リハビリにある道

2021-01-29 11:49:24 | 認知神経リハビリテーション
前回のブログのタイトルは、自分のリハビリはいかに先が見えないかを言いたかったのですが・・・
確かに先は遠いと思うのですが、ひょっとしたら自分はリハビリには道があって、自分はその道のどの辺りにいるのか、うすっすら見えた気がしたんです。

なぜそういう気がしたかは、前回のブログに書いた、2回目の脳出血で受けたリハビリの結果でした。
これがリハビリの結果と思えにくい内容(居眠り病とか舌のしびれが消失する現象)ですが、両麻痺というものすごく複雑状態を治療しようとしたら、何だか薬で治すもの?と思ってしまうことがリハビリで治ったの?と思ってしまったんです。

今の私のリハビリで治そうしているのは、私の脳が順序立ててクリアしている私の脳ができなくなったものを治療しているところなんじゃないのだろうか。



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周回遅れの自分のリハビリかも

2021-01-27 14:10:15 | 認知神経リハビリテーション
今朝は、座り直しはなく、朝食の一口サイズにカットされたフレンチトーストを、最後の一つの残して突然ひどい座り直しが始まりました。
おしい・・・でもなんで?
最初は股関節辺りに、座ることを阻害するつっかえ棒があると感じたのですが、一昨日のほぼ完璧に思える座りを感じてしまうと、身体のあちこちをチェックする気分ではありませんでした。

突然電池が切れたように始まった座り直しの不自然さが気になりました。
この原因って、リハビリっぽくない何かだったりして。

私は寝たきりで、体力は寝たきりでない人に比べて、非常に「ない」。
座り直しの回数を減らそうとしていますが、それが必要になった原因は、あまりにも体力がないことからくる、2週間寝た状態で座れなくなった身体でした(恐らく)。

だからひょっとしたら体力のない身体は、3日前の外出疲れ(あったかも)、1日前の軽い不眠なんかは、自分には、隠れ疲労としてリハビリに負の要因になるかもと思ってしまうんです。



それにしても・・・
私のリハビリは、傍から見て何もやっていないようにみえる。2回目の脳出血から10年も経ってしまいました。

でも私は寝たきり状態だけど認知神経リハビリテーションを受けた期間はわりとあったんです。

確証はないけれど、2回目の脳出血で不快に感じていた、

・日中発作的に眠り出した居眠り病
・真夜中に突然、麻痺の強い右膝が異常に曲がって、しばらく痛くて眠れない
・舌のひどいしびれ

などは、放っておけば治るとは思えないので、これを治療したのは認知神経リハビリテーションでリハビリを診てもらったからと感じています。

片麻痺で行うリハビリは、やりたいことはいっぱいあるように見えて、意欲的になりやすい気がします。
両麻痺だと、訪問看護師さんやヘルパーさんの力があって成り立つ生活だから、リハビリは自分以外の人の影響が気になります。 
コロナで昨年のリハビリはお休みが続いて、何だかさらにリハビリは遅れた感じですが、両麻痺だから週3回、訪問看護師さんに診てもらうことで、体調維持についてはいい環境にあったと思いました。

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良かった~、座り直し回復

2021-01-25 11:44:17 | 認知神経リハビリテーション
先月入院中一度も車イスに乗らなったせいか退院したら、車イスに乗りにくくになってしまいました。
座り直しが頻繫に必要で、車イスに乗って朝食時は、車イスから落ちるんじゃなないかと食べることは味わうというかお皿のものを胃袋を運ぶだけ?

でも今日の朝食中は、一度も座り直しがありませんでした。
昨年4月下旬から、新型コロナでずっとお休みしていたリハビリでした。
でも車イスに座れないと座り直しが多く、車イスから落ちた経験があったので、一度リハビリを受けるべきだと今月初めにリハビリをお願いしたんです。
たった1回のリハビリで成果がでるものか、わたしもそう思っていた気はしますが、終わってみると、変化でるかなーと期待する気持ちの余裕はなく、座り直しをなくしたいと思っているほうが強かった気がします。

思ったのは、今受けているリハビリ療法は、脳の機能を使って回復しているんだと感じたことです。
入院中に車イスに2週間乗らずに生活したら、あれ?座れない・・・
どうしたらいいかわからず、リハビリを受けた内容は、座っているときの身体は、鏡に映る自分を見て、肩関節と股関節に対して車イスにどうやって座っていたのかの確認でした。
車イスの座り方を忘れた私に、三上さんは私に、座り方を思い出させるのが、私が受けたリハビリだったと思いました。

先週あたりから座り直しの回数が減ってる気はしたけど、今日は今までなかった背もたれに接する自分の背中の感覚を感じました。
背もたれに寄りかかる感覚を、背中で思い出したようなんです。


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私、やっぱり失語症っぽい?

2021-01-20 11:42:59 | 日記

メールを書いている時、言葉がでなくなったんです。「ホッチキス」。

私は話すことができないけど、メールを打つときは、頭の中でしゃべっているつもりになっています。

でもホッチキスが打てないとき、口でその言葉を作ろうとしてもできなったんです。

私の言葉は、聞き手にはわからないそうです。

頭の中で作った言葉は、自分だけがわかる、話しても理解不能な言葉です。

言葉を作る最中、自分でも簡単そうなのにできない言葉があったりするのか、と思ったんです。


片麻痺で失語症のとき、メチャクチャな助詞の入ったメールを書き、夫が訂正してから送信していた時期がありました。

自分でメールを打つのは楽勝だと思ったのに、10分程「どう書くの?」と自分の脳と苦闘しました。。。



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座り直しの回数は変わらないのに、安心している自分

2021-01-11 13:41:26 | 認知神経リハビリテーション
今朝の朝食中にも、座り直しは多く、ヘルパーさんには多大なご迷惑をお掛けてしまいました。
でも先週のリハビリを終え、何かが変わっていると思うのに、すぐ車イスから落ちそうだし、足裏はフットレストを感じてはいない・・・悪いところばかりが目に付きました。
それなのに座ることを怖いと思ってないんです。
たぶん車イスに乗った自分を鏡で見て、思いのほか自分は車イスから落ちるとは有り得ないと思ったので、自分は気が大きくなっただけじゃないだろうか。

