2011.10.29 / 2011.10.31

2011-10-31 22:15:09 | 入院リハビリ
右へ寝返り
寝返ったあとに先生が私のお腹を揺するときに体に感じるゼリー感?でもこれは私が感覚をわかっていない証拠かも。ゼリーのゆれる感覚って遠くから伝わる気がするので。
左へ寝返り
まず寝返って自分の腰回りに柔軟性を感じられなかった。
乱暴に寝返ったらつまんでいた部分がもげそうな感覚。寝返りの動きに対して意固地になっている感覚?

ここ2、3日は朝起きるとき両足マヒの感覚がある。腫れぼったくて足はどこにあるかわからない

10.31 Mon
(鈴木先生)
びりびりはしてない?
(鈴木先生)
今日は
ストレッチ(足がどう動いてるかか感じながら)
寝返り(たいかんを感じて)
座る練習
いきましょう

・右に寝返り
 腰のあたりに、引き締まった感じがした。
・また右に寝返り
重さを感じる
・左に寝返り
わかりにくかった
・また左に寝返る。すると何かを感じるという状態ではなく、まさに自分の表現したいものと感覚が一致した。
・さらに左に寝返る
腰が足にひっぱられている
(鈴木先生)
今の寝返りはまさにそんな感じの動き
(中島)
動きに対して感覚はまちがっていないですか?
(鈴木先生)
あってます。
もう一度、どうなってるか同じように感じてみて
(中島)
腰と足はつながっている
足は棒状

このときは自分の感覚に納得しつつあった。
(鈴木先生)
そうです、足と腰はつながってるんですよね
これを連結という
この感覚を忘れないでほしい
レポートにもかいてください

最初に座る練習するといいましたが、今日はこの寝返りまでにします
あと一度こっちに寝返って起きましょう
今どんな感じ
(中島)
腰が引き上げてるかんじになった、すわることで
(鈴木先生)
左は?
(中島)
痛いだけです。。
(鈴木先生)
左に傾きそうなのはわかる?
→中島さんの体、左凹、右凸で非対称(座ると)これは重力に負けている証拠です
鍛えるには寝返り練習、テーブル使って座る練習しないとです
うまく座るには、足の問題と共に、体が抗重力の姿勢をとれれことが必要です
なので寝返りは体を鍛えるために、続けてやりますね
座る練習はその具合をみてやるか決めてく方がよいのでそうしますがよいですか

◆リハビリ後に感覚の変化に気づく

このリハビリ後にお風呂に入ったが、洗われている足に感覚に変化。自分の足がこすられていた。今までは洗われてる足の感覚とは、弱く振動が伝わってくるだけだったのに。なんだかへんな感じだ。足の筋肉にゴムシートで覆われ、このゴムシートがこすられている感触なのだ。

寝る前、車イスからベッドへ移る際、「痛い!」と激痛。見たら移動するときに車イスの足のせで足の古キズをこすったのだ。
でも考えてみたら、つい最近まで足が血がでるほどぶつかっても無感覚だったのに・・・私の感覚の世界は元に戻りつつあるのだろうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嫌な感覚  2011.10.28

2011-10-28 22:01:49 | 入院リハビリ
記憶はうすいですが

座って足底を地面につける

最初は両足共つま先立ちだったが、先生が足底に荷重をかけたり膝を内向きにすると、まず左足の踵が地面についた。その間右足はつま先立ちでふくらはぎがかなり痛かった。次に右足底にも荷重をかけ、踵が地面についた。先生は、「右足底は全部地面についているけど、感覚はある?」と聞いたが、感覚は感じられなかった。 地面に足底が付いてから右足のふくらはぎの痛みは嫌な感覚に変わっていた。嫌な感覚とは、だるいようなトイレを我慢するときのような・・表現しにくい、できれば感じたくない感覚であった。
その後一旦中断して・・ベッドでストレッチを行った。ふくらはぎが伸ばされていることをイメージしながら。途中痛みを感じた。それはちょうどふくらはぎをもみほぐしている最中であった。私は寝ている状態だったが、ふくらはぎに緊張を感じていた?最後は両足のふくらはぎと太ももと右の上腕二頭筋に嫌な感覚(記憶が曖昧)
次に寝返り。左に寝返ると右半身は重く密度が増していると感じた。
もう一度座って足底の感覚を確認した。このときにはわずかに地面についている感覚があった。しかし床の温度などまでは感じられていない。

S
昨日の嫌な感覚ってのが何となくどういった感覚なのか伝わりました

N
肝心な説明が抜けてるんです 鈴木さんの説明

S
説明は絵が下手で途中でやめた覚えてる?

