想定外の座位

2017-05-30 13:58:55 | 訪問リハビリ
あれ?
今更ながら、先生が足首を押す動きは距骨を押し込んでいるのではと思った。
私も何かやりたいが思いつかない・・・
先生は、骨盤を後ろから刺激したり、足の曲げ伸ばししたり、立膝をぐらつかないよう固定したりしていた。
そういえば先週、左の立膝は気持ち良くまっすぐに立ち、そのままウトウト寝てしまい、目を覚ましたらまだ左足は立膝であったことがあった。私は寝返りができないため、寝始めた体勢と目が覚めたときの体勢が同じなのはよくあるが、立膝で目が覚めたのははじめてだった。
そのときを思い出すと、土踏まず辺りがベッドの表面を感じていて、立膝は固定されていたと思った。それをやってみようとすると、足指がバラバラ動いて過敏に感じただけであった。
 距骨を足の関節に閉じ込めたい。関節の中から引っ張れないか。
アキレス腱を伸ばせば張れる?
白い壁を見て。アキレス腱が伸びたりちじんだり、それに合わせて踵とふくらはぎが動く動画を見ていた。
 すると先生の指示でイスに座ることになった。
先生は右足の踵を地面につけ、力が入っていることがわかるか質問されたが、右足の踵にはびっくりする位の痛みだけだった。
痛みが落ち着き始めると踵には先生の力が入っていることがわかった。

「左足はどうなんでしょうか?」と聞いてみた。
先生の指示で、母は右足が動かないように両手で固定し、先生は左足の踵を地面につけるよう両手で力を入れた。
右足ほどは痛くはなかったがやはり痛く、でも痛みは落ち着かなかった。左足の踵は痛くても最初から先生の力が入っていることはわかった。
先生が左足の踵の下に厚めに畳んだタオルを入れると、急に左足の踵の痛みは消えた。不思議だなと思ったが、踵を地面につけようとしたら痛み出し、つま先立ちに近くなるように踵の下にタオルを入れたら痛みは消えた。本当なら踵が地面につくときは痛みはなくて、つま先立ちになったら足は緊張を感じてむしろこっちが痛む気がする。自分の感覚がわからないだけでなく、今踵の感覚がわかりはじめたようなのに、あべこべな反応をしているのか。

自分の感覚に問題を感じるが、座位は良好だった。
お尻の下には丸くつぶれた大きなお餅が2つあると感じ、上半身はまったくぐらつきがなかった。そのためか、右手は緊張することがなく、手のひらは腰付近にあり右手はおろされていた。
姿勢がよかったと母に言われたが、リハビリ後の食事のとき、食器が右側に置かれていると感じ、食べづらいため左側へ移動させた。食器は真正面にあると思うのに食器は右側すぎで取りにくい。リハビリで姿勢に変化があった気がした。
 



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家族によるリハビリ スポンジと感覚

2017-05-29 11:24:07 | 家族によるリハビリ
前回リハビリ後に、先生に教わったスポンジを押しあてるのではなくこする方法で課題を行なってみた。
感覚のない場所でスポンジをこすったところで、最初のうちは何も感じなかった。
ただ父のスポンジをこすっては違うかたさのスポンジに変えるスピードは速すぎる気がした。
でもリハビリはスピードにも大事だろう・・・スポンジのこする動きは、押しあてられるときよりも、スポンジのわずかなりっかかりみたいなものを感じると思った。 こする速い動きは、スポンジのかたさの違う表面が作る強弱があると感じた。かたいほど強く感じた。

この2つを感じると、課題は最初はさっぱりわからなくても、わずかな感覚が生じていると思って、それを手掛かりに(たぶん自分が感じたものはスポンジのかたさを表しているのか?)答えていくと、不正解が減って収束していた。

いつもよりはやくわかると感じ、今は感覚がわからない腰付近の課題を行なっている。
感覚がわからない麻痺の右手でやってみたらどうなるんだろうと、右腕二の腕で試した。 最初は案の定わからなかった。でも答えていくと時間はあまりかけずに、考えるというか感じて答えているのに近く感じた。右手は動かないが、自分が思うほど感覚がないわけじゃないのだろうかと思った。

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考えたが何もわからなかった・・・

2017-05-26 11:57:22 | 訪問リハビリ
今週リハビリ中に、リハビリに立ち会った父が私の足を持ち、先生が股関節を押し込むような動作をされた気がした。わりと痛く、股関節の骨がこすられているみたいだった。
そのとき父に持たれた自分の足を思い出すと、左足のつま先は上を向いていた。
普段は寝ているときなどは、アキレス腱を縮こませ、甲の表面はこれ以上開かないほどピーンと張っており、つま先は上を向いておらず、頭とは逆方向である。
足首関節に含まれる、他の足首関節の骨に比べれば大きい距骨は、私のようにつま先が地面を向く格好である場合に、本来足首の中におさまっている状態だが、足首の前側の表面に出てきてしまうことが多いそうである。
リハビリ中だけ距骨が引っ込みつま先が上を向き、リハビリが終わりしばらくすると距骨がにょきっとでてくる・・・? 不思議な感じである。
今回はリハビリ中にいろいろ考えたはずだが進展はなかった気がした。
頭に浮かんだ自分の足は、太ももやふくらはぎ部分は筒状で、それを糸でつないだのが自分の足?
そんなばかな・・・と思った。自分の太ももが一瞬、丸みあるゴムに感じたときは、ふくらはぎと胴体がつながればいいのにと感じた。