重要なことはできていない自分だが、なぜかできると思うから不思議でした。

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認知神経リハビリテーションを考案されたカルロ・ペルフェッティ氏の訃報

2021-01-10 02:46:04 | 認知神経リハビリテーション
認知神経リハビリテーション学会のHPで知りました。(2020年12月31日)
プロフィール
1940年イタリアのマッサで生まれる。ピサ大学医学部卒業。神経病、精神病の臨床が専門。神経精神病臨床の教授資格を持つ。1968年神経学クリニックでのリハビリテーションに従事する。1971年Silvini GFとともに、“cortical facilitation”と呼ばれる新しい方法論を開発。この方法論は、その後、リハビリテーション科学、神経生理学、言語学、バイオエンジニアリングの成果を取り入れながら「認知運動療法」へと展開された
身体と精神 ロマンティック・サイエンスとしての認知神経リハビリテーション』より

科学的で、自分の脳出血回復に希望を秘めたリハビリ療法を見つけてくださったカルロ・ペルフェッティ先生にお礼をしたいです。


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20210109

2021-01-09 13:15:12 | リハビリ診察
おめでとうございます
昨年4月下旬からずっと通院は断念していましたが、リハビリ室の広さは安心感がありました。
(リハビリテーション室は、改築され倍近く広くなっていました)
たまたま昨日透析主治医に、透析室は人が多いのに感染しづらいのはなぜか聞いたんです。
お正月の透析患者のコロナの検査は全員マイナスだったので。
主治医は、透析患者は全員マスクで、透析中飲食をやめていると言っていました。
リーダー的立場の方の判断がしっかりしていれば安心できると思いました。
夫に確認していませんが、1カ月に1回リハビリ受診は大丈夫だと感じました。
2カ所の病院で11月、12月は月2回ペースで受診があったんです。

今回は、自分でできなくなった座る状態は、このままでいると車イスから落ちる可能性もあり診ていただきました。
1回のリハビリでどう変わるか不安でしたが・・・

①足が硬そうだと思ったら問題なさそう②身体が曲がるかを診ていただき、

肩と股関節にシールを貼り鏡を見て自分が思っている姿勢と違うことを確認、

座り直しをしていただくと、それまでなかったお尻が置かれた感覚が出現した


最後の感覚の出現は大きな成果だと思っていて、自分ではわりとはっきりした座ってるみたいな感覚である。
またいつ感覚を忘れてしまうかわからないので、そのときは今日やってもらったリハビリをやってみようと思う。

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リハビリの先生へ

2021-01-08 22:19:57 | 認知神経リハビリテーション
長いことお休みをしてしまいました。
お休みの最中、近況をお伝えすべきでしたが、身体はリハビリ的変化ではないだろうとさぼっておりました。認知神経リハビリテーションは、自分では原因はわからなくても、生理現象の変化がみられることもあるようですが。。。

昨年後半は安定していた血圧は200を超え、飲んでいなかった降圧剤が処方され怖かったですが、急に血圧は100を切ることが増え原因は降圧剤を止めています。
透析患者は、せっかく血管手術で作った透析で使うシャントが、低血圧で透析で使えなくなることがあります。
私の血圧は不思議です。1回目の脳出血では降圧剤5種類服用する高血圧、2回目の脳出血では降圧剤不要で低血圧が多くシャントが使えなくなって再手術が頻繫な時期があったんです。脳の影響っぽい?


今回診ていただきたいのは、座り直しがどうしようもなく増え、減らしたいことなんです。
原因は先月約2週間入院中は車イスに乗らずベッド生活をしたからではないかと思っています。
ヘルパーさんには、約1カ月座り直しばかりお願いしご迷惑をかけ続けていることで、自分でなおせないと思いました。
足裏は、フットレストを感じづらいです。
座り直しをしても、すぐ滑り落ちる格好になります。
2週間入院中は、透析室へはストレッチャーを使い、寝た格好ばかりしていました。
身体が座ることを忘れてしまったみたいです。

うまく座れていない状況で脳出血退院直後に、透析送迎車で車イスから落ちてご迷惑をおかけしたことがあり、その可能性がある気がしています。

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新年おめでとうございます

2021-01-04 11:13:49 | 日記
年が変わりご挨拶が遅れ申し訳ございません。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

夫と撮ったフォトフレーム年賀状は、クラウドで無料作るもので、何年も利用しております。
自分の笑顔ははっきりいうと「ばか笑い」に近く本位じゃいです。。。
理想の笑顔は「微笑み」だけど、2回目の脳出血で、そのような表情を作れなくなってしまいました。


2021年 丑年 年賀状テンプレートと文例集

私は結婚後は夫の実家でお正月を迎えていて、寝たきりになってからは、夫はひとりで実家へ、私は両親と弟(独身)とお正月です。
でも今年のお正月は、夫は実家へ行くのを断念、2人のひっそりしたお正月でした。。。
私はキッチンに立てない。
すべて買って食べるだけじゃ侘しい。
夫は料理はレシピがあれば作れるので、「白味噌お雑煮」に挑戦してくれました。
おもちは丸餅、、酒粕っぽい味で、甘い分、しょっぱくないお雑煮でした。

白味噌お雑煮の味は、お正月の味として、頭にインプットされました。。。

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