眼してに見えた図上の足の動きを指でなぞって答えた。

【2】
両足は交互に動かされているか、同じ方向に動かされているか答えた。

【3】
マット上の図は4つあり、赤を左足が描き、青を右足が描いた。今度は左右の足が同時に描き始めた。



課題を受けている間、どういうわけか右足の膝が痛かった。でも頭の中で右足の動きは見えていた。




入院時には、眼を閉じると、頭の中には、自分の両足がなかった。そんなことを確認していたのは、片マヒのとき認知運動療法を受けいたからだろう。。。見ればちゃんと存在する両足だが、眼を閉じるとなくなってしまう。これは自分だけでしか確認できない。ちょっとぶきみな感じもしたが。


今回の課題3つは、頭の中に見えたものを答えるだけよく、難しくなかった。ただ、足の動きを詳しくは説明ができない。足の動きの方向を答えられる位で、足をひねられたかどうかなどはわからなかったかもしれない。

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右の手のひらで感じ続けてきた感覚

2015-10-26 12:39:13 | 日記
退院後、私の入浴でいつもヘルパーさんに大変ご迷惑をお掛けしていた。今もそうだが、今以上に大変だった。

座れていなかったため、洗う最中に何度も浅い座りになって落ちそうに感じ、奥に座れるように身体を引っ張り上げてもらう。(今は1回あるかないか)。

洗髪には、首がぐらぐらしてやりづらかったそうである(今は首は大分真っ直ぐになってきた)。

右腕は胴体に硬く貼りついたようで、脇の下を洗うために右腕を引き剥がすのが大変で、自分で右の脇の下は洗えなかった(今は右の脇の下を簡単に洗うことができる)。

硬く握り締めていた手もこじ開けるように洗って頂いていた(ある時期から、自分では右手のひらを開けないのに、ヘルパーさんだと簡単に開いていた。今はまだ自分で右手のひらを開いて洗えないが、ヘルパーさんは右手のひらを簡単に開いて洗っているように見える。)。

記憶はさだかではないが、右の手のひらを洗って頂くと、無感覚であったのだが、徐々に身体全体でゾクゾクと嫌な感覚が起こり始めた。洗ってもらいたいのに洗われる感覚は尋常ではなく、今までに感じたことのない不快感がした。その感覚は右の手のひらをこすっているときだけであったため、つらいというものではなったのだが。

その不快感が、先週の土曜日の入浴で、ぱったり消えていたのである。
感じたのは、指の筋肉が揺れているだけだった。永久に消えてほしい不快感なのだが・・・

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20151020 バランス

2015-10-21 12:08:30 | 通院リハビリ
血圧138. 午前中、訪問看護師さんには、リハビリは体調を重要視して、と言われたのだが・・・熱もなし、咳も喉の痛みもない。食欲がなく、お腹の調子に違和感を感じるが、集中力は損なわれていなそうなため(本を読める気分だった)、体調は万全ではないがリハビリへ出掛けた。

車イスからマットへ移乗する前に、足は地面に着いて(足は先生が支えてくれていた)、上半身を前後に揺らしバランスをとるようなことをした。
先生に「自分でバランスが取れていると思う?」と聞かれていたので、立ち上がるときは少し前屈みになるが、それを自分で行なうために、そのわずかな動きのバランスの練習をしているのではないかと思った。前後のバランスが取れていたりいなかったりしたのは、先生が倒れそうでブレーキをかけるよう止めてくれたか、バランスを完全に崩したとき受け止めてくれてみたいに思っている。

練習を続けるうち、どこまで後に倒れるとバランスを崩すか、身体が覚え始めているようだった。



4つの図があり、先生は座って両足を使い、それぞれの図を地面に描いてみせてくれた。
そして私は閉眼し、先生が私の足でどれかの図を描き質問し、問題なく答えることができた。
しかし自分の足で描くことは相当に難しく思われた。(特に右足)。
先生にわかればいいと言われ途中まで描こうとするが右足は動きが止まってしまったりした。
今回の体調は、頭はすっきりしていたが、身体はお腹の調子がイマイチだった。
リハビリは、脳が頑張っても、身体の不調があると、本当に成果は出せないものだなと感じた。


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20151013 つま先立ちの両足、右足に大きな変化

2015-10-14 13:35:29 | 通院リハビリ
血圧136.