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ツボ押し

2017-05-25 14:52:08 | 日記
先週中頃からはじまった足裏のしびれがあったので、その週の土曜日に感覚がわかりだしたと思っていた。

でも・・・。
今日シャワー入浴後にヘルパーさんが足裏のツボを押してくださっているのを見て気づいた。
わたし; 「足裏のツボを押してくださったのは先週がはじめてではありませんでしたか?2日後の訪問入浴後に足裏の感覚がわかったんですよ。」
ヘルパーさん;「それはリハビリの効果ではないのですか?」


先週は1日だけだが、家族によるリハビリをはじめて、スポンジを腰辺りで感じようとしていた。


先週は最近やっていないことやっていたんだなと思った。

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家族によるリハビリ

2017-05-22 13:01:19 | 家族によるリハビリ
父にお願いした。
どのようにリハビリを行うか、私のわかりにくい説明で父は理解しなければならなかった・・・


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

まず腰と股関節のあたりに感覚がないところを調べる

方法は、
指で押してみて、感覚がなかったら、そこへマジックで皮膚に直接肌に丸を書く(もちろん水性マジックで)
               
丸のある部分に、かたさの異なる3種類のスポンジをやわらかいものから順番にあててスポンジのかたさを私が記憶する
                      
記憶ができたら、3つのうちの1つのスポンジをあてる

その感覚が、3つのうち何番目に記憶したものに近いか、目をつぶって答えられるか


私は聞こえないので、

父が指で押したときやスポンジをあてたときは私の肩をたたく

感覚がなかったら私は手を上げる
何番目のスポンジか、指で数字で答える

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-


スポンジをあてるときの力の入れ具合はどんな感じだろうかと思った。(強さとか押しあてるスピードとか・・・)記憶のしやすい方法があったりするのだろうか。スポンジの硬いものと柔らかいものとの区別はつくと思っていたのにわからなかった。感覚がなかったのは、右の腰や股関節辺りであった。
腰付近に、感覚があるなしの境目があるらしいことがリハビリ中に確認していたため、このリハビリを行なっている。

2017/05/23リハビリ時に、実際の父のリハビリを見ていただき先生から助言がありました。スポンジをあてる→こする

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足の裏側に続いているしびれ

2017-05-21 11:41:17 | 日記
3日前からだろうか、車イス上でもベッドでも足裏がしびれている。
昨日の訪問入浴後にはじめて自分の足首から下にクリームを塗っていただいているのがはっきりわかった。

すごいと思って、夫に靴下をぬがせてもらい、見ないで足のどこかを触ってもらい、私はpomeraに入力し夫に見せた、
だいたい触られている位置が感じられ、くるぶしが触られると距骨が触られていると感じてしまう。確実には触られた場所はわかっていない。

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イメージ失敗

2017-05-17 12:14:05 | 訪問リハビリ
先生のリハビリでは、横に寝返る格好で、(感覚がしっかりせず押されていることはわかるが場所がよくわからない)指圧を受けているようだった。予想は股関節周辺が押されているように感じたが、痛いし、この場所を押す感覚を感じるのはおそらくリハビリでははじめてではないかと思った。その後同じ格好で足の曲げ伸ばしも行った。その時はされるままではなく、動かされるスピードに合わせるように自分でも足を動かした。

今回できると思ったイメージができず残念だった。
先生の手の動かし方は足首を軸に、足首から下をシーソーのように動かそうとしているのではないかと思ってしまった。つま先が上になったり、踵が下になったり、その逆も。でも足には何も起こらず、頭に映像もなかった。
大抵、一番最初に思ってイメージされるのに変だなとリハビリ終了後も気にはなった。
翌日、夫の足の動きを見せてもらったところ、イメージになれるわけがないと気付いた・・・
シーソーは左右は同じ長さだが、足はつま先側が長く踵側がすごく短い。
シーソーは左右同じ動きだが、足はつま先側と踵側の動きはまったく違った。踵はほとんど動いていないではないかと思った。

どうしてこんなイメージしかできなかったのだろう。
足の動きとはどんなものか知識で知らないのは当然のことだが、自分の身体のことなのに「こんな風に動く」と思い浮かべられないなら、自分と同じ人間の動いている身体の動きを観察したらイメージはしやすくならないものか?

