おや?痛くない

2014-08-26 20:15:34 | 透析・シャント
今日はシャントの手術日だ。
透析を行うため生きるために、穿刺する腕の表面に走る血管の流れが速くなれば、たくさん脱血でき透析器械で血をきれいにすることができる。普通は表面の静脈と奥にある血流のある動脈をバイバスでつなぎ、その静脈を血流速く太らせる(シャント)。
私はマヒの右手の細い血管は使えないので、人工血管を埋め込み、これでシャントを作っていただいている。人工血管は太ることはないので、できた血流は、血圧や食事などで管理するしかないと思っている。申し訳ないが今まで年4~5回手術を受けた。。。当初はシャントは自分でつぶしたのでは・・・ということが多かった。マヒの腕の肘が強く曲がりぎゅっとつぶれ、その時間が長いと同時にシャントをとめてしまうような。
でも、食生活や風邪が人工血管に石灰化を起こしていたり、透析などでの除水のしすぎが人工血管にはよくないそうである。シャントの止まる原因ははっきりしないし、管理も難しい。

人工血管(グラフト)によるシャント手術をはじめて受けたのは、2度目の脳出血後で入院中だった。この頃は痛みは全くなかった。
ところがシャント手術の回数が増え、またリハビリが進んで、自分の感覚がわかりだしたせいか、自分で曲げることができないほう(自分で曲げられないと思っているほう)へ、少しでも動かされると激痛が走るようになった。
手術がはじまり、今日も痛くなる・・と待ち構えていたが、おや?痛くない?
手術前、先生が私の腕をむんずと動かしエコーを観察し、私は痛い顔をした。この時を先生が覚えてくれて、手術のスタッフに私の腕は真っ直ぐにならないことを伝えてくれたのでは?でも手術はやりにくくなかったのだろうか。。。



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20140812

2014-08-18 22:12:53 | 通院リハビリ
同じ曜日でリハビリを受けていた患者さんが終了することになったそうで、そのため今月から月2回から月4回みていただくことになった。
■OT
先生が右手を動かしているとき重いと感じた。手の動きが硬く感じることは今まであったが、「あれ、重い・・」と思った。でもどこでそれをどこで感じていたのかはわからなかった。あとから考えると、全く動かない右手を重みを感じるのは肩くらいしか考えられないと思うのだが、そうは思えず、かなり正確な右手の重さをどこかで感じているという表現の方がしっくりすると思えた。
身体全体で右手の重さを感じたのだろうか。

首の動きの確認。麻痺が重くない左側に横に向くのには力が入り、真後ろを見るのは難しい。
私は右側に首をかしげる癖がある。食事する、PCでタイプする、字を書くときは特にひどく、倒した首の重さと曲がって固定された自分の首の不自然さの感覚で気づき、首を起こす。でもしばらくすると、鏡を見るとまた首を倒している。
意識の持ちようで何とかなると思っていたときもあったが、注意を向けるだけではどうもうまくいかないような・・いつも感じている首の硬直感?首はそもそも起こしているより倒している方が楽に感じる怠惰な感覚?そのような感覚が、この首の倒れを止めさせたいのに、どうもうまくいかない。集中力が続かないせいだろうか。

◆PT
前回のリハ後、両足の痛みがあった。先生に痛みの場所を聞かれ、足首から下以外だと答えた。
マットに寝て、先生は最初、私の足も持ち、わりと大きめに股を開いたり閉じたりした。両足痛かったが、この足の動きでは圧倒的に右足の太ももが痛かった。
そこで先生は今度は小さく動かすと、右太ももの痛みは消えたが、右足の根元の痛みがあった。次に先生は右足のみ、膝を立てた後に足を3通り(真っ直ぐ/内旋/外旋)に伸ばすようなことをした。すると右足の根元の痛みも消えていた。