マットに移乗し終わる前、車イスから降りて立ったとき、つま先は、左はピリピリと痛く、右はぼんやりほとんど感じていなかった。しかしマットに座ると、左右つま先は同じようにピリピリといたかった。

踵を上げている足裏に半円柱のクッションを当てても、足裏には何かがあるようなないような。曖昧模糊としていた。あると感じるとしても、触れているもののイメージはなく、感じている密度があるかないかだった。

両足交互にクッションに押し付けると、右足は見たとおり弾力を足から感じ、左足は弾力を感じず踵に感じたのは硬さだった。

確認は右足に集中した。

踵にやわらかいビニールボールとかためのゴムボールを強く押し当てられているのはどっちのボールかという課題。
やわらかいボールは、純粋に気持ちがいいと感じたとき正解が多く、かためのボールは、やわらかいボールを押し当てらてたときに比べ、筋肉で感じるゆれが小さいと感じるとき正解が多かった。

先生は、右足の足底がついているとおっしゃった。右のふくらはぎは、ひどく痛かった。
先生は、今までになくストレッチされてるからね、とおっしゃった。次もさらにつよい痛みが左の腰で起きた。先生は、踵を地面につけるため、外旋していた右足を、足底をつけることで右足を内旋させることになり、股関節は股が開いていた状態から閉じた状態になった。すると左の腰に影響が出るということだった。


「痛みの原因には理由があった。でも痛い・・」
私が痛そうにしていたからか、上半身を横にしてもらった。なぜか痛みは一気になくなった。
リハビリ終了後にもひどい痛みが全く出なかった。

自宅に帰宅後、車イス上で、母が私の右足をティッシュケース位の箱にのせてみせてくれた。
足底は箱にしっかりつき、踵の感覚もあり楽だと思った。
  
入院中、認知運動療法で診て頂いたことがあったが(ブログ2011)、この頃は左足の足底が地面につくこともあって、右足より回復が早かったりするかもと思ったりしたが、実際は逆なのかもしれない。脳のリハビリによって、身体はマルチタスクのようにいろいろな場所の治療を受けていると感じる。

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目で理解する「あいうえお」

2015-10-14 11:10:45 | 声と言葉
昨日のリハビリについて書くつもりだったが、今朝急に思い出した記憶が気になり、これを先に書こうと思った。
記憶とは、脳出血で搬送された杏林大学病院で受けたSTであった。先生はすごく若くもなく中年でもない、35歳くらいに見えた。先生が私に教えてくれようとしていたことを思い出した。

残念ながら、私は教わったことをマスターできなかった。
その内容とは、目で見て言葉を判断できる口を動かす方法だったと思う。
発声ができないとき、確かにこれができたらすごい。
あ行、か行、・・・、 あ段、い段、・・・、紙に書き、一語一語、それぞれ口の開け方、口から見える舌の動きなどが違うことを教えてくれようとしてくださっていた。

STの先生は、はとんど筆談を必要としていなかった。
それは、先生が教えてくれていた口の動きを、先生自ら実践していたと思うのである。

看護師さんからは、50音のひながなの紙を指差しで伝えてもらっていた。
でも何を伝えられたのかの記憶がうすい。
STの先生の口の動きと同時に、先生の言葉と表情もタイムリーに見ていた。
先生の言葉は記憶が濃かった。

私もこれができるようになりたい。


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身体の変化の判断のムズカシイところ

2015-10-12 11:13:54 | 日記
12歳から透析を受けているためだろうか、健康な人に比べれば、自分が具合が悪い時、先生に自分はどう具合が悪いと感じているのかを説明する機会は多かったのではないだろうか。私だけでなく、子供の時からずっと病気であったりすると。

身体の異変を説明する機会が増えると、今まで説明したことがある記憶が蓄積されて、今の異変を、記憶と比較することもあると思う。

認知運動療法では、リハビリを受けて身体に感じたものを質問されて説明してきた。
でも私がいまだにはっきりしないのは、自分が感じているものは、リハビリによるものなのか、透析による体調変化なのか、思い過ごしのようなものなのか、・・・わからない。透析を受けていなけければ幾分はっきりするかもしれないが、そもそもリハビリを受けて脳の都合で身体は大きな変化しているようにみえるリハビリである。

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放散反応と足裏の感覚

2015-10-11 14:01:47 | 放散反応

ある日、放散反応が消滅したかに思えたことがあった。食事中等の放散反応で、動いていた足が動きをやめたときは、足はリラックスでき、フットレスト上でじっとすることが可能だった。