N
絵がかけないと言って?

S
覚えてないんじゃないって心配だった?
説明した方がよい?ふくらはぎ嫌な感覚
そしたらただこのまま寝てて聞くだけではもったいので、寝返りして、座った状態で、この机を使って説明しますね
そしたらお腹もきたわるので



伸ばしている鈴木さんに抵抗感が感じられるの?
ふくらはぎが収縮してしまうことが「けいせい」これがマヒの人を苦しめてるわけですね。
これは意識を向けていかないとコントロールできない
だからまずは中島さんの場合、嫌な感覚でも感覚を感じてもらいたかった
感覚がわかってもすぐコントロールできるわけでもないのですが・・・

N
いやな感覚をもっとわからなければならないってこと?

S
そこが今考察中で、嫌な感覚はあまりよくない刺激ともいえるから、これに注意をむけていいのかと思っています正直なところ
ただ、足首がどうなっているか、とか、そくていで床の質感を感じとれるかということに意識を向けていけば良いのではと考えています

N
イメージといっしょに感じることができたら楽そうな気がする・・

S
そうですね むずかしそうだけど 前のようにすんなり?まあすんなりではないと思うけど 簡単にはいかないかもしれないですね でも真の感覚がいやな感覚に隠されているのですよね
熱中しちゃった おたく本領発揮 いそげ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寝返りで腰に感じるもの  2011.10.27 

2011-10-27 21:56:44 | 入院リハビリ
自分のベッドで寝返り

まず右側寝返りで、腰の辺りが伸びている感じがするか確認するよう言われた。昨日の時点では、なかった感覚だったので、伸びる感覚をイメージしながら寝返ってみると、一応わき腹に伸ばされた感覚はあった。
次に左側へ寝返り。昨日大きな感覚の変化があった方だが、今日はどう感じるのだろう。 丸太に感じた右半身は、ぶよぶよに変形しているようで、肉質がでこぼこ感じる。

寝返ることによる振動によってかわからないが、弾力感を感じた。 なぜこういう変化が起きたのだろう? あまりよい感覚ではない。
考えれること:右半身今は簡単にいうとよくない状態。なのでそれを感じられるようになっているとも考えられる
右半身をよくしないといけないんです今。なにも感じない方が不自然?今まで注意がいってなかったから感じることもなかったのかも
今注意を向けているし、言語化しているから持続してその感覚があると思う

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右体幹を伸ばす 2011.10.26

2011-10-26 16:08:14 | 入院リハビリ
右体幹を伸ばすのをメインに
寝返りするとき、右の身体がどう感じるかを感じるか

最初は寝返るとき気をつけること(顎を引く、足を曲げる)を考えながら、その考えている対象(右半身)の感覚を考えるのは無理かなと思った。でも実際右半身の感覚に注目すると寝返るときの動きは自動化されていたので、感覚に集中できた。
左に寝返ると右半身が何か重力で押しつぶされる感じがした。 ペラペラの右半身は、左半身に張り付きペッタンコで、曲がった右手は右半身に融合してしまっているように存在はなかった。 意識せずに感じられるこの右半身にある感覚は、寝返りの回転とは逆方向に引っ張られる感覚だけだった。
鈴木先生に、「さわってみて」と言われ、さっきまで右半身が張り付いていた右側腰の横をさわる。「ちゃんと形があるでしょう、ペッタンコじゃない」と言われる。自分の身体が脳で考えているもの(感覚でわかるもの)と実際のものとを比較したのかと思った。
鈴木さんは次に「ペッタンコではなかったあたりをかんじてみて」と言われ、そのあたりに意識を向けると、右半身が押しつぶされて何もないと感じていた空間に何かがある感覚があった。(何かわからない立体感、もこもことした肉質だけを感じている)
もう一度寝返ると、自分の胴体は丸太に感じられた。このときはペラペラの右半身の感覚はなく、寝返りの回転とは逆方向に引っ張られる感覚もなくなっていた。右手は固まりとして存在していた。
次に右側に寝返った。 今まで左右に寝返ることは何か全く別の動作に感じていたが、同じ感覚に近づいた感じがした。

