『日中再逆転』の書評を続けたり、中断したり、千葉日報を読んだり、テレビを見たり、その合間には庭の手入れをし、買い物に出かけと、年金生活者とは言え、忙しい日々です。
特に、コロナウイルスに絡む政治と社会の動きには、目まぐるしいものがあります。
今朝の千葉日報を見て、「総理は一つの難局を越えた」という感を強くいたしました。記事の見出しだけでも、見応えがあります。
〈 7面 国際政治欄 〉
1. 「周主席の来日延期」
「当面は国内対応優先」
「準備停滞、成果見込めず」
2. 「中国 批判メディアに報復」
「記者に圧力、サイト閉鎖」
「情報統制で拡大の反省なく」
3. 「バイデン氏10州勝利」
「残るは最大の票田加州」
〈 6面 国内政治欄 〉
1. 「観光需要回復へ官民連携」
「未来会議・部品調達中国依存脱却」
2. 「特措法改正12日衆院通過」
「公明は審査で了解せず」
3. 「自粛緩和 今月半ば判断」
「大規模行事めぐり厚労相」
7面 ( 国際政治欄 ) は、1.2.3.三つの記事で、紙面のほとんどが使われています。日本には、周氏の来日延期が最重要ですが、国際的には、2.の方がニュースバリューがあるのでしょう。一番大きな扱いで、写真入りです。
コロナ騒ぎが収まりつつある中国で、初動の対応が遅れたと周氏を批判したマスコミに対し、露骨な報復が始まったという記事です。
経済音痴の州氏が、相変わらず毛沢東の真似をし、国民への弾圧を続けて行けば、李克強氏の反撃が始まるはずです。そうなれば、経済重視の安倍氏には有利な状況が生まれます。
3.のバイデン氏の記事は、米国大統領選挙についてですが、民主党の乱立候補がどうなろうと、共和党のトランプ氏の勝利は間違いないというのが、大方の予想です。歴史的に見ても、民主党の大統領はルーズベルト氏以来、トルーマン、カーター、クリントン、オバマ氏と、日本にとって好意的な大統領はいません。11月の選挙で、トランプ氏が大統領になれば、安倍氏はやりやすくなります。
6面 ( 国内政治欄 ) は、1.2.3.の三つの記事を読みますと、潮目が変わったとという思いがします。
企業が中国での部品生産をやめ、他のアジア諸国へ生産拠点を移せば、中国への依存度が減ります。総理への圧力も減るはずです。特筆したいのは2. の 「特措法改正12日衆院通過」です。人権侵害になると反日野党が反対していましたが、成立しました。
この法が施行されると、政府が緊急事態を宣言し、都道府県知事が外出自粛や学校の休校、興業施設の利用制限などできるようになります。つまりこれは、有事の際の緊急時に、政府の機敏な対応を可能にするもので、自民党がずっと願っていた法律です。
あとは、最後の峠である「コロナウィルスの押さえ込み」ができれば、3. の記事の通り、様々な自粛緩和を、加藤厚労大臣が判断するだけとなります。
総理の「一斉休校要請」は、賛否両論を呼びましたが、結果として考えれば、周氏の来日を荒立てずに中止する効果がありました。尊大な周氏も、メンツが潰されずにすみ、ほっとしているに違いありません。
ということで「ねこ庭」から眺める私には、「総理は一つの難局を越えた」と思えます。それだけでなく、トランプ氏が再選されれば、総理の政権基盤がさらに強まり、総裁任期延長、後継者育成、政権禅譲という道筋が見えてきます。
歴史に残る足跡を残したいと欲を出さなくとも、国を思う国民には、総理の足跡の大きさが理解されています。おかしな法律をたくさん成立させましたが、それは今後の運用次第です。優秀な官僚は、法律を骨抜きにする才能が政治家の誰よりも長けています。
1. 憲法改正の気運を国内に波及させ、「憲法改正」を政策として掲げた。
2. 女性宮家への反対を明確にした。
3. 集団的自衛権行使を可能にする法の整備をした。
4. 緊急事態対応のための、特措法改正を実現した。
反日左翼の野党、反日・左翼のマスコミ、反日の中国、韓国、アメリカの反日勢力など、四面楚歌の中で、これだけのことをやったのですから、大したものです。保守の中にも、厳しい安倍批判があり、時には私も仲間になりますが、強運の総理であると思います。
本日の記事は総理のためというより、日本のためには「吉」だと思います。その代わり、周氏には「凶」でしょう。
今朝の新聞を見て、これだけは息子たちに伝え、「ねこ庭」を訪問される方々にもご報告したいと、ブログに向かいました。しばらく休憩し、『日中再逆転』へ戻ります。
安倍総理大臣は一つの難局を越えた、、、と言う御指摘ですが、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、
確かに安倍総理は、悪運の強い人かもしれません。
この度、中共の習近平国賓招聘が、中止になったことはまことに幸いでした。
もし、この時期に習近平を国賓として招待していたら、もう、安倍さんは
最悪の宰相として悪名を残した事になるでしょう。
☆☆☆さらに、中共と韓国からの事実上の入国禁止は、あまりにも後手後手だったとは言え
まあ、まあまあ良策だと思います。☆☆☆☆
●この期に及んで、「中国韓国からの入国を禁止しないで、ちょうだい」と言う者がおれば、
そのものは、誰であれ、もはや【国賊】と呼ぶしかないですよ!!●
安倍さんは、やっと当たりまえの事に気がついてくれたんですわ。
本来の【安倍さんらしさ】を、取り戻してくださったらいいんですが、、、、、、
しかし、安倍総理は、このニ、三年、カジノ法案や外国人労働者拡大政策、水道民営化など、
相当、おかしな政策を、なさっておられます。
ですから、純正愛国者の信頼性を取り戻すのは、これから猛反省の上の猛努力を
していただきたいです。
。。。。。ほんとに真摯に、そう、お願いします!
安倍総理は、悪運の強い人・・・私は強運と言いましたが、もしかすると悪運かもしれません。
全ては今後の政策次第です。現在私の総理への信頼度は、2:8です。希望的信頼度が 2 で、不信感が 8 です。苦渋の日々が、まだ続きます。
反日野党への、信頼度 0 もしくは、マイナスよりはマシです。
まだまだ保守層から見たら安倍総理への失望は解けません、自民党内の人事に手を付けるか媚中2Fの影響力を排除しない限り中韓に物申すことは出来ないと思います。
変な言い方ですが、腰を据えた、命を懸けた覚悟がこの人にはできるのだろうかとの不信感です。
にこやかな外交は得意ですが、ロシアのプ-チン大統領や中国習主席と渋面で張り合う度胸があるかどうか、そこが心もとない。
表に見せなくて腰の据わった自衛隊高官たちの知恵を借ることも必要だと思います、元統合幕僚長たちの対談は見事ですよ。
安倍びいきなだけに、いつまでも媚中組の言いなりになるな。
保守政治家としての覚悟・・・貴方なら、きっとそう言いますね。
アメリカは銃を乱射する国、ロシアと中国は、前任者を粛清する国です。トランプ、プーチン。習近平各氏は、国の成り立ちからして、覚悟をしていると思います。
肝心の総理に、覚悟があるかどうか。これは私に分かりません。民主党の鳩山、菅、野田氏が総理だったとき、米国や中国の大統領・主席と、小さくなって対話していた姿を考えますと、少なくとも安倍総理には、度胸はあるようです。
いずれにしましても、頭を悩ませてくれる政治家です。結果を見てしか判断できないところが、もどかしいですね。
答えにならないコメントですが、どうかご容赦ください。