この日のリハビリの最後に座ってみて、バランスは先生や母に支えられて大変だったと覚えている。しかし先月リハビリ初日に座ったときは両足は、先生の両足で抑えられていたが、この日は先生は「足の裏がついている感じする?」と質問されており状況が変わっていると思った。右足の踵にスーパーボールみたいなもの埋め込まれていてそれがわずかにどこかにあたった感覚があった。
しかしリハビリを受けたのはずっと左足だけで、右足が回復方向に感じられるのは不思議な気がしてしまう。


以前のブログを思い出した。(入院中、PTの女性の療法士さんが認知運動療法の本を読んで私を診てくれたときのもの)
触られていない部分に、触られる感じがすることは退院後にはないと思う。
ただ入院中の足が2本ある感覚は弱かった。左右どちらの足が触られたのかを感知するのも鈍かった気がする。間違えて感じることも?

また触られていない足に感覚が  2011.11.14

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恐らく自分の右手に対する意識の変化があったらしい

2017-05-14 11:51:04 | 日記
今朝は左手の甲に何かを感じ目が覚めた。
右手が左手の甲の皮膚をずらすように押して動かしていたのだが、右手にそのような感覚は感じられず、感じられたのは右手全体が「うーん」と伸びをしている気分だけだった。
 最近右手の肘は折りたたみ式のように曲がり、右手の手のひらは肩付近にあることが多く、自分で肘を伸ばすことが多かったが、今朝の右手の動きは驚いた。 ブログを書いている今も、右腕は重くだるく、存在感がありすぎる。 
 この原因は、先週訪問リハビリの先生の廃用手が使える手に回復したお話を知ったことが影響したと思っている。
先週はいろいろな人の両手の動かし方を見入ることが多かった。当然だが両手が自由に動くには身体は柔軟でバランス感覚がいいと感じた。

ちなみに私は1回目の脳出血で重度の右片麻痺になったのは約15年前である。
その約2年後に認知運動療法を開始して、それまで1日中頭はもうろうとしていたが、霧が晴れたように頭がすっきりし始めた。と同時に自分の右手は廃用手で動かないことをようやく認識できた。そして現在、動かない手が動く可能性を知ると、自分にはあてはまるのだろうかと思いつつ、自分の脳にはインパクトのある情報として記憶されたに違いないと思うのである。


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訪問リハビリ先生の長い筆談の文章

2017-05-08 13:36:07 | 訪問リハビリ
昨日のリハビリでは、先生と母の話し合いが大半を占めた。
私は話せないため、後から確認するということで・・・


先週リハビリの先生にお渡しした冊子は、書くことになった経緯をお伝えしておらず、先にちょっと読んでいただいた。話せば大した内容ではなく申し訳なかったのだが・・・


実際に執筆依頼があったのは、OTの中里瑠美子さんだった。
中里先生は、認知運動療法にかなり前から取り組まれていて、認知運動療法においては有名な方である。
中里先生が春秋社の編集者の方と話された際、そのとき私は中里先生に診ていただいていたのだが、ホームページで情報発信している患者がいると話されたそうである。
編集者の方が、その患者は何か言いたいことがあるのではと私にも書く機会を与えてくださったのである。



これを読んでくださった後、先生は筆談で最終的に5ページにわたる文章を書いてくれたのである。



ブログと冊子を読み、リハビリに参加したい気持ちがわかり、もう一度リハビリの進め方について話す必要を考えています。



とても嬉しかった。さらに、



10年程前に認知運動療法の講習に参加したり、本を買い読みました。PT2人で(先生はPTである)約2年かけて重度のマヒで知覚障害のある小脳出血の患者を診て、廃用手だったがお茶碗が持てるまで回復しました。認知運動療法の効果を私自身認めています。





認知運動療法をご存じだったばかりでなく、治療にあたり成功した経験もお持ちの先生だった。考えてみれば、4月から開始した訪問リハビリだったが、すでに足首が曲がるようになるとは、不可解であったと思う。

これからは、先生によるリハビリに家族による認知運動療法を取り入れ、自分の身体は回復する予定である。
コメント (1)
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2つのリハビリ療法の両立

2017-05-03 11:11:46 | 訪問リハビリ
前々回のブログにのせた、PAPER blogは、自分の頭は混乱状態にあった。。。
今受けているリハビリは認知に関するものではなく、でも受けているだけでも効果はあると思っていた。

でも4月から訪問リハビリを開始して、実際に先生が目の前にいて自分の身体を観てくださるわけである。自分が望むリハビリは何なのか、わかっていなければ前に進めないと気がついた。
4月から2回あったリハビリで、ひたすら自問自答してばかりしていた。
自問自答とは、リハビリ中に独り言を言っているようなものであった。

よく見えないけど、あの先生の手の動きは体重をかけていそう・・・内反している部分かな・・・倒れた膝を起こしてそれとは逆方向に足首をひねってる?・・・む、むずかしい私の左足・・・左足は少し動くし先生が動かしたら私も動かしてみよう・・・


1回目は足首に変化があり、2回目は足の筋肉の緊張に変化を先生も私も感じられたようだった。

リハビリ中に先生によりずっと引き起こされる感覚。
この感覚は意図あるもので私も一緒に考えたい対象だと思った。
ただ感覚をキーとして自問自答するなど続けられるものだろうか・・・
2回のリハビリは頭は疲れたが、でもやっていることは嫌ではない。
むしろリハビリ受けている気分が嬉しかった。

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