◆耳が聞こえなくてもこのリハビリはできるのですね

認知療法は対話が重要だと思っていたが、先生が患者の言いたいことを汲み取れれば(信頼関係みたいなもの)、このリハビリは成立するのではないかと感じた。今回のリハビリ中も寝返るたびに、そのときの感覚を50音文字ボードで答えたが、その都度鈴木先生は(首を傾げるのではなく)考える仕草をしていたので、少ない文字数から私の感覚の移り変わりを読みとっていたのかとすごいなと思った。
昨日感じていたことが、具体的に今伝わりました
なので、ほんとにこれを書いてもらうことは大切だと感じます
言葉の壁が私も難渋しているところで、認知療法は質問をたくさんするので、話せないと中島さんもフラストレーションがたまるのでは、とか私も勘違いして読みとってしまうと、二人が別の方を向いてしまう恐れがあるのではと、思いながらやっています。でも仮にそうしたすれ違いがあっても、次の日にこうして書いてくれることで、その問題は解決できます。時間はかかるけど、こうして積み重ねてやっていけたらなと私は思っています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知療法はじまる  2011.10.19 / 2011.10.20

2011-10-19 21:35:38 | 入院リハビリ
2011.10.19 wed.
足裏に筆の感触がわかるか

筆の感触は感覚のあるところでは、するするとなめらかだったが、足裏ではごそごそと
全く違うものだった。(また5回に1回にわかる程度だったという)
.
このリハビリ後に続いてSTがあり、変化はありました

STで肩をほぐしてもらう際に、いつもなら肩が張っていても痛みを感じなかったのに、この日は痛いと感じたのです。
今の病院ではじめてのことでした。昨日のすずきさんのリハビリで自分の体への意識が変わったのかなと感じました。


2011.10.20 thr.

◆足首について 位置覚があるかを確認する。先生が足首を上下に動かす。(足首の上下の動きは指で答える)

 キャスターのタイヤが前後に動いていると感じたのである。実際にはキャスターのタイヤは位置的に壁を転がっている状態で、前後の動きとは上下の動きである。たぶん足首の動きはタイヤの回転に感じたと思うが、下を指さして答えたが、正解は上だった。

頭の中で自分の足首である場所にさわられている感覚があった。
(足首をさわられている感じがしたら手を挙げる)
最初左足を確認し、次に右足
を確認した。後者については、足首だけではなく、踵にもさわられたと感じたので、50音ボードでそのことを先生に伝えたところ、実際は足首だけでなく、踵も含め足首付近をいろいろさわっていた。感覚を思い起こすと、もっとも強く感じたのが踵と足首が結合した感覚で、その周辺の感覚は複雑で言葉で表現し難いものだった。

鈴木さんwrote. 
どう感じてたのかわかりました 整理つきますしね。引き続きお願いします
今日は、色々やりたいことはあるんですが、時間かかるので絞って優先順位考えてやりたいと思いますね 

鈴木さんwrote.
踵をまずつけるようにすることを目標にしましょうかこれに向けて感覚を意識した練習をする方針でよいですか
左足全体を動かすので曲がったら手をあげてください
股関節が動いた
膝は?
膝を動かすと手を挙げていたが、股関節のときはあがってない
(中島)
股関節は手をあげないと思っていた。