リハ終了後、足に変化を感じている。

いきなり激痛が10分程度、リハ約1週間後あった。痛いのは両足の薬指小指付近に感じた。

両足裏に、膜が張られた感覚と、ピリピリとしびれを感じている。

便器に座り、右足から地面についている感覚を感じはじめている。漠然とではあるが、この感覚が続けば今まであった便座に座っている最中の腰痛はなくなる気がした。

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20120805 左足裏の感覚で、本当の感覚を推測

2014-08-05 17:03:53 | 通院リハビリ
日曜日から今までなかった夏バテのようなだるさや食欲不振があった。
多少の疲れはあったがやる気はあったのでリハビリに出掛けた。しかし、行きのタクシーで寝ないように携帯の画面を見ていたら、病院へ着くと気が抜けて寝てしまった。


 足の上げ下げ

マット上で仰向けになり、正座している岩崎先生の太ももの上に両足を、膝を立たるようにのせた。マヒの重い右足は自力で立膝はできない。
先生は左足を、太ももからマット上に降ろし、違いはわかるか質問した。
この日は眠気がある状態ではじまったリハだったが、妙に左足裏の感覚はわかりやすく、ちょっとびっくりして頭がハッキリしはじめた。
岩崎先生の太ももの筋肉が、私の左足裏で押したり離したりすると、行ったり返ったり動いているのが感じられた。だからマット上に降ろされたとき、マットと岩崎先生の太ももの比較は容易だった。
次に、中里先生は岩崎先生の隣に正座し、同じように太ももに私の立膝をのせ、マットへ降ろし、太ももの高さは二人のどちらが高いか先生から聞かれた。
高さの違いはよくわからなかったが、二人の太ももにのせた左足裏から感じる感覚は違っていた。最初中里先生の方は左足をのせた瞬間、中里先生の正座した足の上には折りたたんだハンカチが5、6枚のせてあると感じた。なぜそんな風に感じたのだろう?頭の中に正座にハンカチ数枚置いた状態を想像した。積み重なったハンカチはやわらくてうすいクッションに思え、全体の図は山型にも見えないだろうか。そんなことを考えていると、中里先生の太ももの感覚は、表面がピーンと張ったなだらかな斜面に変わった。しかしこのことは、言うべきではなかった。。。
岩崎先生曰く、「(その感覚は)合ってます。中里先生の方が若いから。」

 胡坐

頭は先生の足の上で、足だけ胡坐の形をしようとしたが、前回のときは右足がつって断念、今回は左足が痛くなり断念した。

 寝返り

岩崎先生の手に誘導され、左右に寝がえり。でも実際の左右の動きは頭だけがわかっていて、ほんのわずかに足の動きを感じているだけだった。顔から下がこんなに動いていない寝がえりをしていたとは驚きだった。中里先生から身体は重くないか聞かれたが、重さも感じていなかった。普段の寝返りは、意識の中心は、サイドレールにつかまり、楽な体勢になることだったからだろうか?
岩崎先生は水の入った2リットルサイズのPETボトルを持ってきて、満タンに入っていた水を少し捨て、キャップ側に中里先生がヒヨコの顔?のカラーボールをつっくけた。このPETボトルを倒し、左右に転がる様子をイメージするようおっしゃった。
イメージしながら寝返ると、顔と胴体は一緒に寝返りはじめ、胴体が重くなった。(現在、寝返れないことはないが、身体はかなり重い)

 座位

以前同様、座った状態で、座っている私の目の前に中里先生が座り、私は左手を中里先生の肩の上に置いたり中里先生の額と私の額をくっつけたりした。怖さもない、というか、恐ろしいとはオーバーな表現を最初は使ってしまったと思った。


リハ後、両足痛く、以前のように車イスに長くすわれない・・・
痛みに慣れてすわり続けられればよいのだが。
最近の痛みは弱いことが多く、性質が変わってきた気がしている。
右足だけでなく両足が痛くなり、楽になる体勢が見つけ難い。
今までの痛みは、意識したくなくてもしてしまうものだったが、今は毎日足は痛くても何かに夢中になることで忘れるときがある。







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