足の裏はフットレストに触れて過敏に感じるとき、リラックスできず、放散反応も抑えられない。

足はリラックスでき、フットレスト上でじっとすることに慣れると、足自身の動きに自然と注意が向けられる。
食事や歯磨きの動きに連動していた足の動きそのものは気にならなくなり、放散反応は止まるのではないかと思える。

以前は、車イス上で足の重みを感じられるほどリラックスすることはなく、気が付けばいつも足はフットレストから落ちていたこと思い出した。

毎週リハビリを受けていることで、フットレストの感じ方が変わったのだろう。リハビリは、変化のあった放散反応ではなく、今起きている変化について重要視すべきなのだろう。    
                                                            

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20151006 体調がリハビリに与える影響を痛感

2015-10-07 11:26:17 | 通院リハビリ

リハビリ開始後、先生に車イスからマットへ移乗していただいたが、マットに座っても楽じゃなかった。だから楽になる場所を探すため、自分の足を感じようと、左右の足を交互に感じを確認しようとした。
いい加減に感じようとしていたら、座るために安定な場所も探せていないかもしれないと思った。今日は楽な感覚を知りたいのに、楽ではない感覚が優勢に思われた。

体調の悪さを先生に伝え、身体に負担の少ない、手のリハビリ等を行なっていただいた。 

先生が私の手を持ち、4本書かれた線のうちの1本の線をなぞり、私は閉眼してなぞった線を答える課題だったが、なぜか肘から指側が痛くなってしまい、4本の線の比較はできなかった。

座位から立位の様子を4コマ(4枚)の写真を見せていただいた。
座位から立位に至るには、その途中の自分の格好をイメージできていなければならないからだと思った。写真と異なるのは、私の踵は地面についていないことだと思ったが、それは先生が踵が地面についていなくても立ち上がることは可能であることを見せてくれた。

でも・・・。最近毎日フットレストに置いた足はつま先でとても痛いため、立ち上がればさらに痛いと想像してしまうのである。フットレスト上の足の痛みは2ヵ月位前からある。でもリハビリ終了時に足の痛みはないので、おかしいなといつも思っていた。
実際立ち上がると、つま先の足は痛かった。前回のリハビリでは立つとき感じた怖さや痛みはクリアされていると思ったばかりなのに。

リハビリの過程は、体調の良し悪しに密接に関係しているのかなと思った。前回は痛みを感じず今回痛みを感じた立位については、今回の自分のリハビリに対する気持ちの持ち方は体調のせいか後ろ向きで、立ち上がる前に足が痛くなることを想像していた。

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麻痺のリハビリ

2015-10-05 12:54:29 | 日記
やる気がしなくてやってこなかったリハビリ。自分の聞こえないことや、嚥下障害、構音障害などは、障害をわかりすく表現できない。治したくても、何かに挑戦していたわけではなく、手をこまねいていた。

脳出血が引き起こした障害で、自分の口の右側が開いていることが多く唾液が流れることから見ても、顔の右側の筋肉のマヒが起きている。障害の原因はマヒだけではない気もするけど、でもマヒの影響範囲は大きいと思う。
今のリハビリで経験したが、マヒは意識的に感じてみないと、感覚がわかりはじめることはなかった。

だから感じることができないところを、場所を特定して感じるように自分を誘導することが多かった気がしている。感じることができないマヒは、そのままでいいのか。唇・口の中は感じは本当にわかるようにならないものなのか。
マヒだが動いている噛む行為。意識して動かしたら、今までなかった感覚がでてくるかもしれない。

今朝、朝食時に食パンを意識して噛んでみた。ただ今朝のパンは、いつもの柔らかいダブルブレッドではなく、それよりは硬そうに見えたロイヤルブレッドだった。見た目は硬そうだったかそうでもなく、耳に何となく弾力を感じた。よくわからない弾力の感覚がするのは、普段から食事の味はなんとなくわかってはいても、食感はあまりわかっていなかったみたいだった。




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やる気を出せずにいるもの

2015-10-04 21:47:36 | 食事について
聞こえ、発音、嚥下などの障害は、療養生活が始まってから変化があったかどうかと言えば、ほとんどない。3年間ほとんど変化がないのはまずいに決まっている。唯一ある嚥下がよくなる舌を動かしたりする訓練も、やってはいても身が入らない。入院中約1年間かけて行った訓練に変化を感じられなかった不安もあり、やる気が出ない。甘えだとは思うが・・・

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