鈴木さんwrote.
とにかくうごいたら
やっぱり股関節は膝よりやや鈍いみたいですね 位置覚が
膝は全部あがってた
股はまっすぐは4回に1回ミス 横は全部正解

鈴木さんwrote.
縦にあがるのも説明が不足してたみたいすみません
そしたら左のひざと股の位置覚は軽度鈍麻(ややにぶいこと)足首は中等度鈍麻しているみたい
後で説明しますね。

(中島)
患者側の理解不足ですね。
足が動くとは股関節、膝、足首などが動くことを指すのですよね。

鈴木さんwrote.
先に今度あしゆびさわるからなに指かこたえてください

(中島)
すごく痛いのですが・・・

最初は親指がさわられていると感じ正解だったが、その後は人差し指がさわられても人差し指と親指が同時にさわられてると感じ、さわられている感覚が曖昧になっていた。さわられた指の感覚を削除できず、最終的には全部の指をさわられている状態に。
その後足指に触れられると痛みに変わっていた。

鈴木さんwrote.
感覚過敏かも
今日はこのあと、寝返りして座ります

◇座って踵地面につける
鈴木さんwrote.
膝を内側にできますか
今の膝の位置で違うのはわかりました?
膝内側にするとつきやすい
つくためには膝を内側にしなければならない膝の感覚はあるのでまず、自分の膝がどの位置にるか意識を向けてください
今内側にしましたね?このイスの高さも影響してますが、今の感じでいいです動きとしては つかないのは動かすと一つの関節だけ動かす機能がまだないから浮いちゃうのです膝だけみたら今の感覚の向け方よい
腰は背骨がゆがんでるから姿勢的にひたいしょうで負担がかかっている状態
今日は膝メインでした。(会話はpomeraによる)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

このブログについて

2011-10-18 11:40:26 | 日記
 このブログは、2度目の脳出血でリハビリのため入院中に、若い女性のPTの方が独学で認知運動療法(現在、認知神経リハビリテーションに改名)で治療を試みてくれたことをきっかけにはじまった。
私は会話ができないため、リハビリ療法士に、ブログを利用してリハビリ中の感覚を言葉で伝えた。

私は片麻痺のときに中里留美子さんから認知神経リハビリテーションによる治療を受けている。
現在私は聞こえず話せないため、リハビリ療法士と患者の対話を重要視すると思っていたこの療法はできるか、当初は少し不安はあった。 しかしリハビリ療法士が筆談で患者の感覚を根気強く確認し、私も身体に変化を感じた。
筆談を交えたコミュニケーションはリハビリ療法士には多大な苦労をおかけし恐縮している。でも治療は可能だと思った。

2012年5月に退院、8月に中里先生に再び治療をお願いした。(中里先生には、重度の右片麻痺だった私に、右肩関節の亜脱臼を治して頂いている)


このブログで書いたリハビリ
でお世話になったリハビリ療法士さん方である。

鈴木先生 (PT、旧姓、入院リハビリ 2011.11~2012.1、リハビリ手法:認知神経リハ)
中里先生 (OT、通院リハビリ 2012.8~2016.7、リハビリ手法:認知神経リハ)
鈴木先生 (PT、レスパイト入院時 2015.12、リハビリ手法:認知神経リハ / 短期集中リハビリ入院時 2018.5~6)
岩崎先生 (PT、通院リハビリ 2016.7~2017..3、リハビリ手法:認知神経リハ)
中村先生 (PT、訪問リハビリ 2017.4~、リハビリ手法:ストレッチ)
三上先生 (PT、通院リハビリ 2018.9~、リハビリ手法:認知神経リハ)
青木先生 (OT、通院リハビリ 2018.9~、リハビリ手法:認知神経リハ)



2度目の脳出血は多くの障害を残したが、右片麻痺のときから継続して自分の身体はリハビリ(回復)は続いていると思えることがある。片麻痺のとき右肩の亜脱臼が回復したことで、全く動きがない右手だったが右肩が動き始めたことがある。
2度目の脳出血後から高血圧ではなくなり、考えるつづけることが楽になっている。

 
2019.3.26

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする